「ギリシア人の物語(塩野七生)」より、アレクサンドロスの名言・台詞をまとめていきます。
アレクサンダー大王またはイスカンダルとも呼ばれている。
ギリシア人の物語Ⅲ
「年齢を重ねれば経験も増すだろうし、慎重さも身についてくるでしょう。しかし、若いからこそ充分にある、瞬時に対応する能力は衰えてきます」
「わたしがアレクサンドロスでなければディオゲネスになりたい」
「わたしは、勝利を盗みに行きたくない」
「複雑な問題の解決には、断固とした意思と、明快で単純で果断に対処するのが、最も有効な方法になる」
(有名な「ゴルディオンの結び目」の説話より)
「わたしなら、『イーリアス』の一巻を入れておく」
「パルメニオンならば、そうするだろう。だがわたしは、パルメニオンではない」
「しかし、これほどわたしを幸せにしてくれるきみたちの熱い想いも、わたしが示してきた勇気があったからこそ、生れた感情であることも事実だろう」
「わたしは、ヘラクレス神に扮装したおまえが儀式を行っている間、邪魔をしなかった。だから、わたしの演説も邪魔しないでもらいたい」
「ただし、もどるとは言っても、どこをどうもどるかは、わたしが決める」
「ヨーロッパもアジアも、今では一つの国になったのだ。きみたち全員は、一人の王の許で、共に平和を生きていく運命を共有するようになったのだ」
「最後にもう一つ、これだけはつけ加えておく。おまえたちのただ一人といえども、敵に背を向けて逃げる事態に合わせなかったということを」
「王にとっては義務だから、祭祀は行う。たが、神々の中でもアスクレピオスは、わたしには少しも幸いをもたらさなかった」
「このわたしからこうも早く、ヘーファイスティオンを奪い去ってしまったことくらい、医師アスクレピオスの怠慢を示すことはない」
「より優れた者に」
(後継者を尋ねられた時)
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