「銀河英雄伝説」コルネリアス・ルッツの名言・台詞をまとめていきます。
5巻 風雲篇
第二章 ヤン提督の箱舟隊
「……つまり、いやがらせの攻撃をする、と?」
7巻 怒濤篇
第五章 蕩児たちの帰宅
「智者は智におぼれる。ヤン・ウェンリーのカレンダーも残りすくないぞ」
8巻 乱離篇
第一章 風は回廊へ
「あのオーベルシュタインよりはやく死んでたまるか。おれは奴の葬儀のときに、心にもない弔事を読んで心の中で舌を出してやる」
「それが楽しみで、今日まで戦死せずにきたのだからな」
第八章 遷都令
「このままでは、わが帝国は一酷吏の跋扈するところになってしまう。大げさかもしれぬが、毒草は芽のうちに摘むべきだろう」
9巻 回天篇
第四章 発芽
「ロイエンタール元帥と取っくみあいになる、とでもいうのなら、陛下は卿をおつれになるだろうよ。だが、今回は平和な旅でなければ困るからな」
第五章 ウルヴァシー事件
「新領土において、総督たるロイエンタール元帥には、陛下のご安全を保障する責任がありましょう。にもかかわらず、この現実、彼が批判に値せぬとは残念ながら思えません」
「ひとりだからよかったが、また新手が来るのは目に見えている。おれが残って奴らを防ぐ。卿は陛下を守護したてまつってブリュンヒルトに乗れ」
「おいおい、いちおうおれは卿より5歳ばかり年長なのだぞ、ばかはないだろう。年長者の責任をはたすだけのことだ」
「卿には卿にしかはたしえぬ責任をはたせ。いれ以上、形式論を聞かせてくれるなよ。そんなことをしたら、謝礼として左腕を撃ちぬいてやるからな」
「もとより、小官は生きて元帥杖を手にするつもりでございます。おそれながら、陛下とは建国の労苦をともにさせていただきました」
「ぜひ今後の安楽と栄華をも、わかちあたえていただきたいと存じますので」
「せっかくの機会だぞ。ローエングラム王朝の上級大将が、どのような死にかたをするか、卿らが死ぬにせよ、生き残るにせよ、見とどけていったらどうだ?」
「わが皇帝、あなたの御手から元帥杖をいただくお約束でしたが、かなわぬことのようです。お叱りはヴァルハラでいただきますが、どうかそれが遠い未来のことであるように……」
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