「羊と鋼の森(宮下奈都)」の名言まとめました

「羊と鋼の森(宮下奈都)」より名言をまとめていきます。

羊と鋼の森

僕は調律という森に出会ってしまった。山には帰れない。(外村、以降無記入)

 

「焦ってはいけません。こつこつ、こつこつです」(板鳥宗一郎、調律師)

 

「この仕事に、正しいかどうかという基準はありません。正しいという言葉には気をつけたほうがいい」(板鳥)

 

「まあ、調律師に大事なのは調律の技術だけじゃないから」(柳、調律師)

 

「堂々としていたほうがいいんだ。不安そうな調律師なんて誰も信じないからさ」(柳)

 

ピアノに出会うまで、美しいものに気づかずにいた。知らなかった、というのとは少し違う。僕はたくさん知っていた。ただ、知っていることに気づかずにいたのだ。

ピアノが、どこかに溶けている美しいものを取り出して耳に届く形にできる奇跡だとしたら、僕はよろこんでそのしもべになろう。

 

「知らないっていうのは、興味がないってことだから」(柳)

 

「なるべく具体的なものの名前を知っていて、細部を思い浮かべることができるっていうのは、案外重要なことなんだ」(柳)

 

「要するに、好みの問題なんだ。ピアノにどんな音を求めるのか、それはお客さんの好み次第だよ」(柳)

 

「求められてないところでがんばっても得るものはない」(秋野、調律師)

 

「一般家庭に調律に行くんだ。それ以上求められてないし、やっても意味がない。むしろ、へたに精度を上げると……弾きこなせないんだよ」(秋野)

 

「なんとなく、外村くんの顔を見ていたらね。きっとここから始まるんですよ。お祝いしてもいいでしょう」(板鳥)

 

「あの人が欲しいのは、忠実に再現されたピアノじゃなくて、しあわせな記憶なんだ」(柳)

 

はじめから望んでいないものをいくら取りこぼしてもつらくはない。ほんとうにつらいのは、そこにあるのに、望んでいるのに、自分の手には入らないことだ。

 

「でもやっぱり、無駄なことって、実は、ないような気がするんです」

 

才能という言葉で紛らわせてはいけない。あきらめる口実に使うわけにはいかない。

 

「一流のピアニストに自分の調律したピアノを弾いてもらいたい。そういう気持ちは調律師なら全員が持っているんじゃないの。でも実際にそれができるのは、ほんのひと握りの」
「──ほんのひと握りの、幸運な人間だけだ」(柳)

 

音楽は人生を楽しむためのものだ。はっきりと思った。決して誰かと競うようなものじゃない。競ったとしても、勝負はあらかじめ決まっている。楽しんだものの勝ちだ。

 

比べることはできない、比べる意味もない。多くの人にとっては価値のないものでも、誰かひとりにとってはかけがえのないものになる。

 

「ピアノは同じにしておくほうがいいと思います。あなたたちが変わったのなら、きっと以前とは違う音色になります。それを確かめるのも大事なことだと思います」(柳)

 

「ピアノで食べていこうなんて思ってない。ピアノを食べて生きていくんだよ」(佐倉和音)

 

「ピアノを弾く人ならみんなわかっていると思います。ひとりなんです。弾きはじめたら、結局はひとりなんです」(和音)

 

「ピアノを弾きはじめたらひとりです。だから、そのひとりを全力で私たちが支えるんです」(佐倉由仁)

 

「だからね、思いついたことはやってみたらいいと思うの。うまくいかなかったら、戻せばいいじゃない」(北川)

 

努力していると思ってする努力は、元を取ろうとするから小さく収まってしまう。自分の頭で考えられる範囲内で回収しようとするから、努力は努力のままなんだ。
それを努力と思わずにできるから、想像を超えて可能性が広がっていくんだと思う。

 

「どんなことでも一万時間かければ形になるらしいから。悩むなら、一万時間かけてから悩めばいいの」(北川)

 

絶対にいい音など存在しない。絶対という音はない。

 

「ピアニストを育てるのも、私たち調律師の仕事です」(板鳥)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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