「銀河英雄伝説」カーテローゼ・フォン・クロイツェル(通称:カリン)の名言・台詞をまとめていきます。
7巻 怒濤篇
第八章 前途遼遠
「閣下、わたしに生命をくださったことには感謝しています。でも、育てていただいたご恩はありませんし、閣下を敬愛すべき理由もわたしの裡には見出せません」
「ご忠告にしたがって、はっきり申しあげておきます」
8巻 乱離篇
第三章 常勝と不敗と
「カーテローゼ・フォン・クロイツェル、しゃっきりしなさい! あまりぶざまな姿を見せると、あいつに笑われるわよ」
9巻 回天篇
第一章 辺境にて
「じつをいうとね、ヤン提督が生きてらしたころは、それほど偉大な人だとも思ってなかったのよ。でも、亡くなってから、すこしだけわかったような気がする」
「提督の息吹を、わたしたちは直接、感じているけど、その息吹はきっと時がたつほど大きくなって、歴史を吹きぬけていくんでしょうね……」
「ミンツ中尉、どうして黙ってるの? あんたは、不当に非難されているのよ。あたしだったら、平手打の二ダースぐらい、こいつにくれてやるわ」
「あんたは、あんたを信頼し支持してくれている人たちのために、自分自身の正当な権利を守るべきではないの?」
10巻 落日篇
第二章 動乱への誘い
「ユリアン、あんたを司令官として認めたときに、皆、決断してるのよ。あんたの判断と決定に、全面的にしたがうって。それが嫌な連中は、出ていってしまったじゃないの」
「いま、遠慮なしにあんたが決断することこそ、期待にこたえる唯一の道じゃないかしら」
第三章 コズミック・モザイク
「あたしだって子供です。自分でもよくわかってます。他人に言われると癪だけど、自分ではわかってるんです」
第七章 深紅の星路
「ユリアン、気をつけるのよ。あんたって優等生のくせに要領の悪いところがあるから、皆が放っておけないんだわ」
「とめないわよ。女にとめられて言うことをきくような男、いざというとき、自分の家族だって守れるはずないじゃない」
「ワルター・フォン・シェーンコップから離れないようにするのね。地面や床に足がついているかぎり、あれほど頼りになる男はいないって、母が言ってたわ」
第九章 黄金獅子旗に光なし
「何よ、5回や6回殺されたってすぐに復活するような表情してたくせに。何で死んじゃうのよ。あいつに復讐してやるつもりだったのに」
「そうよ。わたしの産んだ赤ん坊を目の前に突きつけて、あんたの孫よ、お祖父ちゃん、と言ってやるつもりだったのに。それがあの不良中年には、一番効果的な復讐だったのに……」
「ね、わたしのこと好き? もしそうだったら、黙ってうなずいたりしないで、はっきりおっしゃい」
「民主主義って、すてきね」
「だって、伍長が中尉さんに命令できるんだもの。専制政治だったら、こうはいかないわ」
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