「銀河英雄伝説」ミッターマイヤーの名言まとめました

「銀河英雄伝説(田中芳樹)」より、銀河帝国ウォルフガング・ミッターマイヤーの名言をまとめていきます。

1巻 黎明篇

第九章 アムリッツァ

「どうして、たいした奴がいるな、叛乱軍にも」

アムリッツァでは完勝するが、ヤン艦隊には逃げられてしまう。
その鮮やかな手腕に、ミッターマイヤーは敵であっても称賛する。

2巻 野望篇

第四章 流血の宇宙

「そろそろいいだろう。シュターデン教官に旧年の恩返しをするとしようか」

貴族軍との初戦を任されるミッターマイヤー。
相手が無能と考えていた以前の教官と知り、余裕を持って戦いを開始する。

第六章 勇気と忠誠

「見たか、ばか息子ども。戦いとはこういうふうにやるものだ」
「きさまらの猿にも劣る頭で、憶えておけるかぎり憶えておけ」

平民出身のミッターマイヤーの逃げる演技に、深く誘い込まれる貴族軍。
反転し本格的は反撃を開始した時、今まで虐げられてきた怒りの全てを叫ぶ。

第八章 黄金樹は倒れた

「大貴族どもの、あんなみじめな姿を見ようとは想像もしなかった」
「これは新しい時代のはじまりといってよいのかな」

貴族軍に勝利した後、敵要塞に入るミッターマイヤー。
惨めな大貴族たちを見て、新しい時代になったのかをロイエンタールに問いかける。

第九章 さらば、遠き日

「おれや卿が死んでも、ああおなりではあるまいよ」
「ジークフリード・キルヒアイスは特別だ──特別だった」
「侯は、いわば自分自身の半分を失われたのだ。それも、ご自分のミスで」

ラインハルトのある判断によりキルヒアイスは死亡する。
打ちのめされているラインハルトの状態を、ミッターマイヤーはこのように考えていた。

「卿は敵にまわしたくないものだ。勝てるはずがないからな」

今後の対策に苦慮する部下たちに、オーベルシュタインは驚くべき提案をする。
ミッターマイヤーはこのように話すが、称賛ではなく嫌悪感から。

「帝国の権威か。昔はそういうものもあったようだな」
「だが、結局、実力あっての権威だ。権威あっての実力ではない」

宰相府に入るミッターマイヤーは国璽の場所を聞く。
権威を訴える相手に、実力が無ければ過去のものと明言する。

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3巻 雌伏篇

第二章 はばたく禿鷹(ガイエ)

「何のことだ、まるで憶えてない」

酔ったロイエンタールから、個人的・複雑な話しを聞いたミッターマイヤー。
翌日ロイエンタールから忘れて欲しいと言われた時、下手な嘘で返していく。

第四章 失われたもの

「自由惑星同盟はいずれ滅ぼさねばならないが、今度の出兵は無益で無用のものだ」
「いたずらに兵を動かし、武力に驕るのは、国家として健康なありようじゃない」

巨大要塞をワープする新技術が確立されたため、出兵することが決まる。
ミッターマイヤーは戦い自体は否定しないが、今回は無用なものと断定する。

「ジークフリード・キルヒアイスが生きていれば」
「きっとローエングラム公をお諌めしただろうな」

キルヒアイスが亡くなったことで、改めて存在の大きさを知るミッターマイヤー。
自分にはその力が無いことを実感する。

「失うべからざるものを失った後、人は変わらざるをえんのだろうよ」

キルヒアイス亡き後のラインハルトについて、不安を話すロイエンタール。
ミッターマイヤーは自身に取っての大切な人を思いながら、仕方ないことを話していく。

4巻 策謀篇

第六章 作戦名「神々の黄昏」

「考えるのは簡単だが、実行するのはな」

同盟への大規模な出征について、壮大な動員数が巷にあふれていた。
しかしミッターマイヤーは実行者としての立場で語っていく。

「征服者として憎悪されるのはかまわんが、略奪者として軽蔑されるのは愉快じゃないな」

同盟への侵攻では、どうしても補給の問題が気になるミッターマイヤー。
武人としての気持ちを話していく。

第九章 フェザーン占領

「ウォルフガング・ミッターマイヤーに二言があると思うなよ」
「帝国軍の栄誉に傷をつけた奴には、相応の報いをくれてやる。肝に銘じておけ」

フェザーンを占領するミッターマイヤーは、民間人への略奪暴行を厳禁する。
公明正大な人物だが、博愛主義ではなかった。

「何にしても、戦わぬとは肩がこることさ」

残念ながら犯罪は発生したが誰もが納得する対応をしたため、何とか平穏に過ぎてゆく。
しかし後から来たミュラーに、ミッターマイヤーは自分には似合わないことを話す。

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5巻 風雲篇

第一章 寒波到る

「……さて、これで広間までは通してもらえたわけだ」
「問題は食堂にたどりつけるかどうかだが」
「いざテーブルについても、出されるのは毒酒かもしれんな」

先陣として同盟領に侵攻するミッターマイヤーだが、敵影は見つからない。
安心と同時に、待ち受けてるであろう敵を考える。

第四章 双頭の蛇

「やはり、あのかたはまず戦士なのだ」
「戦いの結果としての勝利にこそ、意義を見出すかたなのだ」
「生まれながらの支配者なら、収穫の方法にこだわりはすまい……」

同盟軍との決戦において、最前線にいることを譲らないラインハルト。
それは好ましいと考えても、不安を拭えないミッターマイヤーだった。

第六章 連戦

「おれが恐れるのはヤン・ウェンリー一個人ではなく、本国と前線との距離だ」
「それを理解できぬと言うのであれば、卿と語ることは何もない」

ヤンにより帝国軍の提督は連続して撃破されたが、ビッテンフェルトは首都の直撃を叫ぶ。
ミッターマイヤーは補給などの問題があることを話し、意見を封殺する。

第九章 急転

「権力者というものは、一般市民の家が炎上したところで眉ひとつ動かしませんが」
「政府関係の建物が破壊されると血の気を失うものです」
「まあ私も平民出身ですから……」

ラインハルトの危機を救うため、ヒルダの策によりハイネセンを直撃するミッターマイヤー。
降伏を勧告し決断しやすいよう、政府の建物をミサイルで破壊する。

6巻 飛翔篇

第八章 休暇は終りぬ

「謀略によって国が立つか!」
「信義によってこそ国が立つ」

同盟領内での帝国軍の行動は、必ずしも適切では無かったとの報告を聞くミッターマイヤー。
オーベルシュタインが必要な謀略と話した時、謀略では国が立たないことを叫ぶ。

7巻 怒濤篇

第三章 「神々の黄昏」ふたたび

「わが皇帝は、大なりといえど同盟政府を恐れず」
「小なりといえどもヤン・ウェンリー一党を恐れたもう」
「そのゆえんを、卿自身が明らかにしたわけだな」

同盟元首の部下とヤンの部下が実際に行ったことを比較するミッターマイヤー。
同盟の外交官に対して、既に同盟政府の言葉を聞く気が無いことを伝える。

第九章 祭りの前

「おれは帝国元帥の称号を陛下よりたまわり」
「帝国宇宙艦隊司令長官という過分な地位もいただいた」
「だが、どれほど高位につこうとも、友人と会うことすらままならぬのでは」
「一庶民にもおとるではないか」

ロイエンタールに不穏な噂が出るが、気にせず会いに行こうとするミッターマイヤー。
しかし部下に止められ、その程度の自由もない自分に嘆く。

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8巻 乱離篇

第四章 万華鏡

「元帥だの宇宙艦隊司令長官だのと顕職にまつりあげられている間に」
「おれも戦闘指揮の感覚がにぶったとみえる」
「味方がついてこれないような作戦をたてるとはな」

作戦案自体はよかったが、味方の連携が取れず逆に苦境に陥ってしまう。
その失態に苛立つミッターマイヤーは、前線に出ることを具申する。

「魔術師め、バイエルラインをもてあそんだか。まだまだ役者がちがうな」

戦況を変えるため猪突したバイエルラインだが、ヤンは巧みに包囲網に誘い込む。
その光景を見るミッターマイヤーは、期待する若者だがまだまだなのを知る。

「吾々は宇宙を征服しうるも、一個人を征服するあたわざるか」

圧倒的大軍で攻めながらも、ヤン艦隊の撃滅もイゼルローン要塞の攻略も出来なかった。
その結果を見て、ミッターマイヤーは疲労した身体でつぶやく。

9巻 回天篇

第六章 叛逆は英雄の特権

「皇帝の御手を汚してはならんのだ」

ロイエンタール討伐の任を受けたミッターマイヤー。
自分が受けなければラインハルト本人が戦うことになり、それだけは避けたかった。

第七章 剣に生き……

「酔っているな、卿は」
「酒にではない、血の色をした夢に酔っている」

戦いの前にロイエンタールと通信で会話するミッターマイヤー。
そのロイエンタールらしからぬ夢のような話しを聞き、ミッターマイヤーは指摘する。

「ロイエンタールの大ばか野郎!」

ロイエンタールを説得するも、実らず通信は切られてしまう。
怒りを叫ぶが、それは友に対するものだった。

「現にしてやられつつあるところだ。完了形で言うのは早すぎる」
「この後に逆接の接続詞をつづけたいものだな」

部下のバイエルラインがロイエンタールの誘いに乗り、かなりの損害を受ける。
謝罪するバイエルラインに、ミッターマイヤーは戦いが続いていることを話す。

10巻 落日篇

第三章 コズミック・モザイク

「能ある者が味方ばかりでは、戦う身としてはりあいがなさすぎる」
「まして、ヤン・ウェンリーを失って、宇宙は寂寥を禁じえぬところだ」

イゼルローン軍によって、局地戦だが帝国軍は敗北する。
ミッターマイヤーはメルカッツの手腕と考え、好敵手がいることをむしろ喜ぶ。

「見えるか、フェリックス、あの星々が……」

一つの時代が終わり、始まろうとしている時、息子フェリックスは空の星々に手を伸ばす。
その姿を見るミッターマイヤーは、これからの時代に思いを馳せる。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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