「かがみの孤城(辻村深月)」の名言まとめました

「かがみの孤城(辻村深月)」より名言をまとめていきます。

 

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かがみの孤城

そんな奇跡が起きたらいいと、ずっと、願っている。
そんな奇跡が起きないことは、知っている。(安西こころ)

 

第一部 様子見の一学期 五月

世の中で決まっているルールには、全部、そうした方がいい理由がきちんとある。(こころ)

 

行かないんじゃなくて、行けない。(こころ)

 

背後から、追い打ちのように、ため息が聞こえた。(こころ)

 

今日が台なしになったせいで、もう次に行ける気がまったくしなくなっていた。(こころ)

 

深呼吸する。
でも、違う。
この人は、私が何をされたか知らないんだ。(こころ)

 

本当は会って、聞いてほしいことがたくさんある気もしたけれど、気を遣われているのが気まずくて、そうなってしまう。(こころ)

 

「なんだよ、気になんないのか? 目の前に城だぞ、こんな達者にしゃべる子どもだぞ。今から冒険が始まるかも、とか、異世界ファンタジー? とか、期待しないのか」(オオカミさま)

 

「互いの顔色を窺うな!」
「自分が聞かなくても、誰かが何か聞いてくれるんじゃないかって期待するのはよくないぞ。何か言いたいことがあったら直接言え!」(オオカミさま)

 

みんな、学校に行ってない。
だけど、誰もそのことを突っ込まない。聞かない。話さない。(こころ)

六月

雨を好きでも、いいのかもしれない。
だけど、学校というところは、そんな正直なことを言ってはいけない場所だった。(こころ)

 

七月

自分の気持ちがここでの「願い」の力を使われるせいでねじ曲げられてしまうことを考えると、怖かった。(こころ)

 

あの子たちが、こころのことを呼んでいるかどうかはわからない。みんなは私が行かなくても何も気にしてないんだろうな、とつい考えてしまう。(こころ)

 

誰かに、悪くないよ、と言ってほしかった。(こころ)

 

ここからは、誰にも──学校で仲良くしていた友達にも知られたくないことだった。昔からの仲良しにも、仲良しだからこそ知られたくない。(こころ)

 

あの子たちの世界は、どこまでも自分たちに都合よくしか、回っていなかった。(こころ)

 

何も、起こっていない。
こころの家では何も起こっていない。
殺されそうにも、なってない。(こころ)

 

八月

構わないでもらえることが、一番楽で、嬉しい。
だけど、この先もずっとこうなのかを考えると、体がものすごく重たくなる。(こころ)

 

「勉強できそうって思われるような外見してることは、自分でもわかる。だけど、成績、私、悪いんだ。勉強、わかんないとこもたくさんある。どこからやったらいいか、もうわかんないよ」(フウカ)

 

知らない人がこんなすぐ横にいるなんて、なんだか信じられなかった。
怖い。
コンビニが、怖い。(こころ)

 

「小説とか、漫画で泣いたことある? アニメとか映画とかは?」
「じゃ、それとゲームの何が違うわけ。ちょっと想像力が貧困なんじゃないの?」(マサムネ)

 

今どうせ言うのなら、だったら「言うつもりがなかった」なんて、初めから言わなければいいのに。(こころ)

 

こころちゃんが学校に行けないのは、絶対にこころちゃんのせいじゃないです。(喜多嶋先生)

 

みんな、それぞれに理由がある。
この城に来ている時点でわかっていた。だけど今、それを言葉にして突きつけられると、つらい。どう言っていいかわからない。(こころ)

第二部 気づきの二学期 九月

けれど、きっと、嘘じゃない。
その瞬間瞬間に彼が感じた感情は、きっとどれもその通りで、正しいのだ。(こころ)

 

真面目、という言い方が、なんだか自分たちをバカにしているような気がして、こころもフウカも黙ってしまう。自分たちの知らない世界をひけらかすようにそうされると、それが羨ましいかどうかに関係なく、ただ嫌な気持ちが胸に広がるようだった。(こころ)

 

これは、質問じゃなくて、本当に聞きたいわけではなくて、私の願望だ。
気づいてほしい、という願望だ。(こころ)

 

だから、言えない。
この人たちは大人で、そして正しすぎる。(こころ)

 

「だって、こころちゃんは毎日、闘っているでしょう?」(喜多嶋先生)

 

十月

「じゃあ、諦めろ。大事かもしれないが、願いを叶えるっていうことにはそれだけのエネルギーがいるということだ」(オオカミさま)

 

十二月

あれはケンカなんかじゃない。
ケンカはもっと、お互いに言葉が通じる者同士がすることだ。もっと、対等なことだ。(こころ)

 

認めるわけなんかないのに。
あの子は、あの子にとって正しい話しか、きっとしないのに。(こころ)

 

「少なくとも、オレたち、助け合えるんじゃないかって」(マサムネ)

第三部 おわかれの三学期 一月

そんな夢みたいなことさえ、つい考えてしまいそうになる。(こころ)

 

だって、現実は、もっと本当にどうしようもない、こころの願望も考えも通用しない場所なんだから。(こころ)

 

言葉が通じない───と絶望的に思い知る。(こころ)

 

どうして心配してるんだったら、あんなふうに無視したりしたのか。
思うけれど、心の一部が、その理由をすでに知っている気もした。
後ろめいたからだ──と。(こころ)

 

「こころちゃんが頑張ってるの、お母さんも、私も、わかってる。闘わないで、自分がしたいことだけ考えてみて。もう闘わなくてもいいよ」(喜多嶋先生)

 

「ごめん。こういう話聞くと、困るよな。別に何か言って欲しいわけじゃないんだ」(リオン)

 

二月

消えてしまうなら。それでもいいのかもしれない。(こころ)

 

三月

「世界の標準がどうだろうと、オレたちがいなきゃいけないのは日本の現実なんだから」(マサムネ)

 

「学校は、絶対に戻らなきゃいけないところってわけじゃない」(喜多嶋先生)

 

”許す”って、なんだろう。(こころ)

 

「そんなもんなんだよ。──バカみたいだよね」
「たかが学校のことなのにね」(東条さん)

 

「勉強は一番ローリスクなことかもしれない」(喜多嶋先生)

 

閉城

「楽しかった」
「私、ここに来てる間だけは普通の子みたいになれて、本当に嬉しかったんだ」(フウカ)

 

「普通かそうじゃないかなんて、考えることがそもそもおかしい」(リオン)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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