「ソード・オラトリア」の名言まとめました

「ソード・オラトリア(大森藤ノ)」より名言をまとめていきます。

所属するロキ・ファミリアで戦いの毎日を送る、剣姫アイズ・ヴァレンシュタイン。
そんな時、これから深く関わることになる少年ベル・クラネルと出会うのだった。

1巻

時の勢い

ダンジョンは知識と経験に基づいた理詰めの行動がとことん要求されるが、今この場面に限っては、彼らの熱に水を差す真似はきっと野暮に違いない。

ロキ・ファリミアの戦闘時、団長フィンが考えたこと。
フィンは冷静沈着にグループをまとめている。
しかし今、仲間の危機に飛び出していったアイズ達に対して、冷静な行動よりも勢いに任した方が効果があると判断している。
多くの場合、突っ走った行動は敗北の原因になる。
しかし状況が困難な時、勢いに任せることが逆転のチャンスを生むこともある。
「何が正しい?」ではなく、「何が結果をもたらすか」が常に優先される。

命令

二度も言わせるな。急げ。

危険を感知したフィンは仲間に撤退を命令する。
しかしある状況のため仲間が戸惑いを見せた時、強い口調で厳命する。
本作ではこの後、「声音が、冷酷な暴君のごとき威圧を秘める」とある。
先程は若い者の勢いに任せ、状況が変われば逆らえない命令で皆を動かしている。
もし命令しかしない指導者なら、逆らう人がいるかもしれない。
けど時に許してもらえる優しさがあるため、いざという時には逆らうことが出来ない。
なぜなら「あの人が言っているのだから」となる。
当たり前だが、指導者は厳しすぎても優しすぎてもうまくいかないもの。
本来それぐらい難しいため、本当の尊敬すべき指導者はほとんどいない。

真面目モードのロキ

つんのめりながら走りまくってたら、いつか必ずコケる。いつも言っとるな?
これからも何度も言おう。だから、忘れんようにな。

主神ロキがアイズに対して、いつも無理ばかりしていることを諭している。
アイズのように全力で無理ができる人は実力がある。
そのため負け慣れていない場合もある。
「今まで大丈夫だったのだから、今回も大丈夫」という根拠と言えない理由で、更に高みを目指してしまう。
その結果、たどり着ける人などほとんどいないのが現実。
頑張る、無理をするのは、必要な時には大切。
しかしそれがいつもとなると、下り坂を走っているのと同じこと。

不思議

珍しいを通り越して不思議だな、アイズが時間を無為に過ごすのは。

同じロキファミリアのエルフ・リヴェリアが感じたこと。
リヴェリアは姉(母?)のように、いつもアイズのことを気にかけている。
いつも強くなることだけを考えているアイズが、何もせずに座っている姿を見て不思議に思っている。
しかしただ座っているだけで不思議がられるなんて、いつもは何をしているのか。

対多数の撃退法

街に散らばったモンスターを追って闇雲に走り回っても非効率、時間の浪費は避けられない。
高所から敵の位置を掌握してから、早急に狙い撃て。

数ヶ所に散らばったモンスターに対して、ロキがアイズに指示したこと。
緊急時、目先の問題に目線が行ってしまい、全体が見えなくなることがある。
そのため、まず全体を把握してから効率的に行動をする。
それが結果的に時間を短縮する。考えすぎては遅くなる。
しかし考えなければ解決しないという、矛盾と戦いながら行動を決める必要がある。

レフィーヤの思い

でも、追いつきたい。助けたい。力になりたい。できることならば、一緒にいたい。

レフィーヤは強力な魔法は持っているが、戦闘自体は苦手。
そのためアイズやヒリュテ姉妹に助けられてばかりいる。
今アイズ達がピンチに陥っており、そんな自分を奮い立たせている。
想いがなければ次につながらない。
しかしあまりにも目標が遠すぎると、諦めの気持ちが強くなる。
それでも想いの方が強いと、再度がんばることが出来る。
その目標となる人への憧れこそが力になる。

諦めの悪い者

意志は折れる。何度でも折れる。折れない誓いなどありはしない。
その折れた意志を何度でも直す者が、諦めの悪い者がいるだけだ。

先程と同じレフィーヤの心の声。諦めてばかりいる自分に対して気持ちを入れている。
ほとんどの人は目標を立てては諦めていく。
一つの目標を、一度も挫折せずに進める人などほとんどいない。
だからといって目標も立てないのでは問題がある。
どうしても譲れない目的があるのなら、何度でも目標を立ててチャレンジすべきだ。

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2巻

努力

ダンジョンで上げる戦果に比べれば地味に違いないこうした技の研鑽を、彼女は決して怠ろうとしない。むしろ怠ることができない。
アイズが恐れていることは、多くの者達と同じ、前に進めなくなることだからだ。

アイズが毎日繰り返している朝の鍛錬について。
実力がある人はこのような見えない努力をしている。
もしこれが「していた」と過去形になれば、すぐに抜かれてしまう。
逆に実力が無い人は出来ない理由を探していく。
変化がない限り、この差が埋まることはないでしょう。

堕落

あの聡明なエルフでさえこうまで堕落する。子供達は何て愚か愛しいのだろう。
ロイマンを見る度に、道化をこよなく愛する女神はそう感じるのだ。

権力を手に入れて豚のように太ったエルフに対して、神ロキが考えていること。
エルフは高潔で排他的と言われているが、なかにはこのような者が出てきてしまう。
普通は嫌悪感を感じるものだが、「愛しい」と感じる所にロキの本性を見る。

弱い

(もっと、力があったなら) 弱い。まだ弱い。アイズ・ヴァレンシュタインは、何て弱い。
自分はいつの間にか、牙を抜かれていたのだろうか。
自分はたった一つの悲願を、僅かでも思い出の一つにしようとしていたのだろうか。

アイズが強敵に負けた後、自分に語りかけている。
このような考え方は実力アップにつながると同時に、自分を追い込みすぎて悪い方向になることが多い。
ただこの状態の時に人の意見を聞く余裕は無いため、周りに出来ることは「見守ることだけ」になるのがもどかしい。

見守ること

今あの娘を止めたとしても、後回しになるだけだ。いずれどこかで、きっと何かをやらかす。目の届かないところで破裂されるくらいなら...目の前で大いに爆発させた方がいい。

アイズのわがままに対して、リヴェリアがフィンに語ったこと。
注意して止めさせても結局は無くなったのではなく奥に潜むだけ。
返って面倒くさくなるのは現実でも同じこと。
適度な解放が必要なのだが、「止めさせているほうが楽」ということから後回しになり、状況がとんでもなく悪くなることがある。
抑止には限界があることは、いろいろな意味において覚えておくべきでしょう。

最後の力

もう一度、力を振り絞ろう。あと少しだけ、死力をつくそう。
あの敵を倒して、あの敵を超えて。
強くなろう。今の弱い自分と、決別するために。

階層主ウダイオスとの戦いの途中、傷つき疲れ果てたアイズだが勝つために最後の力を振り絞ろうと自分を追い込んでいる。
最後の賭け、最後の突撃は悲劇を生むことが多い。
しかし、この粘りによって勝った事例があるのも事実。
現実でもこれは甘美な罠なのか、それとも必要な儀式なのかは紙一重のため難しい選択。

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3巻

勝敗

負けるつもりはない...とは言いたいけど、真正面からやり合いたくない相手であることは、確かかな。

アイズを窮地に追い込んだレヴィスと戦った後、フィンが語ったこと。
ファミリアの団長であり、オラリオでも名の知られた勇者としては「負ける」とは言えない。
ただ勝つと言わないところが、逆に余裕でもある。
弱い人ならムキになる所ですからね。

博打

眷属(フィン)達に全部任せとるのはこっちや、好きにしたらええ...
それに、博打をするならトコトンつぎ込む方が、うちの好みや。

次の遠征で多額の資金が必要になった時、ロキが語ったこと。
ロキは勝負事や面白いことを好んでいる。
そのためハイリスクなことを、返って喜んでる感じ。
ただ能力に対する信頼から負けることは考えていない。

対応

潰すだけだ。

アイズを狙っているレヴィスが語ったこと。
レヴィスは危険であり凶暴。だた敵キャラという設定だが、個人的にはかっこよさを感じる。
他の人はどう感じているだろうか?

的確な言葉

無遠慮かつ乱暴に言葉の刃を放ち、無理矢理に傷口を広げ、冒険者達の怒りと不況を買う。
裏を返せば、彼を恨むのは自分の傷と向き合えない者ということでもある。

レフィーヤが、ベートにキツイことを言われた後に感じたこと。
たとえそれが正しくても、言ってはいけないことがある。
極端に言えば、頭の悪い人に「バカ」というのは正しいが言ってはいけない。
実生活において「正しいこと」ほど、言われると腹が立つものはない。

救出

私を守ってください!!
私を信じて!! 私は、魔道士です!

私を守ってくれる貴方達を救ってみせる!!

味方がピンチになった時、レフィーヤが叫んだこと。
魔法を使用するためには無防備な時間が出来るため、協力を求めている。
みんながピンチの時、「自分を守れ」と言うのは勇気が必要。
気の弱いレフィーヤが最大の勇気を振り絞っている。

4巻

指導

ただ為合(しあ)うだけではいけない。
相手の動きを導くように、わからせるように足を踏み込み、攻撃を打ち込む。

アイズがベルとの訓練で気をつけていること。
人の指導をしたことがないアイズは方法が分からない。
そのため実際の打ち合いを行い、感じてもらうことを選択する。
個人的には、「教育というのは押しても引っ張ってもいけない」と考えている。
「気づいてもらう」や「導く」というのが、時間はかかるが未来につながる指導になる。

自分のスタイル

他者の理想を押し付けてもいいことにはならない。戦い方に関しては、ほぼ必ず。

ベルとの訓練で、アイズが自分の理想を語ろうとして止めた時に考えたこと。
能力や経験のある人の意見は聞くべきものがある。
しかし押し付けになると、自分で考えるという一番大切なことをスポイルしてしまう。
「意見するのはいい、しかし押し付けてはいけない」ですかね。

ベテラン冒険者

安心していいよ、ロキ。僕も冒険者だ。
「未知」に挑むあの感覚は、十分に知っている。

新たな階層へと冒険に向かう前、団長フィンが語ったこと。
以前は危険だったことが、慣れにより普通になる。
繰り返していくと、危険だったことすら忘れてしまう。
危険を冒さなくなったベテランが自信を持つのはいいが、過信になってしまうことが多い。

あり過ぎて

「襲ってきそうな相手に何か心当たりはないのかい、ヴァレン何某君?」
「...あり過ぎて、逆に」

アイズはオラリオでも1,2を争うロキ・ファミリアの団員。
しかも実力はもちろん外見も注目を集める存在のため、周りからの嫉妬は数知れない。
そのため心当たりが多すぎる。

深層について

「ダンジョン深層...59階層に事件の鍵が本当にあると思うか、ウラノス?」
「確証はない。だが、確信はある」

ロキ・ファミリアが深層へアタックすることに対して、神ウラノスとフェルズの会話。
そこに最近頻発している事件の鍵があることを、神ウラノスは信じている。
ここで少し気になったので、「確証」と「確信」の違いを調べてみた。
確証:確かな証拠により知っていること。
確信:予測などにより信じていること。
この後に続くのですが、「神の勘」となる。

訓練の終わり

私も、ありがとう。...楽し、かったよ。

アイズとベルの訓練最後の会話。
アイズにとっては、自分の望みのために始めた訓練の手伝いだったが、ベルとの時間を楽しんでいた。
年下の男の子のベル(アイズに片思い中)に、こんなことを言うなんて、アイズも罪作りな。

小人族(パルウム)の旗印

世界中の同胞達の名を、僕はほとんど知らない。
小人族には光が必要だ。「勇気」という名の旗印が。

小人族であるフィンの願望。
名前の通り身体の小さい小人族は、冒険者としてなかなか成功しない。
そのため種族としての立場も弱く、虐げられてもいる。
オラリオでも屈指の実力者であるフィンにとって、今の現状は認めることが出来ない。

フィンの宣言

犠牲の上に成り立つ偽りの栄誉は要らない!!
全員、この地上の光に誓ってもらう。必ず生きて帰ると!!

ダンジョン深層へアタックする前、フィンが宣言したこと。
これとは逆の宣言もある。「いかなる犠牲を払っても達成する」
戦いの結果によって、後ろにいる人達に影響が出る場合は後者の選択も正しいかもしれない。
しかしそれ以外は「偽りの栄誉」なのかもしれない。

フィンの鼓舞

君達に「勇気」を問おう。その目には、何が見えている?
恐怖か、絶望か、破滅か?
僕の目には倒すべき敵、そして勝機しか見えていない。
退路などもとより不要だ。この槍をもって道を切り開く。
女神の名に誓って、君達に勝利を約束しよう。ついてこい。

強敵を前に傷ついた仲間に対して、フィンが叫んだこと。
危険に陥った時、無理に戦いを継続するのは無謀である。
しかし逃げることすら困難な場合、前進こそが唯一残された勝機になることもある。
戦うと決めた場合、最も危険なのが「弱気」である。
その残された感情を取り除けるのが、指導者の条件となる。

5巻

未来

大成するか、ただの命知らずとなるか、あるいはもっと別の何かになるか。

道中で見たベルを思い出し、アイズが考えたこと。
結果的に大成した人の冒険は、英断と言われる。
結果的に敗北した人の冒険は、無謀と言われる。
この差は、実際としては僅差である。しかし人々は、そう見ない。

隠しごと

確かに私達は絆で結ばれた「ファミリア」だ。
しかし、今打ち明けていない身の上の一つや二つ、お前たちにもある筈だ。
無理強いされ、お前達は抱えているものを話すことができるのか?

アイズに秘密があることを感じている、ファミリアの同胞たち。
その秘密を聞き出そうと考えた時、リヴェリアが諭したこと。
相手の悩みや隠しごとは知りたいもの。しかし言えないから隠しごとになっている。
親切が押し付けになってはいけない。

変化

お前に会ってから...私は、どんどんおかしくなっている。

レフィーヤに対して、再開したエルフのフィルヴィスが語ったこと。
ある事件により、心を閉ざしていたフィルヴィス。
しかしレフィーヤとの出会いが、自分を変えていることを自覚している。
これを言われたら嬉しいですね。

初見

───初見の相手こそ、冷静に。

初めて遭遇したモンスターに対して、レフィーヤが考えたこと。
初見で強敵に出逢った時、焦りの方が先に立つ。
しかし初見であるからこそ、いろいろなことを冷静に見なければいけない。
当たり前だが、心に刻んでおきたい。

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6巻

ティオネ

アイズ、今は放っておいて。私、嫌なやつになってるから。

昔の因縁の相手と出会い、不機嫌になっているティオネ。
アイズが近づいてきた時、ティオネが語ったこと。
怒りが身体を支配している時、気持ちと理屈は同じにならない。
分かってるけど出来ない、もしくはしない。
気持ちは分かるが、おせっかいもタイミングを見つけて欲しい。

戦士

変わった、変わったな、ティオネ...強くなったが、弱くなった。

アマゾネスの国で日々戦いに明け暮れる戦士が語ったこと。
ティオネが戦いの途中、ある優しい行動を取ってしまった。
その行動を非難している。
少し矛盾している言葉だが、格闘家と兵士の違いと捉えている。
試合なら強くなった、真剣勝負なら弱くなった。

笑い

ねぇ、アイズ...いつも笑ってるあたしって、気持ち悪いかな?

昔を思い出すティオナ。ふと自分を振り返った時、アイズにたずねたこと。
ただ元気で明るいから、笑っていると思っていたティオナ。
しかしその過去は、血塗られたものだった。

二人

また、前みたいに...二人ぼっちに、戻ったみたいだね。

カーリー・ファミリアの策略により、二人だけで戦いに挑むティオネとティオナ。
今でこそロキ・ファミリアの仲間がいる。しかしその前は二人ぼっち。
そして、こらから向かう戦いの後には。

馬鹿

───変わらない。この馬鹿はどんな時だって変わらない。

戦いを前に、調整として組手を行う二人。
しかし戦っている途中、あることに気づいたティオネが思ったこと。
変わらない、変われない、変わりたくない。
この「変わらない」はどれだろうか?

選択

でも、やっぱりティオネがいてくれるだけでいいや。

アマゾネスの国を出て以降、各地をさまよい歩く二人。
あるファミリアを抜ける時、少し渋った後にティオナが話したこと。
ファミリアを抜けるか、今までと同じようにティオネと二人になるかの選択。
最終的には、常にこれが優先される。

半身

あれは自分の半身で───たった一人の妹なのだから。守るのだ。ティオネがティオナを。
二人ぼっちの妹を、守らなくてはいけないのだ。

───守らなければ。同情したわけではない。ただ当然のことだった。
彼女は己の半身なのだから。

ティオネとティオナ。それぞれが相手に対して感じていること。
お互いが相手を守り、そして半身と考えている。姉妹であり、双子特有の感覚かもしれない。
ここに上下関係は存在しない。

ティオネ

あたし、馬鹿だから...こんなことしかできないけど!
笑えない誰かの分まで、あたし、笑っちゃうから!

ティオナが闘いの最中、心に描いたこと。ほとんどの本心と、少しの努力。
人である以上、いつも笑えるなんてあり得ない。

7巻

切り替え

もう切り替えるんじゃ。潔く認めろ。
追い詰める側だった儂等は、狩られる側に変わった。

敵の罠にかかってしまったガレスが語ったこと。
人は状況が不利になると、理由や原因を探してしまう。
「なぜ?」「どうして?」ばかり考えて、現状を良くする方向に考えが向かない。
何か失敗した時、自分を責めてばかりいるのと似ている状態になる。
しかし必要なのは、「これからどうするか?」の一点のみ。
まず考えるべきは「方法」であり、「原因」は終わってから考えればいい。

分断

「ロキ・ファミリア」といえど、仲間がいなければこうも脆い。

迷宮に誘い込んだ上に、ロキ・ファミリアの分断に成功した、バルカが話したこと。
チームワークで力を発揮することがある。
しかし言葉を変えれば、チームでなけれ力を出せない。
それなら倒すためにチームで無くせばいい。
戦いの基本的な考えではあるが、それだけに大切になる。
戦いはスポーツではなく、正々堂々とは無能と同じ意味となる。

断言

答える必要があるのか?
もう理解しているだろう?

怪人レヴィスが、アイズに対して語ったこと。
人は分かっていることでも、確認したくなる時がある。
「分からない」と言うより、「信じたくない」という感覚になる。
それに対してこのように答えるのは、相手の動揺を誘い、有利に展開できる。
相手の内面が予測できる時には、有効な戦略となる。

単純明快

決まっとる───潰れる前に潰す!

モンスターと戦っている、ガレスが語ったこと。
細かい状況は書かないが、単純明快な答えとなる。
人は何ごとも、単純なことを受け入れる。

8巻

これから

負けは潔く認めよう。問題は、これからどう雪辱を晴らすか、だ。
死者を悼む時間は終わった。

前回の戦いで戦死者を出したことに対し、ロキ・ファミリア団長フィンが語ったこと。
悼む時間は必要だが、いつまでも立ち止まっている訳には行かない。
下の者なら、悼み続けるのも良いのかもしれない。
しかし上に立つ者には、冷酷なぐらいの割り切りも必要になる。

怒り

人は怒りが許容範囲を超えた時、その人物をないものとして扱う。
一切の無視を行い存在の否定を行う。

「好意の反対は無関心」と言われている。
「嫌い」と言っているうちは、嫌いという興味を持っているからだ。
その点から考えて「いじめ」で利用する無視とは、これと同じことを強制的に行うこと。
これほど残酷なこともない。

武器

ですが、やります。...こんな武器、あってはいけない。

治療が不可能な「呪い」を宿した武器の解毒薬を、唯一作れる可能性を持っているディアンケヒト・ファミリアのアミッドが話したこと。
「存在していい武器が有るか?」と問われたら、返事にためらってしまう。
しかし自分の身を守る必要もあるため、武器自体の否定は難しい。
しかしそれでも「限度」と言うものがある。それだけは否定しないといけない。

強者

弱者をいたぶる雑魚になど成り下がってはならない。
強者の傲慢など許さない。そんな暇があれば「牙」を磨く。

ベート・ローガが考えている、強者の条件になる。
弱肉強食の世の中だが、だからこそ強者には自制が求められる。
そして強者は、弱くなることを許されない。

なんで謝るんだよ、「勇者(ブレイバー)」
あんた達のせいじゃないだろ、ガキでもわかる。
悪いのは、こんなことしでかしやがった連中だ。

ロキ・ファミリアの動きにより、多くのアマゾネスが闇派閥(イヴィルス)の襲撃を受けた。
そのためフィンが謝った時、アマゾネスのアイシャが語ったこと。
確かに当たり前のことである。最初の原因がどうであれ、実行犯が悪いに決っている。
しかしこの理屈は、意外と理解できない人が多い。

ベート・ローガ

もう、僕達が何を言っても止まらないよ、彼は。

ある事件により傷つき、そして怒り狂っているベート・ローガ。
そんなベートに対して、フィンが考えていること。これは、諦めの言葉ではない。
この状況を理解し、最善を尽くす考え方になる。
暴走しようとする人がいれば、普通は止めようとする。しかし止まらないことが多い。
それなら止めずに作戦の一部とするのも、立派な戦略となる。

結果

無くなった後でも、同じことが言えんのかよ!
傷をこさえるより、死ぬ方がマシだってか!
くたばっちまった後じゃあ───何もかも遅ぇだろうが!!

ベートが弱者に対して暴言を吐いている本音になる。
優しくして送り出し、弱いため死ぬことがある。
それなら厳しくして、弱い者は戦いに行かせないという考え方。
発想は間違えていない。しかし弱者にも尊厳がある。
自分が弱者だった時、言われても平気かどうかを考えなければいけない。

弱者

何故弱い。何故そこまで弱い。
どうして弱いままでいられる。どうして、強く在ろうとしない。

この「弱肉強食」の世界で、何故弱いまま笑っていられる。
こんな残酷な摂理の中で、なんで───。

ベートが弱者に対して考えていること。
常に強くありたいと考えているベート。
弱い者が弱いまま、自分を許しているのが理解できないし、何より許せない。
これは強者の心を持っている者の、傲慢なのだろうか?

苛立ち

いちいち絡むんやなくて、無関心になれば楽なのになぁ。

ベートの行動に対して、ファミリアの仲間に神ロキが語ったこと。
「弱い者がどうなろうと、自分には関係がない」
このように考えることが出来れば、わざわざ弱者に暴言を吐く必要はない。
好かれることはないが、嫌われることもない。しかしベートは、わざわざ暴言を吐く。
無関心ではいられない。

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