「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」の名言まとめました

「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(大森藤ノ)」より名言をまとめていきます。

少年と仲間たちで織りなす、ダンジョン系ファンタジー。
ベル・クラネルは迷宮都市オラリオで、小さな女神ヘスティアと出会う。
駆け出し冒険者としてダンジョンで危機に陥った時、これからの目標であり憧れの人となる美少女アイズ・ヴァレンシュタインに助けられる。
しかし機嫌よく酒場にいた時、現実の立場を思い知ることになる。

1巻

口癖

冒険者は冒険しちゃいけない。

いつも実力以上の無茶をするベルに対して、エイナさんが話したこと。
冒険者に限らず危険なことをする人は、出来る限り危険を避けなければいけないという矛盾をいつも持っている。
これは誰にでも当てはまること。ハイリスクなことも時には必要だが、出来る限り避ける。
覚えておくべきだろう。

うまくいかないこと

ただ「生きる」って難しい。それが今日死にかけてよくわかった。
ダンジョンだって何だって、そう簡単に思うようにはいかないってことだ。

ベルがダンジョンで死にかけた後に考えたこと。
日々を過ごしていると、当たり前のことが当たり前でないことがある。
昨日大丈夫でも、今日何があるか分からない。また日常は、上手くいかないことばかり。
上手くいかなくて当たり前ぐらいが、ちょうど良いのかもしれない。

自己流

我流なんて聞こえはいいけど、実際はただの素人、今の僕には酷く頼りない響きにしか感じられない。

ベルが所属するヘスティアファミリアの構成員はベル一人。
そのため戦い方を教えてくれる仲間や先輩はいない。そんな時、ベルが考えたこと。
もちろん、教えてもらうだけではダメ。しかし自己流には限界がある
師匠的な人に出会うことが、成功への鍵となる。

まぁいいか

そうだ、油断しちゃいけない。冒険なんかしなくても、ダンジョンは危険を沢山孕んでいる。
「まぁいいか」の積み重ねが一番危ないとエイナさんも言っていたじゃないか。

「まぁいいか」、非常に危険な言葉。
ほとんどの「まぁいいか」は問題ない。しかし最終的には問題が起こるのがほとんど。
しかも大変なことになる場合が多い。その時になって気づいても、残念ながら遅い。
「まぁいいか」はするかしないか?
大切な事に「まぁいいか」は禁物です。

自分

殺意を覚えるのは蔑んだ青年でも周囲の馬鹿にしていた他人でもない。
何もしていないくせに無償で何かを期待していた、愚かな自分に対してだ。

酒場で弱い自分のことをみんなが笑っていたのを聞いて、ベルが感じたこと。
弱いのも臆病なのも仕方がない。最初は誰もが弱いのが事実。問題はそれに甘えていること。
「弱い自分は誰かが助けてくれるもの」なんて考えていたら、未来はないだろう。

ヘスティアの願い

強くなりたいっていう君の意志をボクは反対しない、尊重もする。
応援も、手伝いも、力も貸そう。...だから、お願いだからボクを一人にしないでおくれ。

傷つき帰って来たベルに対して、ファミリアの主神であるヘスティアが語ったこと。
いままでファリミアをつくることが出来なかったヘスティア。
唯一の子どもであるベルを尊重しながらも、失うことを心から心配している。
普段おちゃらけている主神だが、こんな時は主神らしい?

冒険者の心得

冒険者なんてカッコつけるだけ無駄な職業さ。
最初の内は生きることだけに必死になってればいい。
背伸びしてみたって碌なことは起きないんだからね。

シルの働いている、豊穣の女主人のオーナーであるミアがベルに語ったこと。
ミアは元冒険者であり、かなり強い。カッコつけても倒れては意味がない。
ダメな時は逃げることも正しい選択となる。

土下座

これをすれば何をしたって許されて、何を頼んでも頷いてもらえる最終奥義。

ヘスティアが友人の神であるヘファイストスに、ベルの武器制作を依頼した方法。
神タケミカヅチから教わった方法になる。
話の中では30時間土下座を続けることにより、ヘファイストスを根負けさせている。
私自身、土下座はしたこともされたこともない。
しかし謝罪や依頼が難しい時、どうしても無下には出来ないのも事実。

意地悪な女神

ああ、ダメね。しばらくあの子の成長を見守るつもりだったのに...
ちょっかいを出したくなってしまった。

ベルを気に入っている、美の女神フレイヤの言葉になる。
今のベルではとてもかなわないモンスターを放して、ヘスティアを襲わせベルを試そうする。
一つ間違えば、ベルは倒されてしまう。
そうなったら女神として天界でかわいがってあげる、と考えている。
実際こんな人に目を付けられたら大変。

エイナさんの決断

誰かが傷付くよりずっといい!
それに神ガネーシャも人命の優先には理解がある、他「ファミリア」に救援を求めても反対しない筈! 何かあってからじゃ、遅いよ!

モンスターが街に逃げた時、エイナさんが人優先の考え方で独自判断したこと。
第三者的な立場なら当たり前の判断である。
しかし自分が中に入ってしまうと、この簡単な判断が出来ない。
常に「大切なものは何か?」ということを心がけて行動したい。

戦いの結果

言いようのない悔しさがこみ上げてくる。
いくら勇気を振り絞っても、僕じゃ神様を守れない。弱い僕じゃあ、この人を守れない。

勇気を出したベルだが、一方的にやられてしまう。その時に感じたこと。
力のない勇気ほど、無力を感じるものはない。

ベルの選択

神様...僕はもう、家族を失いたくないです。

ベルはモンスターに敵わないことを悟り、神様だけを逃がす選択をする。
昔、祖父を失って一人になったことを繰り返したくなかったから。

ヘスティアの帰還

本当にしょうがない子だよなぁ、君は。ボクが君を置いて逃げ出せるわけないじゃないか。
ボクを守りたいだって?ならその言葉、そっくり君に返してあげるよ。

ベルによって強制的に逃げさせられたヘスティア。
だが想いは同じのため、ベルの元に戻ってきた時に語ったこと。
失うのを恐れていたのはベルだけではなく、ヘスティアも同じだった。

ヘスティアの励まし

ベル君、いつから君はそんな卑屈なやつになったんだよ?
ちょっと前だったら運命の出会いとか馬鹿なこと言って、平気でダンジョンの奥へもぐっていったじゃないか。
あの時の能天気な君は、目標を見つけて絶対に強くなるって誓っていた君は、一体どこへ行ったんだい?
今、君は自分のことを信じてやれないかもしれない。
なら代わりに、君を信じているボクを、信用してやってくれないかい?

モンスターに敵わず自信を失っているベル。
それに対してヘスティアが励ました言葉になる。言葉だけでは意味はない。
だがこの時のヘスティアには、ヘファイストスに作ってもらった新しい武器がある。
それをベルに渡して、全てを託すことになる。

小悪魔

それでも、格好良かったですよ?
不謹慎ですけど、あの時モンスターへ立ち向かっていたベルさんに...私、見惚れちゃいました。

戦いの後、ベルがシルから言われたこと。
本気なのか冗談なのか分からない態度でこんなこと言われたら、どうしていいか分からない。

ヘスティアの想い

誰よりも何よりも、ボクは君の力になりたいんだよ。だってボクは、君のことが好きだから。

疲労から倒れたヘスティアが起き上がった後、ベルに伝えた言葉になる。
この後、ちょっとしたオチがある。

感想

アニメを見た後に小説を読む順番になった。
アニメが面白かったから読んでみることにしたのだが、アニメにはアニメの小説には小説のよさがある。
ファンタジーでダンジョン物、弱い少年が周りに励まされながら成長していくというありきたりな設定だが、結構内容が濃い。
それぞれのキャラ設定や世界観、人間関係や戦闘シーンが細かく描かれており、性別及び年齢に関係なく楽しめるだろう。
ライトノベルを読んだことが無ければ、入門用としておすすめの一冊です。

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2巻

エイナさんの叫び

キィミィはっ!私の言ったこと全っ然っわかってないじゃない!
5階層を越えた上にあまつさえ7階層?迂闊にもほどがあるよ!

いつも無茶ばかりしているベルに対して、エイナさん怒りの言葉。
しかし格段に強くなっているベルを確認し、今後の方針を模索する。

お姉さん

「だからってわけじゃないけど、ちょっと力になってあげたいなって思ったんだよ。
頑張っているキミに、渡したくなっちゃった。ね、受け取って?」
ちょん、と鼻をつつかれる。

エイナさんがベルに、防具のプレゼントを贈るシーンに話したこと。
ちょっと読んでるだけで照れる場面。
またお姉さんが年下をからかっているわけではなく、自分もちょっと照れている。
微笑ましいというか、羨ましいというか。

リュー・リオン

吠えるな、手荒なことはしたくありません。私はいつもやり過ぎてしまう。

エルフのリューさんが、ベルと争っている冒険者に忠告した言葉になる。
言葉通りの実力を持つが、最近は冒険を引退しているので、その強さを隠している。
「私はいつもやり過ぎてしまう」は過去の事実。

リリのつぶやき

でも、リリは死ぬことに憧れていたことがありましたよ。
一度、神様達のもとに還れれば、今度生まれるリリは、今のリリよりちょっとはマシになっているのかなぁ、なんて。

ダンジョンからの帰り道、リリがつぶやいた言葉になる。
幼い少女が、今までどんな生活を送ってきたか思い知らされる。
この後、「今は違う」と言っているが本心は。

フレイヤのわがまま

貴方を私のモノにするのは待ち遠しいけれど...複雑ね、来ないでほしくもある。
今この時こそが、一番胸の躍る時なのかもしれない。

ベルに固執している女神フレイヤがつぶやいたこと。欲しいと思っている時が一番楽しい。
しかし手に入れてしまったら、急に興味が無くなるのはよくあること。

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ヘスティアの叫び

ベル君、止せっ、君は潔癖すぎるっ!世界は神より気まぐれなんだぞ!

ベルがシルより借りていた本が、非常に高価はものであった。
しかもそれを使ってしまい、無価値になってしまう。
そんな時、謝りに行こうとしているベルを止めたヘスティアの言葉になる。
不可抗力とはいえ自分の許容を越えた場合、どうすればいいのか。

酒飲み

(エイナ)「このお酒を嗜んでいる方で、依存症とか、少し普通じゃない症状を引き起こしている方はいらっしゃいますか?」
(リヴ)「私の目には酒飲みなどみな普通でないように見えるが...常軌を逸した素振りを見せる者はいないな」

エイナとロキ・ファミリアのエルフの魔道士リヴェリアの会話になる。
私自身、お酒が好きですぐ酔ってしまう。
そのため、「酒飲みなどみな、普通でないように見える」という言葉は少し心が痛い。
まー、おそらく廻りに迷惑はかけていないので、止めるつもりはないが。

お酒の怖さ

この失敗作を飲んだエイナちゃんにはわかると思うけど、完成品のできはヤバくてな。
飲めば「酔う」。べろんべろんに酔っ払うとかそういう意味ちゃうで?
心の底から、ただの酒に「酔う」。心酔や。人心ならぬ、心身掌握っちゅうやつかな?

ロキ・ファミリア主神である、酒好きのロキが語ったこと。
酒好きだが、それのために他を犠牲にするほどには感じていない。
ただそれを感じるものに、出会った場合を考えると少し怖い。
酒なんて飲むだけで少しおかしくなる。
それなのに飲む前から、考えるだけでおかしくなるようなものが、この世の中に存在していたらどうなるだろうか?

リリとして生まれたこと

リリはリリでいた時点で、既に歯車が狂っていたのかもしれない。
世界はリリにちっとも優しくなかった。

生まれた時点で、酒と金だけを求めたソーマ・ファミリアに所属していたリリ。
パルゥムとして力も弱く、周りも全然優しくしてくれなかった過去を持つ。
生まれは絶対ではないが、相対的な差を生む。
初めの差を埋めるには、かなりの実力差が必要になる。
そして多くの場合、埋めることが出来ない。
また子供の時は、その選択肢すらないことが多い。
その結果、犯罪に走るとしたら悲しいこと。

リリの本音

「...寂しかったなぁ」。ぽろりと口から転がった言葉に、リリは驚いた。
最後の最後でこぼれた胸の中の本音。そうか、自分は寂しかったのか。
誰からも必要とされてないことにはもう慣れていた。
慣れてはいたが、寂しさが消えることはなかったのだ。
寂しい。誰も頼れず誰からも頼られなかったことが、寂しかった。
独りでいることは慣れてしまったけど、寂しかった。
「そうですか、リリは...」。誰かと一緒に居たかったのだ。
ようやく認めることのできた胸の内の気持ちに、リリは自嘲した。

今まで力が弱く虐げられてきたリリは、冒険者を信じることができなかった。
そして死を目前に迎えた時、自分の本音にやっと気づいた。
一人が寂しくない人はいない。いるのは、「一人と大勢のどちらが好きか?」だけ。
私は特定の人以外なら、一人のほうがまし。

ベルの気持ち

神様、僕は...それでも、あの子が困っているなら、助けてあげたいです。
寂しそうだったんです。その子。
自分でも鈍感になっちゃてるみたいに、自分でも気付いてないみたいに、
馬鹿みたいに可愛くころころ笑うんです...一人でもへっちゃらだって。
間違っていたならそれでいいんです。でももし間違っていなかったら...
今度は僕があの子のことを助けたい。

ベルがリリに対していだいている気持ちを、ヘスティアに語っている。
少年の純真な気持ちがストレートに出ている。
ベル自身も初めてオラリオに来た時、廻りに相手にされず、困っていたところをヘスティアに助けてもらった経験を持つ。
同じ様な境遇のリリを、今度は自分が助けたいと願っている。
損得ではない、とにかく助けたいという想いが伝わってくる。

ベルからリリへ

じゃあ、リリだからだよ。僕、リリだから助けたかったんだ。
リリだから、いなくなってほしくなかったんだ。
上手い理由なんてさ、見つけられないよ。リリを助けることに、理由なんて。

リリに助けた理由を聞かれた時、ベルが話したこと。
うまく言葉に出来ないけれど、本当に助けたかったんだという気持ちが伝わってくる。

感想

今回はサポーターとして仲間になる、パルゥムの少女リリがメインとなる。
小さい時の苦悩やその後の変節、ベルと出会った後の心の動きなどが細かく描かれており、他の巻と比べても上位に評価できる。
次巻は正式にサポーターになったリリとの冒険や、ベルのトラウマであるミノタウロスとの戦いになり、序盤のクライマックスになる。
またアイズとの交流も楽しみの一つになるだろう。

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