「銀河英雄伝説」ビッテンフェルトの名言・台詞まとめ

「銀河英雄伝説」フリッツ・ヨーゼフ・ビッテンフェルトの名言・台詞をまとめていきます。

 

1巻 黎明篇

第八章 死線

「撃てばあたるぞ!」

 

第九章 アムリッツァ

「進め! 進め! 勝利の女神はお前らに下着をちらつかせているんだぞ!」

 

2巻 野望篇

第二章 発火点

「失礼しました。私が求めておりますのは、元帥閣下、時代が変化しているという認識を、すべての人が持つことです」

 

3巻 雌伏篇

第二章 はばたく禿鷹(ガイエ)

「ふん、われらが参謀長どのは、人間には嫌われても犬には好かれるわけか。犬どうし気が合うのだろう」

 

4巻 策謀篇

第六章 作戦名「神々の黄昏」

「つまり、彼は祖国を売るというのですか?」
「口は重宝だな。親を売るにも友人を裏切るにも、理由のつけようはあるものだ」

 

「ロイエンタール上級大将のご心配はもっともだが、フェザーンがそのような卑劣な手段に出たときは、武力をもって教訓をたれればよいではないか」

 

5巻 風雲篇

第六章 連戦

「ばかか、きさまは」
「その調子で行動パターンが読みとれるまで待っていたら、何年かかるか知れたものではない。それともすべての補給基地をヤン・ウェンリーが食いつぶすまで待つか」

 

「ヤン・ウェンリーがさかりのついた猫のように動きまわろうと、そんなものは放っておいて敵の首都を直撃すればいいのだ」

 

「卿らはヤン・ウェンリーを恐れること、子羊が狼を恐れるごとしだな。後世の冷笑をどうするつもりだ」

 

6巻 飛翔篇

第四章 過去、現在、未来

「陛下のお言葉どおり、地球教徒との共存は望めません。この際、叛徒には相応の報いをくれて、新王朝の威光と意思を内外にしめすべきでありましょう」

「どうかその任は臣におまかせいただきたく存じます」

 

7巻 怒濤篇

第一章 黄金獅子旗の下に

「なるほど、意思はあるかもしれんが、能力の欠如は明らかではないか。ヤン・ウェンリーはいまどこにいる? レンネンカンプはどこへ行った?」

「この疑問がすなわち、奴らの限界をしめしていると思うが」

 

「いっそヤン・ウェンリーに、反皇帝勢力を糾合統一させてしまえばよい。しかる後にヤンを処断すれば、一撃で火山脈は絶ちきれる」

「熔岩がいくら流れ出ようと、冷えきって無力になるだけではないか」

 

「陛下がこれまで常勝を誇られたゆえんは、歴史を動かしていらしたことにあります。今回にかぎり、御手をつかねて歴史に動かされるのをお待ちになるのですか」

 

「さあ、祝杯をあげるために同盟首都まで出かけるとしようか」

 

第七章 冬バラ園の勅令

「黒色槍騎兵に退却の二字なし」

 

第八章 前途遼遠

「おれたちは武人を天職と思っているのだ。ヤン・ウェンリー一党のように、他にやることがなくて戦争ごっこや革命ごっこをやっているのと事情がちがうぞ。無原則なことをするな」

 

8巻 乱離篇

第一章 風は回廊へ

「陛下に無能者と呼ばれるのには、おれは耐えられる。だが卑劣漢と非難されては、今日まで生命がけで陛下におつかえしてきた意味がない」

 

第三章 常勝と不敗と

「罠ということは卿に教わるまでもない。おれが問題にしているのは、何を目的としての罠かということだ」

 

「こちらは両艦隊あわせて三万隻。敵軍をことごとく葬って、なお一万隻はあまるではないか」

 

第五章 魔術師、還らず

「皇帝がヤンと交渉なさったところで、どうせ決裂するに決まっている。そうなったら即座に再戦だ」

 

9巻 回天篇

第七章 剣に生き……

「前進、力戦、敢闘、奮励」
「突撃だ! ミッターマイヤーに朝食を摂る時間をつくってやろう」

 

「醜態を見せるな! 帝国軍どうし戦うのは、リップシュタット戦役で経験ずみではないか。いまさら何をうろたえる!?」

 

「退くな! 退くなと言っておるだろうが!」
「退く奴は、かまわん、王虎(ケーニヒス・ティーゲル)の主砲で吹きとばしてやれ。卑怯者として生きのびるより、はるかに武人の本懐だろうよ!」

 

第八章 剣に斃れ

「どのみち、おれたちの人生録は、どのページをめくっても、血文字で書かれているのさ。いまさら人道主義の厚化粧をやっても、血の色は消せんよ」

 

10巻 落日篇

第一章 皇紀誕生

「おれの本心を言うとな、ミュラー提督。皇帝は結婚式の花婿としては、おそれおおいことながら、ただの美青年にすぎぬ」
「だが、全軍の先頭に立つ大元帥としては、まことに、神々しいほどの御方だ」

 

「イゼルローンを撃つべし! あれこそ新帝国の統一と平和を阻害する、最大の要因ではないか」
「ルビンスキーなどが蠢動するのも、つまるところ、イゼルローンの武力を頼りにしているからだ」

 

第三章 コズミック・モザイク

「何でおれが、オーベルシュタインの指揮を戦場で受けねばならんのだ。おれは自分の失敗には責任をとるが、奴の失敗まで引き受ける気はないぞ」

「奴は軍務省のデスクの前で生きてきたのだから、死ぬときもデスクの前で死ねばいいのさ」

 

「もしジークフリード・キルヒアイスが生きていれば、こんな不愉快な人事とも無縁でいられたろうよ。いい奴ほど早く死ぬ」

 

「死ぬことなど、すこしも恐くはない。だが、オーベルシュタインの巻きぞえになるのは、ごめんこうむる」

「奴と同行してヴァルハラへ行くことにでもなったら、おれは奴をワルキューレの車から突き落としてやるからな」

 

「ビッテンフェルト家には、代々の家訓がある、他人をほめるときは大きな声で、悪口をいうときはより大きな声で、というのだ」

 

「民主共和主義者とかいう奴らには、言いたいことを言わせておけばいいのさ。どうせ口で言っていることの1パーセントも実行できるわけではないからな」

 

「皇帝ラインハルト陛下のおんもとにあって、戦場を往来し、陛下のおんために雄敵のことごとくを斃してきた吾らだ。何をもって実績なしと方言するか」

 

第四章 平和へ、流血経由

「毒なんぞ、とうに免疫になっておるさ。おれはオーベルシュタインの奴と何年もつきあってきたからな」

 

「オーベルシュタインに私心がないことは認める。認めてやってもいい。だが、奴は自分に私心がないことを知って、それを最大の武器にしていやがる」

「おれが気にくわんのは、その点だ」

 

「おれはべつにイゼルローンの奴らを気にかけているわけではない。オーベルシュタインの毒蛇めに、わが世の春を謳歌させたくないだけだ」

「第一、イゼルローンは、おれ自身の手で粉砕してやらねば、気がすまぬ」

 

「要するに、皇帝の影に頭をさげると思えば腹もたたん。オーベルシュタインを人間と思うから腹がたつのだ」

 

第五章 昏迷の惑星

「おれが思うにだ、季節の変わり目には、かならず嵐があるものだ。それも、変わったと思いこんだ後に、大きな奴がな」

 

第六章 柊館炎上

「悪魔が妖怪につかまったら、人間としては共倒れを望むだけだ。ルビンスキーも存外だらしない」

 

第七章 深紅の星路

「このえせ詩人野郎! いつからオーベルシュタインの作った曲にあわせてピアノを弾くようになりやがった!?」

 

第八章 美姫は血を欲す

「おのれ、何という狡猾な」

「よし、こうなったら、他の叛乱軍どもを、せめておれの手で潰滅させてくれる。共和主義者どもが勝ち誇ってブリュンヒルトから出てきても、奴らが帰る家をなくしてくれるぞ」

 

第九章 黄金獅子旗に光なし

「なぜだ。なぜオーベルシュタインの野郎が死なないで、皇帝が亡くなるんだ!? この宇宙には正義も真実もないのか。大神オーディンは、貢物をむさぼるだけの役たたずか!」

 

「何をおっしゃるのです。フェザーンでは皇紀と皇子が、陛下のお帰りをお待ちになっていらっしゃいます。ご無事でおつれするのが、臣下としての責務なれば、失礼つかまつる」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 
 
 
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