「星の王子さま(サン=テグジュペリ、河野万里子訳」の名言・台詞をまとめていきます。
星の王子さま
おとなだって、はじめはみんな子どもだったのだから。(著者まえがき)
1
おとなというものは、自分たちだけではけっしてなにもわからないから、子どもはいつもいつも説明しなくてはならず、まったくいやになる……(僕)
2
不思議なことでも、あまりに心を打たれると、人はさからわなくなるものだ。(僕)
4
おとなってそんなものだ。でも悪く思ってはいけない。子どもはおとなに対して、広い心を持ってあげなくては。(僕)
たぶん、僕はもう、おとなたちと多少同じなのだろう。いつのまにか僕も、年をとってしまったにちがいない。(僕)
5
「そんなのあたりまえ!」(王子さま)
6
「ねえ……悲しくてたまらないときは、夕陽が見たくなるよね……」(王子さま)
7
「大事なこと! おとなみたいな言い方だ!」
「きみはごちゃ混ぜにしてる……大事なこともそうでないことも、いっしょくたにしてる!」(王子さま)
まったくもって謎につつまれてる、涙の国というものは!(僕)
8
気まぐれなことばを真に受けては、とてもみじめな気持ちに落ちこんでいた。(王子さま)
「花の言うことなんて、けっして聞いちゃいけない。見つめたり、香りをかいだりしていればいいんだ」(王子さま)
10
王子さまは知らなかったのだ。王さまというものにとって、世界はとてもかんたんで、人はみな民であることを。
11
「おとなって、やっぱり変だ」(王子さま)
13
「おもしろいな。なかなか詩的だな。でもあんまり有能って感じはしないや」(王子さま)
14
「とってもすてきな仕事だ。すてきだってことは、役に立っているってことだ」(王子さま)
「指示は変わっていない。それが悲劇のはじまりだ!」(ガス灯の点灯人)
17
人は、しゃれたことを言おうとすると、ついうそが混じってしまうことがある。
「人間たちはどこ? 砂漠って、あんまり誰もいなくて、さびしいね……」(王子さま)
「人間たちのいるところでも、さびしいさ」(ヘビ)
20
「ぼくはこの世に一輪だけの、財宝のような花を持ってるつもりでいたけど、ほんとうは、ただのありふれたバラだった」(王子さま)
21
「完璧な世界って、やっぱりないんだな」(キツネ)
「なつかせたもの、絆を結んだものしか、ほんとうに知ることはできないよ」(キツネ)
「人間たちはもう時間がなくなりすぎて、ほんとうには、なにも知ることができないでいる」(キツネ)
「ならわしって、大事なんだ」
「ある一日を、ほかの毎日とはちがうものにすること、あるひとときを、ほかの時間とはちがうものにすること」(キツネ)
「もう一度、バラたちに会いに行ってごらん。きみのバラが、この世に一輪だけだってことがわかるから」(キツネ)
「あれ、きみたちは、ぼくのバラにはぜんぜん似てないや。きみたちはまだ、いてもいなくても、おんなじだ」(王子さま)
「きみたちは美しい。でも外見だけで、中身はからっぽだね。きみたちのためには死ねない」(王子さま)
「ものごとはね、心で見なくてはよく見えない。いちばんたいせつなことは、目に見えない」(キツネ)
「人間たちは、こういう真理を忘れてしまった。でもきみは忘れちゃいけない」
「きみは、なつかせたもの、絆を結んだものには、永遠に責任を持つんだ。きみは、きみのバラに、責任がある……」(キツネ)
24
「たとえもうじき死ぬとしても、友だちがいたというのは、すてきなことだね」(王子さま)
「星々が美しいのは、ここからは見えない花が、どこかで一輪咲いてるからだね……」(王子さま)
25
「人間たちって、特急列車に乗ってるのに、なにをさがしてるのかもうわからないんだね」
「だからせかせか動いたり、同じところをぐるぐるまわったり……そんなこと、しなくていいのにね……」(王子さま)
「地球の人たちって、ひとつの庭園に、五千もバラを植えてるよ……それなのに、さがしているものを見つけられない……」
「だけどそれは、たった一輪のバラや、ほんの少しの水のなかに、あるのかもしれないよね……」(王子さま)
誰かと絆が結ばれると、少し泣きたくなってしまうこともある……(僕)
26
「人はみんな、その人なりの星を持ってる」(王子さま)
「そのうち悲しい気持ちがやわらいだら、ぼくと知り合ってよかったって思うよ。きみはずっとぼくの友だちだもの」(王子さま)
27
でもそれがどんなに大事なことか、おとなには、ぜんぜんわからないんだろう!(僕)
最後まで読んで頂きありがとうございました。