「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)」の名言まとめ

「7つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)」の名言をまとめていきます。

 

7つの習慣

はじめに

私たちの社会は、今すぐに結果を出せと叫んでいる。しかし、今日の結果を出す必要性と、明日の成功に結びつく能力に投資する必要性とのバランスをとらなければならないのだ。

 

人は何か問題にぶつかると、他者に責任を押しつける傾向がある。
そうすれば一時的には痛みが和らぐかもしれない。しかし実際には、自分とその問題をつなぐ鎖を強くするだけなのである。

 

ほとんどの人は、感情的な未熟さゆえ他者の話を真剣に聴くことができず、自分の考えを伝えることばかり考え、相手を理解することに神経を集中しようとしない。

 

第一部 パラダイムと原則

どんなに巧みな言葉を使っても、たとえ善意からだとしても、効果は望めない。信頼という土台がなければ、成功は長続きしないのだ。

 

人は皆それぞれ頭の中にたくさんの地図を持っている。
(しかし)地図が正確かどうかを疑うことはめったにない。

 

誰しも、自分は物事をあるがままに、客観的に見ていると思いがちである。だが実際はそうではない。私たちは、世界をあるがままに見ているのではなく、私たちのあるがままの世界を見ているのであり、自分自身が条件づけされた状態で世界を見ているのである。

 

個性主義はうまくいくように思えるかもしれない。しかし、まやかしであることに変わりはない。

 

力を借りることは、人を弱くする。物事を成し遂げるのに外の力に頼る癖がついてしまうからだ。

 

人生とは、本質的にきわめて相互依存的である。自立だけで最大限の効果を得ようとするのは、たとえるならゴルフクラブでテニスをするようなものだ。
道具が現実に適していないのである。

 

顧客第一主義を掲げながら、顧客に接するスタッフのことはまるでないがしろにしている企業は少なくない。スタッフはPC(成果を生み出す能力)であり、会社は大切な顧客に望む接客態度でスタッフに接することが原則である。

 

第二部 私的成功 第1の習慣 主体的である

人間を人間たらしめているのは、感情でも、気分でもない。思考ですらない。自分の感情や気分や思考を切り離して考えられることが、人間と動物の決定的な違いである。

 

私たちは自分の身に起こったことで傷つくのではない。その出来事に対する自分の反応によって傷つくのである。

 

問題は自分の外にあると考えるならば、その考えこそが問題である。

 

第2の習慣 終わりを思い描くことから始める

終わりを思い描くことから始めるというのは、目的地をはっきりさせてから一歩を踏み出すことである。目的地がわかれば、現在いる場所のこともわかるから、正しい方向へ進んでいくことができる。

 

どの業界をとっても変革を求められている現代にあって、まず必要とされるのはリーダーシップである。マネジメントはその次だ。

 

内面に変わることのない中心を持っていなければ、人は変化に耐えられない。

 

正しい原則は変わらない。私たちは原則に依存しているのだ。

 

第3の習慣 最優先事項を優先する

重要な最優先事項に「イエス」と言うためには、他の用事がいくら緊急に見えても「ノー」と言うことを学ばなければならないのだ。

 

人との関係を効率で考えることはできない。モノは効率で考えられるが、人に対しては効果の観点から考えなければならない。

 

信頼ほど人にやる気を起こさせるものはない。

 

第三部 公的成功

自分自身を知り、自分を律し、コントロールできなければ、自分を好きになることはとても難しい。

 

人間関係を築くときにもっとも大切なのは、あなたが何を言うか、どう行動するかではない。あなたがどういう人間かということだ。

 

目標があっても、その目標で期待されることが明確になっていないと、誤解が生まれて信頼を損なう結果になる。

 

誠実な人間となるもっとも大切なことは、その場にいない人に対して忠実になることである。

 

間違いを犯すのは問題だが、間違いを認めないのはそれ以上の問題である。

 

第4の習慣 WinーWinを考える

効果的な人間関係におけるリーダーシップの習慣は「WinーWinを考える」である。

 

本当に食うか食われるかの事態だったら、お互いの立場を尊重してWinーWinを目指そう、などと呑気なことは言っていられない。しかし人生の大半は競争ではない。

 

No Deal(取引しない)を選択肢の一つとして持っていれば、余裕を持つことができる。

 

成熟とは、勇気と思いやりのバランスがとれていることである。

 

多くの場合、問題があるのは人ではなくシステムのほうである。

 

第5の習慣 まず理解に徹し、そして理解される

共感とは、相手の視点に立ってみることである。相手の目で物事を眺め、相手の見ている世界を見ることである。

 

まず理解に徹する。これが正しい原則であることは、人生のあらゆる場面で証明されている。

 

第6の習慣 シナジーを創り出す

本当に優れた授業はカオスのほんの手前で行われる。

 

人は一度でも本物のシナジーを経験すると、それ以前の自分に戻ることはない。

 

人生は論理だけで成り立つものではない。半分は感情によって成り立っているのだ。

 

第四部 再新再生 第7の習慣 刃を研ぐ

「刃を研ぐ」ことは、自分の人生に対してできる最大の投資である。

 

精神の再新再生には、時間を投資しなければならない。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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完訳 7つの習慣

 

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