「銀河英雄伝説」ビュコックの名言まとめました

「銀河英雄伝説(田中芳樹)」より、自由惑星同盟アレクサンドル・ビュコックの名言をまとめていきます。

1巻 黎明篇

第七章 幕間狂言

「要するに、行き当たりばったりということではないのかな」

帝国軍への大遠征に対して、会議を行なう同盟軍。
そのあまりの杜撰さに、ビュコックは皮肉を言わずにはいられない。

第八章 死線

「そうか、では代わってやる。私はイゼルローンに帰還する」
「貴官が代わって前線に来るがいい」

「不可能を言いたてるのは貴官のほうだ。それも安全な場所から動かずにな」

「大言壮語を聞くのに飽きただけだ」
「貴官は自己の才能を示すのに、弁舌ではなく実績をもってすべきだろう」
「他人に命令するようなことが自分にできるかどうか、やってみせたらどうだ」

前線では補給が無く大変なのに、後方にいる参謀フォークは無茶ばかり言ってくる。
その現実を知らない作戦に、ビュコックの怒りは爆発する。

「総司令官がお目ざめの節は、よい夢をごらんになれたか、ビュコックが気にしていた」
「とお伝え願いましょう」

フォークの後を引き継いだグリーンヒル大将だが、総司令官は昼寝中と話す。
しかも起こすなと言われているため、ビュコックは呆れたように通信を切る。

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2巻 野望篇

第三章 ヤン艦隊出動

「これはわしがやったほうがましだったかな」

同盟軍のナンバー1・統合作戦本部長が重傷を負う事件が発生する。
ナンバー2であるビュコックは兼任を避けるが、あまりにもひどい後任に呆れてしまう。

「いや、彼女の言うことは正しい」
「人間が年齢の順に死んでゆくのが、まともな社会というものだ」
「まあ、あんなに弁舌のたっしゃな女性を嫁さんにしようとは思わんがな」

反戦を訴え軍部を批判する放送に対して、いい気なものと話す副官のファイフェル。
しかしビュコックは軍人ながら正しい考えと肯定するが、最後にジョークも欠かさない。

「武力を持った貴官らが腐敗したとき、誰がどうやってそれを粛清するのだ?」

同盟内部では政府が腐敗してるとして、軍部によるクーデターが発生する。
ビュコックは軍部が腐敗した場合を問いかけるが、相手には届かなかった。

「紳士的だと?」
「人類が地上を這いまわっていたころから、今日に至るまで」
「暴力でルールを破るような者を紳士とは呼ばんのだよ」

口の悪いビュコックに対して、相手は紳士的な態度を考える必要があると話す。
しかしビュコックは紳士的な態度の定義を話し、怒りを叫ぶ。

第七章 誰がための勝利

「……そうか、また老人が生き残ってしまったか」

長い間の監禁生活だったが、ヤンにより救出されたビュコック。
ある結果を聞き、若い人ばかりが死ぬことを嘆いてしまう。

3巻 雌伏篇

第六章 武器なき戦い

「なに、べつに困ってはおらんよ。いまいましいだけだ」

査問会に呼ばれたヤンと離されたフレデリカは、ビュコックに協力をお願いする。
何も聞いていないビュコックは、自身も自由とは言えない状況を話していく。

「大尉、これが民主主義の総本山の現状だよ」
「まだ雨はふりはじめておらんが、雲の厚さたるやたいへんなものだ」
「どうも加速度的に悪くなっとる。天候を回復させるのは容易なことじゃないぞ」

フレデリカに対して、現在の国内状況を話していくビュコック。
絶望的な状況だが、何とかしたいことを伝える。

4巻 策謀篇

第七章 駐在武官ミンツ少尉

「民主主義の制度はまちがっておらん」
「問題は、制度と、それをささえる精神が乖離していることだ」

若い時から民主主義を守る軍人として働いてきたビュコック。
ユリアンとハイネセンで会った時、理想と現実が乖離していることを話していく。

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5巻 風雲篇

第一章 寒波到る

「国防委員長の守護天使が、突然、勤労意欲にめざめたらしいな」
「そうならないよりも、けっこうなことだて」

帝国軍の侵攻が始まることが分かり、やっと国のために動き出した国防委員長。
この状況をビュコックは喜ぶが、もちろん皮肉であることも間違いない。

「同盟は独裁国となって存在するより、民主国家として滅びるべきだろう」

国内の混乱を見て副官のファイフェルは、先日の軍事クーデターが成功していればと話す。
ビュコックは成功した後の軍事政権では、存続する意味すらないと強く語りだす。

第四章 双頭の蛇

「どうしてかね、わしもまったく同感だよ」
「このとおり老いぼれで、たいして才能もないから、先方が使ってくれるとはかぎらんが」

ラインハルトの天才的な戦略を見て、帝国に生まれていたら駆けつけると話すビュコック。
副官に不謹慎と指摘されるが、冗談で返していく。

「前進をやめろ。後退して陣形を再編するのだ。貴官ら、もう充分殺したではないか」

狂乱し無秩序に攻撃する同盟軍は、その意外性から帝国軍を押し込んでいく。
しかし崩壊が近いと感じたビュコックは後退を厳命するが、簡単にはいかなかった。

「これまでだな。かくて陽は沈み一将功ならずして万骨は枯る、か……」

少ない兵力で善戦していたが、ビッテンフェルトによる痛撃を受け戦線は崩壊する。
敗北は決定したため、ビュコックは艦橋を離れる。

「わしは敵の銃口のために、この老体を残しておかねばならんというわけだな」

ビュコックに対して、自殺では責任を取れないことを話す参謀長のチュン。
非人道的と前置きし、敵に殺される責任者として生きる必要があることを訴える。

第九章 急転

「そう、演説すべきときはすでに終わった。もはや行動のときだ」
「よろしいかな、トリューニヒト議長、わしは力ずくでもあなたをとめてみせますぞ」

降伏を選ぶトリューニヒトだが、ヤンが戦っているためビュコックは止めようとする。
しかしその行動はすぐに停止させられた。

7巻 怒濤篇

第二章 すべての旗に背いて

「わしはヤン提督とちがって、50年以上も同盟政府から給料をもらってきた」
「いまさら知らぬ顔を決めこむわけにもいかんでな」

「こんなだらしない国に、若い者はこだわる必要もないが、わしはもう充分に生きた」

ラインハルトの宣戦布告により、再び戦うことを決めるビュコック。
そして今度の戦いが最後になることは分かっていた。

第三章 「神々の黄昏」ふたたび

「ヤンが敗北するとしたら」
「それはラインハルト・フォン・ローエングラムの偉大な天才によってではない」

「それはヤン自身の、理想へのこだわりによってだろう」

戦いに向かう前、ヤンについて参謀長と話すビュコック。
これまでのことから理想にこだわるヤンを危惧していた。

第六章 マル・アデッタ星域の会戦

「考えてみると、わしは多分、幸福者だろう」
「人生の最後に、ラインハルト・フォン・ローエングラムとヤン・ウェンリーという」
「ふたりの比類なく偉大な用兵家に出会うことができた」
「そして、ふたりのうちいずれかが傷つき倒れる光景を見ないですむのだからな」

最後の戦いに挑むビュコック。
数多くの人を見送ってきた人の言葉として、重きものがある。

「わしはあなたの才能と器量を高く評価しているつもりだ」
「孫を持つなら、あなたのような人物を持ちたいものだ。だが、あなたの臣下にはなれん」

「ヤン・ウェンリーも、あなたの友人にはなれるが、臣下にはなれん」
「なぜなら、えらそうに言わせてもらえば、民主主義とは対等の友人をつくる思想であって」
「主従をつくる思想ではないからだ」

「……民主主義に乾杯!」

帝国軍から降伏勧告を受けたため、通信で語るビュコック。
ラインハルトを評価しながらも、受け入れることは無かった。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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