「道をひらく」他より松下幸之助の名言まとめました

「道をひらく」他より、松下幸之助の名言をまとめていきます。

作品リスト
「道をひらく」
「素直な心になるために」
「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」

道をひらく

自然な行動

雨がふれば人はなにげに傘をひらく。
この自然な心の働きに、その素直さに、私たちは日ごろあまり気づいてはいない。

この言葉を当たり前と捉えるだろうか?
もしそう捉えたなら、あなたは思ったことと行動が一致していますか?
例えば、お年寄りに席を譲りたいと考えた時、あなたは自然に席を譲れていますか?
心の動きに素直に行動するとは、非常に難しいことなのです。

順境と逆境

逆境は尊い。しかしまた順境も尊い。
要は逆境であれ、順境であれ、その与えられた境涯に素直に生きることである。
謙虚の心を忘れぬことである。

苦労をすることが大切という風潮がある。
そのため現代の若者を非難する年配者は多い。
しかし逆境も順境もただの状況に過ぎず、その人の本質を表すものではない。
逆境を克服するのは評価できる。
しかし逆境にならないように手を打つことも、評価できるのである。

目の見えない人

目の見えない人は、なかなかケガをしない。

これをどのように考えるかは分かれるかもしれない。
目の見えない人は、「ケガをすることをしないだけ」と言うことも出来る。
目の見えない人は、「慎重に行動しているのでケガをしない」と言うことも出来る。
個人的には、目の見えない人の慎重さを学びたい。

変わること

おたがいにともすれば、変わることにおそれを持ち、変えることに不安を持つ。
これも人間の一面であろうが、しかしそれはすでに何かにとらわれた姿ではあるまいか。

変わりたいと考える人がいる。
また逆に変わりたくない、もしくは変わって欲しくないと考える人がいる。
しかしどちらにしても、無理をしているように見えるのではないだろうか?
自然な感情ではなく、とらわれているのかもしれない。

スポンサーリンク

決断

それが最善の道であるかどうかは、神ならぬ身、はかり知れないものがあるにしても、断を下さないことが、自他共に好ましくないことだけは明らかである。

決断しないとは、迷っているということ。
当然、その迷いや悩みは多くの人に伝わっていく。
それが人の集まりに置いて、いかに問題が発生するかは言うまでもないだろう。

判斷の意味

いかに適格な判斷をしても、それをなしとげる勇気と実行力とがなかったなら、その判斷は何の意味も持たない。

「知っている」と話す人がいる。個人的には、その言葉を話す人を信用しない。
大切なのは出来るか出来ないか?
知っているだけで何もしない、もしくは出来ないなら知らないのと同じである。

策の意味

善意の策も悪意の策も、所詮策にすぎない。

その人の心の持ちようではなく、「策」自体を否定している。
これは意見が分かれる所でしょう。
この考えだと「サプライズ」を全て否定していることになるのだから。

自己評価

もう一度、自問自答してみたい。
もう一度、みずからに問い、みずからに答えたい。

人はどうしても他人や世間の評価を気にします。
他人の評価を得るために自分を偽っているとしたら、それは正しいのだろうか?
やはり一番大切なのは自己評価である。

世間

世間というものは、きびしくもあるし、また暖かくもある。

世間の厳しさにぶつかった時、人は厳しさばかりに目が行ってしまう。
しかし同時に、暖かさがあることを思い出したい。
もちろん逆に暖かさを感じている時、厳しさがあることも忘れてはいけない。

スポンサーリンク

恐れること

失敗することを恐れるよりも、真剣でないことを恐れたほうがいい。

失敗を恐れるということは、何もしないということ。
それよりも問題に真剣に取り組みたい。
ただここで絶対に勘違いしてはいけないことがある。
仕事を真剣にすることと、長時間労働はまったく関係がないという事実である。
ブラック企業の理屈を信じてはいけない。

働き方

額に汗して働く姿は尊い。だがいつまでも額に汗して働くのは知恵のない話である。

同じことを同じように繰り返している人がいる。
それを「真面目」と言って、評価する人もいるだろう。
しかしそこに工夫がないとしたら、その人である必要はあるだろうか?
少し厳しい言い方になるが、そのような仕事をしていてはリストラされて当然である。

敵と進歩

倒すだけが能ではない。敵がなければ教えもない。従って進歩もない。

敵もしくは相手からも、得るものはあるという考え方。
相手の方法を否定ばかりしていてはもったいない。
そこからもアイデアを吸収して、自分に役立たせるのが好ましい。

教育

教えずしては、何ものも生まれてはこないのである。

教育の重要性を訴えている。
社内の教育が上手くいっていない場合、社員を責めるのではなく教育方法を見直したい。

必要なもの

川にダムが必要なように、暮らしにもダムがほしい。

ダムとは余裕と考えて欲しい。
多くの人は余裕が欲しいと思いながら、余裕を作ろうとはしない。
そのため月末に苦労する場合がある。
たった1ヶ月分の貯金が出来れば、月末に苦労することはあり得ない。
「そんな余裕はない」という人は、本当に無駄なことをしていないだろうか?

素直な心になるために

素直な心とは

素直な心とはどういう心であるのかといいますと、それは単に人にさからわず、
従順であるというようなことだけではありません。

むしろ本当の意味の素直さというものは、力強く、積極的な内容をもつものだと思います。

これは人の持つ「素直さの視点」の違いではないだろうか。
多くの場合、素直と表現する時は「相手に対して素直」となる。
ここでは「自分に対して素直」と捉えている。
しかし自分に対して素直な人は、得てして「わがまま」と言われる。
まったく人は、都合よく言葉を解釈するものだ。

流水の心

流れる水はいかなる障害物に出あおうとも少しも苦にせず、
サラリと回って流れづづけていきます。
それと同じように、真の素直な心になったならば、
いかなる困難に出あおうとも融通無碍に対処して、
みずからの歩みをきわめてスムーズに進めていくことができるようになると思います。

人は困難や障害に出会うと、乗り越えようと努力する。
または乗り越えられずに挫折する。
しかし広い視点でみれば、横を通り過ぎても目的地にたどり着けるかもしれない。
物事を素直に捉え、固定観念を無くしたい。

大切なこと

ただ大切なことは、なすべきことは私心をはなれて断固として行なう、ということです。

人は全ての行動に打算が働いてしまう。
得するのか損するのか、または人にどう見られてしまうのか、などだ。
しかし本来の選択とは、自分がどう考えてるかを優先すべき。
そう考えれば年配者に席を譲ることなど簡単なのだが、それが難しいですよね。

無理

「無理をしてはいけない」ということは、
お互いの日常生活においてしばしばくり返しいわれていることではないかと思います。
しかし、このあたりまえのことが、実際にはなかなか守られにくいようです。

仕事などでよく、「無理をしないように」と話す人がいる。
しかしこの言葉の裏には、「でも仕事は間に合わすように」という意味も含まれている。
このように考えると、「自分がフォローする」と言う人でなければ使ってはいけない。

願い

お互いが素直な心を養おうとする場合には、やはりなんといってもまずはじめに、
素直な心になりたい、というつよい願いをもつことが必要だと思います。

何事も気持ちが先にとなる。
しかし個人的には、気持ちが先なのか、システムが先なのか、判断に迷っている。
昔の経営者なら、気持ちが先と言うだろう。
現代の従業員なら、システムが先と言うだろう。
どっちが正しいのだろうか?

リーダーになる人に知っておいてほしいこと

戦略と正しさ

戦術・戦略も大事。しかしそれ以上に、何が正しいかということも忘れてはならない。

ここでの「正しさ」とは、不正や犯罪のことではなく、「本質」と捉えている。
本質や目的地が違っていたら、その途中の計画がいくら完璧でも意味がない。

主観

自分の主観で見ると、たいていはまちがう。

人は自分だけで判断すると、どうしても固定観念にとらわれてしまう。
ある対象には長所ばかり見てしまい、また別の対象には短所ばかり見てしまうなどだ。
野球の解説者が予想する優勝チームは、いつも同じですからね。

相手・ライバル

商売や経営では相手をくさすことはしない。
ライバルのいいところを見て、それを頂戴する。

相手を悪くいっても、自分の所が良くなる訳では無い。
言った分だけ相手も言い返してくるので、ジリ貧になるのは分かりきったこと。
この言葉の後には政治に関することも書かれていますが、ここではあえて外しました。

知識

知識は道具である。知識の奴隷になってはいけない。

知識は知っていることに価値は無く、活用できることに価値がある。
知っているだけで活用できないとしたら、むしろ害がある。
「生兵法は大怪我の基」と昔から言われているので注意したい。

迷い

迷うだけ迷えばいい。けれどもそのあいだはじっとしていること。
でも迷わないでいいことでは、決して迷わないように。

考えて答えが出るなら迷えばいい、答えが出ないのなら迷わない方がいいと捉えている。
どちらを選択するかを迷っているなら、出来る限り考えればいい。
しかし明日のスピーチのことで迷い悩んでいるなら、その全ては無駄である。

効率的

一事を貫くということは、むずかしいようで非常に効率的である。

この言葉は事実だと考えるが、全ての真実だと考えるのは疑問がある。
一つのことに集中すれば、間違いなく効率的に実力は上がる。
しかしその実力が、役に立つのかは別問題。
10年前に需要の合った技術でも、現代に需要があるとは限らない。
移り変わりの激しい現代において、一事を貫くのはむしろ賭けに近いと考える。

成功

今ほど成功しやすい時代はない。瞬間に成功を得ることができる。
もちろん逆もまた然りである。

この言葉は1981年に書かれているため、現代では更に加速している。
ここでの成功とは「起業」のことだと捉えている。
現代の若者は不遇といわれているが、「会社員」を前提にしている。
「起業」するのが当たり前になれば、全然環境は変わってくる。
どんなに悪いと言っても、戦後よりはマシですからね。

今日の仕事

どんなに向上心があっても、きょうの仕事を忘れてはいけない。

自己評価ばかり高くて、目の前の小さな仕事をバカにする人がいる。
将来のビジョンばかり語って、日々の努力をおろそかにする人がいる。
眼の前をおろそかにする人に、チャンスをつかめるはずはないですからね。

白紙

今までやってきたこと、それを一ぺん白紙に戻す。
その知識にとらわれず、一からやり直す。すると、その捨てたものも有意義に働き始める。

これは転職者に読んで欲しいと思いピックアップしました。
転職で失敗する人は、前の会社の知識を今の会社と比較してしまう。
そのため口ばかりで実績を残せないことが多い。
まず今の会社の方法を受け入れた後、提案という形でみんなに確認するのが好ましい。

適当な結論

腹の底から得心できないことが世の中のほとんどである。
だから、適当なところで結論を出さないといけない。

何かを決める時、「100:0」になることはほとんどあり得ない。
そのため必ず一長一短があり、どのように決めても反論や問題は発生する。
リーダーとは、その妥協の責任を負う存在なのかもしれない。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
アマゾンリンク
道をひらく
素直な心になるために
リーダーになる人に知っておいてほしいこと

→得手に帆あげて(本田宗一郎)
→実践アメーバ経営(稲盛和夫)
→インデックス

スポンサーリンク

関連記事&スポンサーリンク