「ギリシア人の物語」よりアレクサンドロスの名言まとめました

「ギリシア人の物語(塩野七生)」より、アレクサンドロスの名言をまとめていきます。
アレクサンダー大王またはイスカンダルとも呼ばれている。

ギリシア人の物語Ⅲ

「年齢を重ねれば経験も増すだろうし、慎重さも身についてくるでしょう」
「しかし、若いからこそ充分にある、瞬時に対応する能力は衰えてきます」

哲学者アリストテレスはかつての弟子アレクサンドロスに、大遠征は先に延ばす提案をする。
しかしアレクサンドロスは、若い今の内だからこそ出来ることを話していく。

「わたしがアレクサンドロスでなければディオゲネスになりたい」

質素な暮らしをしているディオゲネスを訪ねたアレクサンドロス。
その時に言われたことから、このように表現している。
ただ著者は「どこかの哲学者まがいがでっちあげた」と書いている。

「わたしは、勝利を盗みに行きたくない」

ペルシアとの「グラニコスの会戦」に挑むアレクサンドロス。
夜襲を提案する臣下に、正々堂々と勝利したいことを伝える。

「複雑な問題の解決には」
「断固とした意思と、明快で単純で果断に対処するのが、最も有効な方法になる」

これはアレクサンドロスの言葉では無いが、有名な「ゴルディオンの結び目」の説話より。
誰も解けないロープの結び目を、アレクサンドロスは剣で両断する。

「わたしなら、『イーリアス』の一巻を入れておく」

ペルシアに勝利したアレクサンドロスは、豪華で美しい小箱を得る。
多数の宝石が入っていたが、興味なげにこの言葉を話していく。
ここから遠征の目的が、利益ではなく遠征そのものだったことがよく分かる。

「パルメニオンならば、そうするだろう。だがわたしは、パルメニオンではない」

ペルシア王からの講和について、重臣のパルメニオンは受けることを提案する。
しかしアレクサンドロスは受けないことを明言する。

「しかし、これほどわたしを幸せにしてくれるきみたちの熱い想いも」
「わたしが示してきた勇気があったからこそ、生れた感情であることも事実だろう」

戦場では常に先陣を走るアレクサンドロスは、部下たちから止めて欲しいことを懇願される。
しかしアレクサンドロスは話を真摯に聞くも、実際に変える気持ちは無かった。

「わたしは、ヘラクレス神に扮装したおまえが儀式を行っている間、邪魔をしなかった」
「だから、わたしの演説も邪魔しないでもらいたい」

占い師の儀式の後にアレクサンドロスは兵士に演説するが、内容を占い師より批判される。
しかしアレクサンドロスはお互いの領分を侵さないことを指摘する。

「ただし、もどるとは言っても、どこをどうもどるかは、わたしが決める」

インドを横断しようと考えるアレクサンドロスに対して、兵士はストライキに入る。
要望を受け容れ帰ることを決めるアレクサンドロスだが、同じルートを帰ることは無かった。

「ヨーロッパもアジアも、今では一つの国になったのだ」
「きみたち全員は、一人の王の許で、共に平和を生きていく運命を共有するようになったのだ」

敗者のペルシア人にも重要な任務を与えていたアレクサンドロスだが、裏切りを発見する。
処罰は厳格に行なうが、全体として許容する方針は変えなかった。

「最後にもう一つ、これだけはつけ加えておく」
「おまえたちのただ一人といえども、敵に背を向けて逃げる事態に合わせなかったということを」

50代に入ったベテラン兵士を帰国させようとしたが、不満を持ち反旗をひるがえす。
アレクサンドロスは兵士に怒りをぶちまけるが、その中の一節になる。

「王にとっては義務だから、祭祀は行う」
「たが、神々の中でもアスクレピオスは、わたしには少しも幸いをもたらさなかった」
「このわたしからこうも早く、ヘーファイスティオンを奪い去ってしまったことくらい」
「医師アスクレピオスの怠慢を示すことはない」

心の友ヘーファイスティオンを病で失うアレクサンドロス。
神官たちの非難を浴びることを話すが、本人にとっては当然のことだった。

「より優れた者に」

33歳になる少し前には瀕死の状態に陥るアレクサンドロス。
後継者を尋ねられた時、この言葉を残す。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
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