「銀河英雄伝説」シェーンコップの名言まとめました

「銀河英雄伝説(田中芳樹)」より、自由惑星同盟ワルター・フォン・シェーンコップの名言をまとめていきます。

1巻 黎明篇

第五章 イゼルローン攻略

「私が噂通り七人目の裏切者になったとしたら、事はすべて水泡に帰します」
「そうなったらどうしますか?」

薔薇の騎士(ローゼンリッター)連隊長のシェーンコップは、ヤンに重要な任務で呼ばれる。
歴代の連隊長の多くが裏切者のため、いきなりシェーンコップは不穏なことを話し出す。

「失礼ながら、提督、あなたはよほどの正直ものか」
「でなければルドルフ大帝以来の詭弁家ですな」
「とにかく期待以上の返答はいただいた。この上は私も微力をつくすとしましょう」
「永遠ならざる平和のために」

ヤンからイゼルローン要塞攻略の重要任務を受けたシェーンコップ。
ヤンにこの無茶な作戦を受けた理由を問いかけ、答えに満足したことを伝える。

「どんな厳重なシステムも、運用する人間しだいという、いい教訓だ」

イゼルローン要塞に侵入し、あっさり司令官を人質に取るシェーンコップ。
防犯システムを活用できていないことを指摘する。

「こいつは戦闘と呼べるものではありませんな、閣下。一方的な虐殺です」

帝国軍はイゼルローン要塞を奪われたが、再奪取を目的に攻撃してくる。
しかし巨大な要塞砲により一方的に撃破され、シェーンコップはヤンに語りかける。

第六章 それぞれの星

「私は自分の人生の終幕を老衰死ということに決めているのです」
「150年ほど生きて、よぼよぼになり、孫や曾孫どもが」
「やっかい払いできると嬉し泣きするのを聴きながら、くたばるつもりでして」

辞表を出したが受理されなかったヤンに対して、シェーンコップが語ったこと。
ヤンの部下でいれば長生き出来ると考えていた。

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2巻 野望篇

第三章 ヤン艦隊出動

「あなたほど戦争の愚劣さを嫌っている人間はいませんが」
「同時にあなたほどの戦争の名人はいない」

ヤンのある行動を見たシェーンコップは、ヤンを矛盾の塊と話す。
それはヤンの戦争に対する考え方と、実績との乖離から来ていた。

「そもそも軍人というのが、あたなの柄じゃありませんよ」
「それでもこのうえなくうまくやっているんだ、独裁者だってけっこううまくこなせるでしょう」

ヤンにこの機会を利用して、独裁者になることを提案するシェーンコップ。
しかしヤンにその気は無く、さらに何事も無いように話は終わった。

第五章 ドーリア星域の会戦

「まあ、これくらいの役得がないとね」

惑星シャンプールの反乱を見事な手際で鎮圧したシェーンコップ。
戻ってきた姿を見たヤンが呆れた時、軽い感じで返していく。

3巻 雌伏篇

第五章 査問会

「首都に残っている柔弱な連中なら、片手で一個小隊はかたづけるでしょうよ」
「私なら一個中隊ですな」

ハイネセンへの召還命令が届くヤンに対して、護衛にマシュンゴをすすめるシェーンコップ。
ヤンが君より強いかと聞くため、シェーンコップはさらりと答える。

第七章 要塞対要塞

「敵もどうして、打つ策が早い!」
「すこし運動してくるだけです、すぐもどりますよ」

イゼルローンの外壁に敵兵が接近したことを知るシェーンコップ。
止めるキャゼルヌに対して、自身が指揮を取ることを伝える。

「まあね、女とコーヒーについては、死んでも妥協したくありませんでね」

イゼルローンはピンチを迎えるが、コーヒーの味に注文をつけるシェーンコップ。
キャゼルヌに皮肉を言われた後、自分の考えを話していく。

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4巻 策謀篇

第四章 銀河帝国正統政府

「つまり、私は一度、祖国を喪失した男です」
「一度が二度になったところで、いまさら驚きも嘆きもしませんよ」

過去に帝国から同盟に亡命しているシェーンコップ。
再び同盟は滅亡の危機にあるが、その点に興味は示さなかった。

第八章 鎮魂曲への招待

「私はワルター・フォン・シェーンコップだ、死ぬまでの短い間、憶えておいていただこう」

ヤンの策略により、ロイエンタールの旗艦に突入するシェーンコップ。
名乗りを挙げて戦うが、ロイエンタールを討ち取るまではいかなかった。

5巻 風雲篇

第二章 ヤン提督の箱舟隊

「ほう、勝機!? すると、勝てると思ってはいらっしゃるのですか」

イゼルローン要塞を放棄することによって、勝機があると話すヤン。
シェーンコップはこの状況においても、勝機があると考えるヤンに驚きを見せる。

「独裁者を支持するのも民衆なら、反抗して自由と解放を求めるのも民衆です」
「民衆の多数が民主主義ではなく独裁を望んだとしたら」
そのパラドックスをどう整合させるのか」

この混乱に乗じて、再びヤンに独裁者になることを提案するシェーンコップ。
民衆は必ずしも自由ではなく、独裁を望んでいる場合もあることを話していく。

「要塞とか人妻とかいうものは、そう簡単に借りられないものですがね」
「ひっかけるしかないでしょう」

イゼルローンを放棄すると話すヤンだが、必要が出来れば取り返すとも話し出す。
簡単にはいかないと話すシェーンコップだが、ヤンは楽しむような感じだった。

第七章 バーミリオン

「あなたが、ほんとうに勝つ気があればね」

ヤンが勝てるかと聞いて来た時、シェーンコップが返したこと。
ヤンにとっての「勝つ」が単純ではないことを理解していた。

第九章 急転

「さあ、政府の命令など無視して、全面攻撃を命令なさい」
「そうすれば、あなたはみっつのものを手に入れることができる」
「ラインハルト・フォン・ローエングラム公の生命と、宇宙と、未来の歴史とをね」
「決心なさい! あなたはこのまま前進するだけで歴史の本道を歩むことになるんだ」

ヤン艦隊はラインハルトの旗艦を射程にとらえるが、政府より休戦命令が入る。
シェーンコップは戦いを続ける利益を訴えるが、ヤンが聞き入れることは無かった。

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6巻 飛翔篇

第二章 ある年金生活者の肖像

「せっかく軍隊という牢獄から脱出しながら、結婚というべつの牢獄に志願してはいるとは」
「あなたも物ずきな人ですな」

ヤンの結婚式の時にシェーンコップが話したこと。
女性関係は派手でも、結婚に対しては否定的だった。

第五章 混乱、錯乱、惑乱

「この罠の悪辣さは、罠と知りつつしたがうより他に対応のしようがないという点にあると見るべきだろう」

帝国の要請により、同盟側がヤンを逮捕すると予想するシェーンコップ。
同盟側も策と気づくと話すアッテンボローに、悪辣さを話していく。

「専制政治だの民主政治だの、着ている服はちがっても、権力者の本質は変わらない」

アッテンボローに権力者の本質を話すシェーンコップ。
それは自分以外の誰かの犠牲を美談にすることだった。

「あの連中は、吾々が政府に対する造反の相談をしているのではないか、と、うたがっている」
「というより、期待している。だとしたら、期待に応えてやるのが俳優の義務だろうよ」

帝国と同盟の意図を正確に読み切るシェーンコップ。
それを知りながら利用することを考える。

「おれは命令するのは好きだが、命令されるのはきらいでね」

行動を開始するシェーンコップ達だが、警察から止まるよう命令される。
方針を問いかけるアッテンボローに、シェーンコップは不敵に答える。

第七章 コンバット・プレイ

「なるほど、あなたは良心的でいられる範囲では良心的な政治家らしい」

ヤンの救出に来たシェーンコップは、まずレベロ議長の拘束に成功する。
レベロは国家のためにヤンを犠牲にすると話したため、シェーンコップは皮肉で返す。

「長生きするにしても、おもしろい人生でなくては意味がありませんからな」
「あなたをお助けするゆえんです」

ヤンの救出に成功するシェーンコップ。
あくまで自分のためを強調する。

「さっさと行け! 砂時計の砂粒は、この際ダイヤモンドより貴重だ」

次はレンネンカンプを捕らえるために動き出すシェーンコップ。
少数による電撃作戦のため、プルームハルトに指示を出す。

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7巻 怒濤篇

第二章 すべての旗に背いて

「あなたと皇帝ラインハルトとの差というものを考えたことがありますか、元帥」
「いや、才能の差ではありません、覇気の差です」

独立した状況になっても、軍人であるヤンは政治的主導者の立場を拒否し続ける。
その状況を見るシェーンコップは、目的があっても手段を選ぶ姿勢を非難する。

第八章 前途遼遠

「愛してもいない女を抱くには、人生は短すぎるだろうな」
「愛してもいない男に抱かれるにも、人生は短すぎるだろうよ」

生まれたのを知らなかった自分の娘カリンから、母親のことを聞かれたシェーンコップ。
しかし動揺すること無く、いつものように答える。

「おれのことを不良中年だと言ってまわっているそうだが、おれはまだ中年じゃない」

カリンのことでポプランと会話をするシェーンコップ。
最後にこの言葉を話す。

8巻 乱離篇

第二章 春の嵐

「おれとしては、何も悪いことができなかったような甲斐性なしに」
「30歳になってもらいたくないね」

何も悪いことをしてないのに30歳を超えたとして、アッテンボローは理不尽な怒りを話す。
しかし聞いたシェーンコップは、余裕をもって返答する。

第五章 魔術師、還らず

「助力が必要なら、キャゼルヌ中将」
「婦人兵にかぎって小生ひとりで全員を眠りの園から呼びもどしてさしあげようか」

長期間の激戦を戦い抜いたヤン艦隊のため、兵士は倒れるように眠っていた。
艦隊戦では出番が無かったシェーンコップは、この軽口を叩く。

第六章 祭りの後

「……おい、よせよ、ここは演劇学校の練習場じゃない」
「悲劇の舞台げいこなんぞやりたくもないぜ……」

ユリアンよりヤンがテロにより殺害されたことを知るシェーンコップ。
いつもの冷静さは出せなかった。

9巻 回天篇

第一章 辺境にて

「ヤン・ウェンリーの語調を借りれば、こういうことになるかな。歴史はどう語るか」
「ユリアン・ミンツはヤン・ウェンリーの弟子だった」
「ヤン・ウェンリーはユリアン・ミンツの師だった。さて、どちらになるものやら」

キャゼルヌとユリアンいついて話すシェーンコップ。
ユリアンの才能は認めるが、今度どうなるかは誰にも分からなかった。

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10巻 落日篇

第二章 動乱への誘い

「おれたちは変化を待っていた。いま変化がおこった」
「これに乗じて、変化の幅を大きくするのも、りっぱな戦略だ」

民衆たちが蜂起したことにより、イゼルローン軍にも救援依頼が来ていた。
戦略的に有利とは言えないが戦いを決意したユリアンに、シェーンコップは同意を示す。

「同情するふりをしてもらわなくて結構だ」
「エキジビジョン・ゲームは二流俳優にまかせて、名優は皇帝陛下御前興行に出演するさ」
「むろん、惑星ハイネセン奪還作戦に決まっている。そう遠くのことでもあるまい」

今回の艦隊戦は、出番の無かったシェーンコップ。
その点をアッテンボローに指摘された時、いつものように不敵な返事をする。

第五章 昏迷の惑星

「独身者だけの楽しいパーティーに、妻帯者をまぜるわけにはいかんからね」

人質を取られ、オーベルシュタインからの呼び出しを受けるイゼルローン軍。
将官級だけで行くと話すシェーンコップだが、妻帯者としてキャゼルヌは外す。

第七章 深紅の星路

「……OK、ユリアン、先に皇帝と対面したほうが、やりたいようにやるさ」
「礼儀正しく話しかけるか」
「あの豪奢な黄金色の頭に、戦斧を振りおろして、大きな紅玉に変えるか」

ラインハルトの旗艦に乗り込むことを決めるイゼルローン軍。
シェーンコップはユリアンの同行にOKを出す。

「恋愛は大いにやるべきだが、子供を産むのは、20歳をすぎてからにしてくれ」
「おれは30代で祖父さんになる気はないからな」

敵艦への突入前にカリンに声を掛けるシェーンコップ。
生きて帰れる保障は無いが、いつもと何も変わらない。

第八章 美姫は血を欲す

「ユリアン、ここはおれたちが防ぐ。お前さんは皇帝に会え」
「会って話あうなり、敬意をこめて首をはねとばすなり、お前さんの判断で歴史を創るんだ」

敵艦への突入には成功するが、なかなか先に進むことは出来ない。
シェーンコップは自分たちが道を作るとし、ユリアンには先に進むことを優先させる。

「さて、誰が名誉を背負うのだ?」
「ワルター・フォン・シェーンコップが生涯で最後に殺した相手、という名誉をな」

圧倒的な強さを見せるシェーンコップだが、予想外のことから深手を負う。
死は間近に迫っていたが、それでも笑いながら敵兵を圧倒していく。

「ワルター・フォン・シェーンコップ、37歳、死に臨んで言い残せり」
「わが墓碑に銘は要らじ、ただ美女の涙のみ、わが魂を安らげん、と」

最後として自分の墓碑を語るシェーンコップ。
ただ内容に満足はしなかった。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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