半沢直樹の名言まとめました

銀行員・半沢直樹(池井戸潤)の名言を作品別にまとめていきます。

作品リスト
「オレたちバブル入行組」
「オレたち花のバブル組」
「ロスジェネの逆襲」

オレたちバブル入行組

大変なこと

「軽くお考えになっているようですが、これは大変なことなんですよ」

融資した会社で粉飾決算の可能性が見つかった。
半沢は「総勘定元帳」を見せてくれるように頼んだが、相手は自分たちで確認すると話す。
それを聞いた時、事の重大さが分かっていないことを伝える。
優しく話してると、内容も優しいと考えている人が多すぎる。

銀行の態度

「粉飾している会社に期限の利益を与えるほど銀行は甘くない」
「なめてもらっては困る!」

粉飾決算が明確になり、社長に会いに行く半沢。
しかし強引に社長室に入ったことにより、東田は銀行員の横暴を叫びだす。
半沢は銀行員が優しいだけでは無いことを話していく。

今すべきこと

「あなたがいますべきことは逃げでも、開き直りでも、しらばっくれることでもない」
「粉飾の事実を認め、謝罪すべきは謝罪し」
「今後の会社経営について我々と話し合うことではないんですか」

半沢に追求されても社長は謝罪どころか、「無いものは無い」という感じで開き直る。
半沢は怒りをあらわにし、今すべきことを伝える。

不渡りと倒産

会社がなぜ不渡りを出すのか、考えたことがあるだろうか。
会社がなぜ倒産するのか、疑問に思ったことはないか。

半沢の言葉では無いがピックアップしました。
日本人の多くは会社員である。しかし考えたことは少ないのではないだろうか?
もっとも、自営業の人なら考えてばかりかもしれないが?

反論

「ここでしおれて見せろとでも?」
「それで融資金が戻ってくるならそうします。いまはそんなことをしている場合ではないし」
粉飾を見破れなかったのは事実だが、それはあなた方融資部だって同じじゃないですか」

債権回収の件で、東京本社の融資部にヒアリングに来る半沢。
相手も融資部でチェックしながら、支店の融資課長として半沢ばかりに責任を押し付ける。
さらに反省の色が見えないと言われ、半沢は正論で反論する。

指摘

「記録!」
「都合の良いことばかり記録してんじゃねえぞ!」

ヒアリングで自分に都合の良いことを話したが、半沢が事実で反論する。
相手は言葉に詰まったが、記録係の手は止まっていた。
見逃さなかった半沢は、怒りを持って叫ぶ。

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最後の一言

「もちろん、覚悟しています。ただひとつだけ」
「無抵抗のまま、支店に全責任を押しつけられるようなことはさせないつもりですから」
「ご安心ください」

ヒアリングでの半沢の反抗的な態度を知り、支店長は怒り出す。
しかし半沢は自分たちだけに被害が及ぶのは許せなかった。

罪滅ぼし

「なにか思い出したら、すぐに連絡してください」
「それがあんたにできる唯一の罪滅ぼしだ」

粉飾決算をしていた経理課長に事実を問いかけるが、相手は話さない。
半沢が警察をちらつかせると、相手は懇願するような態度を取る。
今すぐには聞き出せないと判断した半沢は、相手に必要なことだけを話し去っていく。

金貸し

「いや、オレは薄汚れた金貸しだ」

相手に対して「脅し」または「すかす」ような態度をする半沢。
1人になった時、自分に対して嫌悪感を感じてしまう。

進展

「おそらくな。探す当てがあるとわかっただけでも、進展だよ」
「あるかどうかわからない宝を探すのは苦痛だからな」

回収を考えている時、相手の隠し財産がある可能性を見つける。
まだどれほどかは分からないが、「ある」ということを知れただけで半沢は光を見つける。
ゼロとそうでないかは、限りなく違いますからね。

騙すほう、騙されるほう

「いいえ、騙したほうが悪いんですよ、社長。当たり前じゃないですか」

今回の件で損害を出した、取引先の社長と話している半沢。
騙されたほうが悪いのかと問いかける相手に、半沢は明言する。
互角の戦いならともかく、正式な取引においては間違いのない事実である。

社員の責任

「私は一社会人としてあんたのやったことは絶対に許せない」
「たとえあんたがどれだけ迷惑だろうと、あんたがやったことの責任は必ずとってもらう」

粉飾決算はしたが社長に命令されたとして、被害者のように話す社員。
半沢はこの態度にブチ切れする。
しかし現代社会では、命令された社員は被害者のように言われているような?

退職後

いかなる理由があろうと、銀行員は銀行を辞めた瞬間、銀行員ではなくなる。

半沢の言葉では無いがピックアップしました。
銀行員に限らず、会社での地位が高ければ高いほど実感するだろう。

責任と謝罪

「責任があることなら、素直に認めましょう」
「ですが、自分に責任のないことまで謝罪するなんて、そのほうが恥ずかしいし」
「無責任な行動だと思いますがね」

支店長より責任を認めないことで叱責される半沢。
しかし自分に責任は無いとして、謝ることを断固拒否する。
この時にはあることで確信を得ていた。
日本人は「とりあえず謝る」をしすぎるような。

十倍返し

「オレは基本的に性善説だ」
「相手が善意であり、好意を見せるのであれば、誠心誠意それにこたえる」
「だが、やられたらやり返す。泣き寝入りはしない」
「十倍返しだ。そして──潰す」

相手を後一歩まで追い詰めた半沢は、これからの決意を話していく。
ドラマでは「倍返し」だが、小説では「十倍返し」になっている。

夢と現実

「夢を見続けるってのは、実は途轍もなく難しいことなんだよ」
「その難しさを知っている者だけが、夢を見続けることができる」
「そういうことなんじゃないのか」

全てが解決した後、同僚と話す半沢。
同僚は現実を惨めとして話す。しかし半沢は夢を見ることについて話してく。

オレたち花のバブル組

分類

「客観的に見て、”分類”されても仕方がないような内容なら、あえて守ることはしない」

半沢が担当する会社は業績不振のため、金融庁による「債権分類」される可能性がある。
上からは阻止するように言われているが、半沢は状況によれば受け入れることを考える。

立ち直り

「立ち直ると信じたから」
「あるいは、力ずくでも立ち直らしてやろうと思っていたのかも知れません」
「なにせ、若かったですからね」

今回担当する会社の社長は、以前の半沢を知っていて指名していた。
当時、危険だったのになぜ半沢が融資を行ったのかを問いかける。
半沢は自分の判断と、若かった強引さを話していく。

意思表明

「検査は、なんとかします。どこかに、解決策があるはずです」

厳しい状況だが、社長の今後のプランに可能性を感じた半沢。
金融庁の検査を乗り切ることを約束する。

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追求

「本当のことをいうのなら今のうちだ。後からでは容赦しない」
「お前の立場なんか知ったことか」

何とか解決の糸口をつかむため、過去の担当者に会う半沢。
しかし話そうとせず、また状況が悪くなると自分の立場を訴えてくる。
しかし半沢にとって、誠意の無い相手に掛ける情けは存在しなかった。

検査対策チーム

「根拠もなく謝罪するだけなら、検査対策チームは要らない」
「即座に解散したほうがいいんじゃないですか」

金融庁の指摘に対して、根拠が無いとして突っぱねた半沢。
金融庁の検査官・黒崎は怒りを見せたため、上は半沢の態度を非難する。
しかしただ聞くだけのつもりは無い半沢にとって、当然の対応に過ぎない。

将来

「どう思われようと関係ないな」
「自分の頭で考えて、正解と思うことを信じてやり抜くしかない」

上からどう見られているかで、将来が決まることを指摘する同期の渡真利。
しかし半沢にとって、上に好かれることを目的とした行動は出来ないことを話す。

検査官

「そんなことだから、あんな検査官に大きな顔をされるんですよ」

相変わらず不遜な態度を取る半沢に対して、上の方は非難する。
しかし金融庁の人間だからといって、卑屈な態度を取る銀行の社員たち。
そのような態度が、相手を図に乗らせていることを半沢は指摘する。

秘密

「それはいえません」
「秘密だからです」

上から勝算を聞かれた時、可能性あることを話したため内容を聞かれる。
しかし半沢は秘密として話さない。
この時は社内に内通者の可能性があったため、不用意に話せない事情もある。

最終決定

「会社をどうするかを決めるのは銀行ではなく、社長であり、経営陣です」
「そして湯浅社長なら、それができるはずです」

最悪のタイミングで最悪の情報が入る半沢。
絶体絶命だったが、最後の判断は銀行ではなく企業側にあることを話す。
それは相手社長を認めているから言える発言でもある。

無意味

「あなたはいつも客に背を向けて組織のお偉いさんばかり見てる」
「そして、それに取り入り、気に入られることばかり考えてる」
「そんな人間が立てた再建計画など無意味なんだよ」

常務は半沢の再建案を否定し、自分の再建案を押していく。
しかし常務は相手を認める発言をするが、実際には会ってもいなかった。
半沢はその点を指摘し、自分たちにとって都合のいい話として非難する。

態度

「あんた、時枝とオレが最初に訪ねたとき、どんな態度をとった」
「随分、小馬鹿にした態度だったじゃないか。それを嘘がバレた途端、見逃せだと?」
「冗談じゃない。徹底的に追求してやるからそう思え」

過去に支店へ話を聞きに行った時、邪険に扱われた半沢。
しかし弱みを指摘すると、相手は卑屈になり見逃して欲しいことを懇願する。
このような態度を半沢は認めない。

立場

「あんたの立場? そんなもの、もうないも同然なんだ」

追求を続ける半沢は、相手のつながりからさらに上の人物を指摘する。
相手が自分の立場を訴えた時、半沢は既に無いことを冷たく言い放つ。

決めゼリフ

「オレは、基本は性善説だ。だが、やられたら、倍返し」
「ただで済むと思うなよ。お前らみたいな腐った奴ら、オレがまとめて面倒みてやる」

いつもの決めゼリフ。
前作では「十倍返し」になっているが、今作ではドラマと同じ「倍返し」になっている。

理由

「だがな、自分に都合の悪い報告書を提出してきた次長を更迭すれば解決すると思うような人間に役員の資格はない」

追求された相手だが、こんなことをしても半沢にも誰にもメリットが無いことを話す。
しかし半沢は、自分に取っての正しいことを優先する。
しかしなかなか、正しいことが正しいとして理解されることは少ない。

選択

「人間ってのは生きていかなきゃいけない。だが、そのためには金も夢も必要だ」
「それを手に入れようとするのは当然のことだと思う」

半沢の味方だったが自分の選択を優先し、状況が不利になる。
しかし半沢はその選択を当然として、不利な状況だが何とかすることを約束する。

ロスジェネの逆襲

堪忍袋

「そんなものとっくに切れてますよ。だからここにいる」

前回の件により「東京セントラル証券」に出向している半沢。
同じく出向しているメンバーより、銀行側が怒っていることを聞く。
しかし半沢にとって、それは今だけでなくこれまでと一緒に過ぎなかった。

旧友

「そのときは仕方がない」
「だけど、自分が有名になって金持ちになったからって」
「そんなことで冷たくあしらうような男なのか、彼は」

半沢の部下・森山は、今回買収されそうになる会社社長の旧友。
しかし最近は連絡を取っていなかったため、いまさら連絡することに気後れする。
半沢は自分ではなく、相手がどう考えるかを話していく。

銀行とヤクザ

「世間的には紳士面をしてみせるが、銀行の実態はヤクザと大して変わらない」

森山は銀行が子会社の自分たちから仕事を横取りしたことに対して、怒りを感じていた。
しかし半沢は銀行にいた経験から、そんなものだということを話していく。
「融資」といえば聞こえはいいが、「金貸し」でもありますからね。

結果

「生憎、我々は結果が全てだとは思っていないんでな」
「君がやったことは、絶対に許せないし、必ず借りは返させてもらう」

出向組の中から裏切りがあり半沢は追求するが、結果が全てだと開き直る。
しかし半沢は結果以外の大切なものを話し、反撃を語っていく。

世代論

「結局、世代論なんてのは根拠がないってことさ」
「上が悪いからと腹を立てたところで、惨めになるのは自分だけだ」

ロスジェネ世代である森山は、バブル世代である半沢は余裕と話す。
しかし自分たちの時は自分たちの時で、世代論が合ったことを話す半沢。
腹を立てても何も解決しないことを伝える。
バブル世代でも、ロスジェネ世代でも、成功者と失敗者がいる。
確率は違うかもしれないが、どの世代でも不満だけを言う人に成功者はいない。

戦い

「オレはずっと戦ってきた」
「世の中と戦うというと闇雲な話にきこえるが、組織と戦うということは要するに」
「目に見える人間と戦うということなんだよ。それならオレにもできる」

森山の問いかけに、会社や組織との関係を話す半沢。
聞くばかりではなく、戦う必要があることを強調する。
戦って状況が改善するかは分からないが、卑屈になれば状況は確実に悪くなる。

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仕事

「仕事は与えられるもんじゃない。奪い取るもんだ」

ある行動が認められ銀行に戻ったが、予想と違う部署のため不満を話す元出向者。
それを聞いた半沢は自分の選んだ道と突き放し、自分で変えるしかないことを話す。

世の中

「いろんな奴がいる。それが世の中です」
「そいつらから目を背けていては人生は切り拓けない」
「会社の将来もです。だから戦うしかない」

銀行側の悪辣とも言える買収方法を知り、買収されそうな会社社長は世の中に悲観する。
しかし半沢はそれが世の中であり、だからこそ戦う必要を社長に訴える。

仁義

「銀行には最初から仁義なんかないだろ。ハシゴ外しは得意技だ」

銀行に残っている同期から、「仁義なき戦い」と言われる半沢。
しかし今に始まったことでは無かった。
これが全てとは思わないが、こういう面もあると考えるとイヤになりますね。

人事とスタイル

「オレにはオレのスタイルってものがある」
「長年の銀行員生活で大切に守ってきたやり方みたいなもんだ」
「人事のためにそれを変えることは、組織に屈したことになる」
「組織に屈した人間に、決して組織は変えられない」

同期より今のやり方を続けていると、銀行に戻れないことを言われる。
しかし半沢にとって、人事を気にしながら仕事することは出来なかった。
能力ではなく個人の都合で人事が決まる企業って、一体なんですかね?

矛盾や理不尽

「世の中の矛盾や理不尽と戦え、森山」
「オレもそうしてきた」

世の中や組織の論理に振り回されてきたと話す、ロスジェネ世代の森山。
しかし半沢は、その矛盾や理不尽と戦うことを訴える。

復帰

「銀行に戻ったほうがいいなんてのは、錯覚なんだよ」

出向者は銀行に戻ることしか考えてないように見えて、不満を抱える森山。
しかし半沢はそう見えないため問いかけた時、銀行だけが全てでは無いことを話していく。
「銀行に戻る」を「有名企業に就職」と変えれば、当てはまる人は多いだろうか?

無駄

「腹は立つ」
「だけど、それをここでいったところでなんの解決にもならない」

酒の席で、組織が信用できないことを話す森山。
半沢にも同意を求めた時、この場で言っても仕方ないことを半沢は話していく。
聞こえない所で不満ばかり言うのに、実際に言う人は本当に少ない。
これを「空気を読む」として、同調させられてるような気がするのは自分だけ?

勝利の近道

「銀行が政治決着しようと、我々は上っ面やご都合主義ではなく」
「本質を睨んだ戦略を選択したい」
「それこそが勝利の近道です」

半沢たちは反撃しているが、力押しによって決着をつけようとしている銀行側。
対策を考えてる時、半沢は正道を進むことが勝利の近道と訴える。

ゴミ

「ゴミ扱いしているのではありません。ゴミだと申し上げているのです」

銀行側の調査資料をゴミ扱いする半沢。
激昂する銀行側に、さらに追い打ちを掛けていく。
本当に怒りを感じた時は、ちょっと使ってみたいフレーズ。

ロスジェネの逆襲

「ロスジェネの逆襲がこれからはじまるとオレは期待している」
「だが、世の中に受け入れられるためには批判だけじゃだめだ」
「誰もが納得する答えが要る」

虐げられて来たからこそ、ロスジェネ世代に期待してることを話す半沢。
しかし批判だけではなく、答えを要求する。
搾取されてきた世代も、そろそろ社会の主軸となりかけている。
そうすると批判する相手はいなくなるが、その時に何が出来るかは楽しみでもある。

大原則

「自分のために仕事をしているからだ」
「仕事は客のためにするもんだ。ひいては世の中のためにする」
「その大原則を忘れたとき、人は自分のためだけに仕事をするようになる」

信念を問いかける森山に、半沢は仕事をする時の心構えを話していく。
「顧客第一主義」を掲げる企業は多いが、それを目的にしている企業は少ない。
企業も個人もそれを手段と考え、結局は自分たちのことだけを考えている。
もしそうでない企業があれば、ぜひ知りたいものだ。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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