「三国志(吉川英治)」より関羽雲長の名言まとめました

「三国志(吉川英治)」より、関羽雲長の名言をまとめていきます。

1巻

「まだ兵はおろか、兵器も金も一頭の馬すら持たないが」
「三名でも、ここで義盟を結べば、即座に一つの軍である」

劉備・関羽・張飛は桃園で義兄弟となる。
関羽はまだ何も無いが、すでに形あるものだということを語っていく。

「黄巾の賊はなお討つに易し。廟堂の鼠臣はついにおうも難し、か」

黄巾賊の討伐に功のあった劉備たちだが、将軍からは無下に扱われる。
その状況から関羽は現状の理不尽さを話す。

「小人の小人ぶりに、いちいち腹を立てていたひには、とても大事はなせぬぞ」
「天下、小人で満ちいる時だ」

董卓を助けたが、官位が無いため無下に扱われる劉備たち。
怒る張飛に関羽は諭すように話していく。

「世に理のなき妖術などあろうか」
「武夫たるものが、幻妖の術に怖れて、木の根にすがり、大地を這い」
「戦意を失うとは、何たるざまぞ」
「すすめや者ども、関羽の行く所には妖気も避けよう」

協力する官軍の兵だが、張宝の術を怖れて進もうとしない。
しかし関羽は幻術など無いとして激を飛ばす。

「こんな不法は蹴とばすべきです」
「先頃からそれがしもつらつらと思うに、枳棘叢中鸞鳳の栖む所に非ず、と昔からいいます」
「棘や枳のようなトゲの木の中には良い鳳は自然栖んでない、というのです」

県尉をする劉備だが、勅使督郵から不法な要求を受けていた。
悩む劉備に対して自分たちのいる場所では無いとして、身を引くことを提案する。

3巻

「いまは劉皇叔の消息も知れぬが、一朝お行方の知れた時は」
「関羽は一日とて、曹操のもとに晏如と留まっておるものではござらん」
「千里万里もおろか、お暇も告げず、直ちに、故主のもとへ立ち帰り申すであろう」

曹操軍に包囲される関羽は張遼の説得により、条件を受け入れれば降伏する意思を示す。
三つの条件の内、一つがこれである。

「いや、丞相。この髯が、鴉になって故主の屍を探しに飛んで行きましょう」

曹操から劉備が亡くなっている場合を聞かれる関羽。
それでも曹操の元からいなくなることを語っていく。

「これはかつて、劉皇叔から拝領した恩衣です」
「どんなにボロになっても、朝夕、これを着、これを脱ぐたび」
「皇叔と親しく会うようで、うれしい気もちを覚えます」

曹操から新しい服をもらっても、ボロを着続ける関羽。
問われた時に、ボロ服の由来を話していく。

「こういう千里の駿足が手にあれば、一朝、故主玄徳のお行方が知れた場合」
「一日のあいだに飛んで行けますからそれを独り祝福しているのです」

関羽の気を引きたい曹操は赤兎馬を贈る。
喜ぶ関羽は理由を語りだし、曹操を後悔させる。

「決して、広言ではない証拠をいますぐお見せしましょう」
「軍中に戯言なしです」

袁紹軍の顔良が猛威をふるい苦戦する曹操軍に、関羽は自分なら勝利できることを伝える。
曹操より広言と言われてしまうが、証拠を見せるとして戦いに向かいあっさり勝利する。

「自分には、玄徳という実在のお人があるから、古人の交わりも、うらやむに足りません」
「死なば死もともに。生きなば生をともに。管仲、鮑叔ごとき類とひとつに語れませぬ」

張遼より春秋に載っている、管仲と鮑叔の交わりについて聞かれる関羽。
誰もが羨望する関係だが、自分にはより深い交わりがあることを語っていく。

「そのときは、肉体を捨て、魂魄と化して、故主のもとにまかり帰るであろう」

劉備の居場所が分かり出立したい関羽だが、曹操に会うことすら出来ない。
曹操に許されない場合を聞かれた時、関羽は自分を止めるのは出来ないことを語っていく。

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4巻

「見るが如し」
「貴公もまた、関羽のために、血の餞別にやってきたか」

劉備の元に帰るため、次々と関所を突破する関羽一行。
追いかけてきた夏侯惇に対して堂々と答えていく。

「武人一歩を踏む。なんでまた一歩をかえしましょうや」
「舌をうごかすのさえ、一言金鉄の如しというではありませんか」

劉備が目的地にいないと知る関羽。
曹操の言葉を伝えに来た張遼は一度戻ることを提案するが、関羽は一蹴する。

「人生の快、ここに尽くる」

やっとの思いで劉備と再開する関羽。
その喜びを簡潔に語る。

「他日、天下に理想を展べる日もあらんことを想えば、百難何かあらんです」

汝南に勢力を張っていた劉備だが、曹操に粉砕される。
気弱になる劉備に、関羽はこれからを話していく。

5巻

「あわれや、主従の情。...どうしてこの者どもを討つに忍びよう」

曹操の逃走経路に待ち伏せし、生殺与奪を握る関羽。
しかし以前の恩義と哀れな曹操の姿を見て逃がすことを選ぶ。

「あら無残。早々、馬を乗り代えて、快く勝負を決せられよ」

黄忠と戦う関羽だが、相手が撤退するため追いかける。
しかし途中で黄忠の馬が転んだため、関羽はトドメを刺さずに再戦を望むとことを伝える。

6巻

「なぜかって、犬ころの子に、虎の娘を誰がやるかっ」

呉の諸葛瑾は、孫権の息子と関羽の娘との婚姻話を持ってくる。
しかし関羽は断り、激怒して理由を叫ぶ。

7巻

「人間五十に達すれば、吉夢もなし、凶夢もなし」
「ただ清節と死所にたいして、いささか煩悩を余すのみ」

荊州にいる関羽は夢を見るが、吉夢か凶夢かを臣下たちは悩む。
しかし関羽は関係ないとし、自分の気持ちを話していく。

「死をだに顧みぬ大丈夫が、医師の手に弄られるぐらいなことで愕きはせぬ」
「よいように療治してくれ」

関羽は臂に毒矢を受けたため、医師・華陀に診断させる。
華陀は治療に激痛が伴うことを伝えるが、関羽は気にせず治療させ平気な顔で碁を続ける。

「今日、過って呉の計に墜ち、たとえ一命を失うとも」
「九泉の下、なお桃園の誓いあり、九天の上、なお関羽の霊はある」
「汝ら呉の逆賊どもを亡ぼさずにおくべきか」

呉の策略により捕らえられる関羽。
孫権は呉に従えることを話すが、関羽は拒否し死しても呉を滅ぼすことを語っていく。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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