ソードオラトリア1巻(大森藤ノ)より言葉と名言の紹介

ソードオラトリア1巻(大森藤ノ)

 ダンまち外伝になり、剣姫アイズ・ヴァレンシュタインの物語。

 

 所属するロキ・ファミリアで戦いの毎日を送るアイズ。

 

 そんな時、これから深く関わることになる少年ベル・クラネルと出会う。

 

 純粋な少年を見て、アイズは過去の自分を見つめることになる。

 

 そんな時、怪物祭(モンスターフィリア)の途中で発生する事件に
アイズ達ロキ・ファミリアも巻き込まれていく...

登場人物

 

アイズ・ヴァレンシュタイン
 剣姫と呼ばれるヒューマンの少女。オラリオでも最強の剣士の一角を占める。
 神とも比較されるほどの美少女。無口で表情を表に出さない。

 

レフィーヤ・ウィリディス
 エルフの少女。魔道士として魔力は強いが近接戦闘は苦手。
 アイズに憧れているが、助けられてばかりの自分を恥ずかしく思っている。

 

ティオネ・ヒリュテ
 アマゾネスの少女。近接戦を得意とする。ティオナの双子の姉である。
 ロキファミリアの中でも中核を担うほどの戦闘力をもつ。

 

ティオナ・ヒリュテ
 アマゾネスの少女。双子の姉ティオナと同じくファミリアの中核を担う。
 天真爛漫な性格でファミリアのムードメーカーでもある。

 

ロキ
 アイズ達が属するロキファミリアの主神。
 可憐な少女と酒が好きでいつもふざけているが、団員達からの信頼は厚い。

 

その他の登場人物は出てきた時に随時説明していきます。

 

冒険者

 

 いつしか、「冒険者」という言葉は、その多くが、「未知」の誘惑に
抗えなかった彼らを指すようになる。

  「冒険者」、誰もが一度は憧れる。

 

  そして大部分は年とともに、その考えを諦めていく...

 

  現実で出来ない分、物語の中だけでも楽しみたい。

 

明るい言葉

 

 気にしない方がいいよ、レフィーヤ。
 大荒野で戦る時はみんな無傷で済むわけないんだし。
 一々謝られたら、アイズも困っちゃうよ。ね!

  レフィーヤが戦闘時、アイズに助けられたことを謝っている。

 

  そんな時、ムードメーカーであるティオナが軽く口出しした言葉になる。

 

  深刻になりがちな時、このように冗談っぽく言ってくれると助かる。

 

  また本当に、大したこと無いような気にもなる。

 

  この物語でティオナは、個人的に一番好きなキャラです。

 

恐怖

 

 何かがいたのよ、ここに。強竜(カドモス)を殺してのける、冒険者じゃない何かが。

  本来強敵として戦うはずであったモンスターのカドモスが、既に倒されていた
 場面でティオネが語ったこと。

 

  いるべきものが倒されている。

 

  しかも最強とうたわれているモンスターが、別の誰かではなく何かに倒されている。

 

  そこから、最強と言われるモンスターよりも更に強いモンスターがいる、となる。

 

  この先どうなるかは伏せておく...

 

時の勢い

 

 ダンジョンは知識と経験に基づいた理詰めの行動がとことん要求されるが、
今この場面に限っては、彼らの熱に水を差す真似はきっと野暮に違いない。

  ロキファリミアの戦闘時、団長であるフィンが考えたこと。

 

  フィンは冷静沈着にグループをまとめている。

 

  しかし今、仲間の危機に飛び出していったアイズ達に対して、冷静な行動よりも
 勢いに任した方が効果があると判断している。

 

  多くの場合、突っ走った行動は敗北の原因になる。

 

  しかし状況が困難な時、勢いに任せることが逆転のチャンスを生むこともある。

 

  「何が正しい?」ではなく、「何が結果をもたらすか」が常に優先される。

 

命令

 

 二度も言わせるな。急げ。

  先程と同じフィンの言葉になります。

 

  本作ではこの後、「声音が、冷酷な暴君のごとき威圧を秘める」とある。

 

  先程は若い者の勢いに任せ、状況が変われば逆らえない命令で皆を動かしている。

 

  もし命令しかしない指導者なら、逆らう人もいるかもしれない。

 

  けど時に許してもらえる優しさがあるため、いざという時には逆らうことが出来ない。

 

  なぜなら「あの人が言っているのだから」となる。

 

  当たり前だが、指導者は厳しすぎても優しすぎてもうまくいかないもの。

 

  本来それぐらい難しいため、本当の尊敬すべき指導者などほとんどいない...

 

予感

 

 面倒な予感しかしねえぞ...!?

  同じくロキファミリアの狼人ベート・ローガが語ったこと。

 

  普段好戦的な性格で弱音などとは無縁の人が、この言葉を発する意味。

 

  実際この後、とんでもなく面倒?なことになる...

 

真面目モードのロキ

 

 つんのめりながら走りまくってたら、いつか必ずコケる。いつも言っとるな?
 これからも何度も言おう。だから、忘れんようにな。

  主神ロキがアイズに対して、いつも無理ばかりしていることを諭している。

 

  アイズのように全力で無理ができる人は実力がある。

 

  そのため、負け慣れていない場合もある。

 

  「今まで大丈夫だったのだから、今回も大丈夫」という根拠と言えない理由で、
 更に高みを目指してしまう。

 

  その結果、たどり着ける人などほとんどいないのが現実。

 

  頑張る、無理をするのは、必要な時には大切。

 

  しかしそれがいつもとなると、下り坂を走っているのと同じこと...

 

交渉

 

 損失の危険性は勿論発生するが、交渉を上手く運べる自信があるのなら、
彼等と商談してみるのも一つの手だ。
 ちなみに、大抵の新米冒険者はここで冒険してしまい、その多くが無残な
結末を迎えることになる。
 最初の内はギルドに世話になる方が吉だ。

  ダンジョンで見つけてきたアイテムなどを売却する時、正規の相手に行うか、
 その他の業者で行うかの選択。

 

  当然、正規の相手はネームバリューから安心だが価格が安い。

 

  逆に業者は、良いところもあれば悪いところもある。

 

  評判が良いところほど差は少なくなり、悪いところは差が大きくなる。

 

  ただ安心だけを目指して、正規の最安値ばかりだと先につながらない。

 

  失敗を前提に業者と商談し、それを次につなげていくのが望ましい?

 

不思議

 

 珍しいを通り越して不思議だな、アイズが時間を無為に過ごすのは。

  同じロキファミリアのエルフのリヴェリアが感じたこと。

 

  リヴェリアは姉(母?)のように、いつもアイズのことを気にかけている。

 

  いつも強くなることだけを考えているアイズが、何もせずに座っている姿をみて
 不思議に思っている。

 

  しかしただ座っているだけで不思議がられるなんて、いつもは何をしているのか...

 

ティオナの思考

 

 ティオナは考えることが苦手だ。
 アイズの心を慮って気を利かせてやれないだろうし、悩みそのものを拭って
やることも無理だろう。
 お節介を焼きに行ってもきっと大失敗に終わる。
 これまでもこれからも、ティオナは能天気な振る舞いで、アイズから
笑顔を引っ張り出してやることしかできない。

 小難しいことは放り出す。要は、ティオナがアイズのしょぼくれた顔を見たくないのだ。

  ティオナが落ち込んでいるアイズに対して考えたこと。

 

  同じ目線の仲間には悩みを打ち明けることも、まして解決出来ることも多くはない。

 

  それなら表面だけでも良いから助けてあげようという、優しい気持ちこそが
 相手に伝わるもの。

 

  もちろんこれで解決出来るわけではない。

 

  しかしこのような人がいるだけで、解決する意欲につながる。

 

  こんな人を一人でも持てるなら、他が全て駄目でも、個人的には勝ち組だと考える。

 

対多数の撃退法

 

 街に散らばったモンスターを追って闇雲に走り回っても非効率、
時間の浪費は避けられない。
 高所から敵の位置を掌握してから、早急に狙い撃て。

  数ヶ所に散らばったモンスターに対して、ロキがアイズに指示したこと。

 

  緊急時、目先の問題に目線が行ってしまい、全体が見えなくなることがある。

 

  そのため、まず全体を把握してから効率的に行動をする。

 

  それが結果的に時間を短縮する。

 

  考えすぎては遅くなる。

 

  しかし考えなければ解決しないという、矛盾と戦いながら行動を決める必要がある。

 

レフィーヤの思い

 

 追いかけても、追いつかない。追い縋っても、差はなお開く。
 劣等感に苛まれるほど、卑屈に陥ってしまうほど、あの憧憬は遠過ぎる。
 心が折れてしまうほど、彼女達は強く、自分は弱い。
 でも、追いつきたい。助けたい。力になりたい。できることならば、一緒にいたい。

  レフィーヤは強力な魔法は持っているが、戦闘自体が苦手。

 

  そのためアイズやヒリュテ姉妹に助けられてばかりいる。

 

  今アイズ達がピンチに陥っており、そんな自分を奮い立たせている。

 

  想いがなければ次につながらない。

 

  しかしあまりにも目標が遠すぎると、諦めの気持ちが強くなる。

 

  それでも想いの方が強いと、再度がんばることが出来る。

 

  その目標となる人への憧れこそが力になる。

 

諦めの悪い者

 

 意志は折れる。何度でも折れる。折れない誓いなどありはしない。
 その折れた意志を何度でも直す者が、諦めの悪い者がいるだけだ。

  先程と同じレフィーヤの心の声。

 

  諦めてばかりいる自分に対して気持ちを入れている。

 

  ほとんどの人は目標を立てては諦めていく。

 

  一つの目標を、一度も挫折せずに進める人などほとんどいない。

 

  だからといって目標も立てないのでは問題がある。

 

  どうしても譲れない目的があるのなら、何度でも目標を立ててチャレンジすべきだ。

 

感想

 

  本作は本編である「ダンまち」と同じ時間設定のため、多くの部分で
 同じ出来事が書かれている。

 

  しかし本編はベルの視点、外伝ではアイズの視点になり、
 「立場が変わればこのようになるのか」という感じで面白い。

 

  アイズはもちろん、本編ではあまり活躍が書かれていないレフィーヤや
 ヒリュテ姉妹などのキャラクターがいろいろと活躍していますので、ダンまちを
 読んでいる人はもちろん、単独でも十分楽しめる。

 

  またこれを読んだ後、本編を読んでみるのも面白そうですね。

 

 

 

 

→「ソード・オラトリア2巻」へ

 

 

 

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