「イシューからはじめよ(安宅和人)」の名言まとめました

「イシューからはじめよ──知的生産の「シンプルな本質」(安宅和人)」の名言をまとめていきます。

イシューからはじめよ

はじめに

「悩む」というのは「答えが出ない」という前提に立っており、いくらやっても徒労感しか残らない行為だ。

確かに悩みの一面はそれだが、答えを知っていても選びたくないことだとも捉えている。
どちらにしても考えた先に答えはあるが、悩みの先に答えは無い。

序章 この本の考え方

何よりも大切なのは、「一般常識を捨てる」ことだ。

ここでの一般常識とは、業界の常識という意味でもある。
外から見たら異常なのに、内に入ると分からないのはよくあること。

「イシュー度」の高い問題から手をつける。
この場合、「解きやすさ」「取り組みやすさ」といった要因に惑わされてはならない。

得てして優先順位を決める時は、急がされてる案件から手をつけてしまう。
それは間違いでは無いが、忙しさから逃れられないだろう。

根性に逃げるな。労働時間なんてどうでもいい。

会社では頑張ってるアピールや失敗した時の言い訳のために、残業する時がある。
日本的な考え方だが、悪癖なのは間違いない。

脳は脳自身が「意味がある」と思うことしか認知できない。

同じものを見ていても、興味の違いから人それぞれで見え方が違う。
また大勢が会話してる中でも、自分の名前はよく聞こえる。
知識や興味を持つことが、いかに大切かが分る。

第1章 イシュードリブン

問題はまず「解く」ものと考えがちだが、まずすべきは本当に解くべき問題、すなわちイシューを「見極める」ことだ。

学校のテストと違い、社会では問題自体が正しいとは限らない。
もし問題が間違っていたら、いかに正確に答えても価値はゼロである。

仮説がないまま分析をはじめると、出てきた結果が十分なのかそうでないのかの解釈ができない。
その結果、労力ばかりかかることになる。

情報収集は手段であり、目的はそこから何かを判断すること。
判断基準があいまいだと、無限に情報を集めないといけなくなる。

「本質的な選択肢」であり、十分に「深い仮説がある」問題でありながら、よいイシューでない、というものが存在する。
それは、明確な答えを出せない問題だ。

根本的に答えの無いものもそうだが、今の情報や技術では答えが出ない問題も同じこと。
いかに過程が優れていても、結果が出ないとしたら社会では意味が無い。

「優秀」とか「頭がよい」と言われている人ほど頭だけで考え、
一見すれば効率のよい読み物などの二次情報から情報を得たがる傾向が強い。

よく頭のいい人は「知っている」と言うが、現場を分かってないことも多い。
エリートの上層部が決めた計画は、この理由で上手く行かない?

情報収集の効率は必ずどこかで頭打ちになり、情報があり過ぎると知恵が出なくなるものだ。

初期情報なら簡単に集まるが、踏み込んだ情報は少しでも集めるのは難しい。
また昔の馬車の時代、知識がある人は馬車の改良を考える。
しかし知識の無い人は、早い移動手段を目指して車を発明する。

第2章 仮説ドリブン1

世の中によく知られているフレームワークだからといって、必ずしも自分の取り扱うテーマに役立つとは限らない。

効率的な方法だからといって、全てに効率的になる訳ではない。
コンピューターがいくら便利だからといって、手書きの方が効率的なこともある。

第3章 仮説ドリブン2

分析って、何だろう?
分析とは比較、すなわち比べること。

著者が考える分析の基本的な答え。
これを正とすれば、分析という言葉を間違って使ってる場合は多い。

「数字は細かく取ればいい」というものではない。

記録としての数字は細かくする必要はあるが、分析としての数字は必ずしもそうではない。
記録として「60」と「61」の差は大きいが、分析としては誤差に過ぎない。

理解するとは情報をつなぐこと。

知識もバラバラだと、知っているに過ぎない。
バラバラの知識の関連性が分かった時、初めて理解したといえる。

第4章 アウトプットドリブン

僕たちがやっているのは「限られた時間で、いかに本当にバリューのあるアウトプットを効率的に生み出すか」というゲームだ。

働くことに意味はなく、結果を出すことに意味がある。
頑張って働くだけでは、本当の意味で頑張ってるとは言わない。

「イシューからはじめる」考え方で、各サブイシューについて検証するときには、フェアな姿勢で検証しなければならない。

結果を判断する時、都合のいい情報だけをピックアップすることを諌めている。
当たり前のことだが、公的機関やマスコミはどうだろうか?

こだわりはほどほどにしないと、そこに足をすくわれ、分析・検証が停滞してしまう。

ベテランや知識の多い人は、自分の考えと違うだけで否定してしまう。
今では当たり前に使っている製品も、当時は悪く言われていた物も多い。

第5章 メッセージドリブン

ひとつ、聞き手は完全に無知だと思え。
ひとつ、聞き手は高度の知性をもつと想定せよ。

プレゼンなどをする時の、受け手の捉え方。
自分の知ってることを相手が知らないと偉そうになる人は、完全に勘違いしている。

人は決して自分の頭が悪いなんて思わない。

難しい専門用語を使って、相手が分からない言葉で話す人がいる。
本人は自分を凄いと思ってるかもしれないが、聞いてる方は全くそう思っていない。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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