「竜馬がゆく(司馬遼太郎)」より坂本竜馬(龍馬)の名言まとめました

「竜馬がゆく(司馬遼太郎)」より、坂本竜馬(龍馬)の名言をまとめていきます。
(「竜馬」と「龍馬」がありますが、ここでは作品通り「竜馬」で統一しています)

1巻

「学問のほうで、そっぽをむいている」
「縁がない、ということさ」

 

「事情をきこう。ことわっておくが、わしが人にほめられているたった一つの取り柄は、口がかたいということだ」

 

「こうとわかっておれば古道具屋でもやっておくのだったなあ」

 

「その前に、黒船というやつに乗って動かしてみたい」
「ペリーというアメリカの豪傑がうらやましいよ。たった四隻の軍艦をひきいて、日本中をふるえあがらせているんだからなあ」

 

「あたりまえです。わしは船がすきだから好きなものを見にゆくのに命を賭けてもよい」

 

「なるほど外夷が来るような時代になると、長州も土州もない。いまにそういう時代がくる」
「きっと天下に風雲がまきおこるだろう。そのとき頼むべきは、よき友だけだ。男子、よき友は拝跪してでも求めねばならない」

 

「眠っちょりませぬ。この坂本竜馬だけは、たったいま眼をさまされた」
「もっとも眼をさましてもなにも見えちょりませぬ。しかしわしの眼もいずれ見えるじゃろ」

 

「驚くことはありませんよ。盗賊とはいえ、あそこまで長い年期が入ると、人間に妙な底光りがしてきて、四書五経をなまっかじりしている駈けだしの儒者などより、ずっと人間も話もおもしろい」

 

「おれは無事太平の世ならきっとそうしている男だろう。しかし今の世にうまれておれは猫になりたくない。やはり名のとおり千里を征く竜馬になりたい」
「おれが千里の竜馬にならなければ日本はどうなる」

 

「わしなどは不用心で、瓜田に履(くつ)を入れっぱなしのような男じゃ。それでうわさが立つならやむをえん」
「行動はわしにまかせ、うわさは人の口にまかせる。その式でゆきます」

2巻

「なるほど金とは大事なものじゃ。うかうかすると、三文餅のかわりに命を渡さねばならぬことになる」

 

「まだ自分が、わかりません。しかし、まあ夢中で日をすごしておれば、いつかはわかるときが来るじゃろ、と自分では思うちょります」

 

「まあ、やります。武士はそれだけです。坂本竜馬はいずれ機会をみて、天を駈け、地を奔るときがくるでしょう。まあ、待って賜んせ」

 

「武士はそれによって人を斬り、ときにはおのれを斬る。盗賊の殺人とおのずからちがう」

 

「知ってたまるか。知れば、小心翼々たる腐れ儒者ができるじゃろ」

 

「わからん。わしは文字を見ちょると、頭に情景が絵のように動きながら浮かんで来おる。それを口で説明しちょるだけじゃ」

 

「しかし、誓って幕府は倒す。地に坂本竜馬があるかぎり、幕府は倒してみせる。が、わしの法でやる」

 

「悪人ならなお打てぬ。半平太、お前が悪謀家じゃということになれば、もはや人がまわりに集まって来るまい。人が集まらぬと大事はできぬ」
されば半平太、悪人というのは、結局、小事ができる程度の男のことだぞ」

 

「剣術なんてものは、しょせん、これだけのものさ」

 

「礼はいわぬ。いいかげんな礼言葉をならべれば、うそになるだろう。人の一生の仕合せというのは、こういうことらしい」

 

「えらくはならん。しかし百年後に、竜馬という男はこういう仕事をした、と想いだしてくれる人がいるだろう。そんな男になる」

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3巻

一生に一度ぐらい手品もいいだろうが。物事にゃ実がなくちゃ、ひとはついてこないですな」

 

「もう土佐には帰りません。天下を棲家として暮らします」

 

「いや、ものには機というものがありましてな。いまはこうでも、機に乗じてこの竜馬が出れば、天下を驚倒させるような大ごとがおこりますぞ」

 

「しかし北辰一刀流ではあの軍艦は動かせないよ。動かせなきゃ、国が守れないし、幕府も倒せない」

 

「もし議論に勝ったとせよ。相手の名誉をうばうだけのことである」

 

「偏見をもつな。相手が幕臣であろうと乞食であろうと、教えを受けるべき人間ならおれは受けるわい」

 

「人生は一場の芝居だというが。芝居とちがう点が、大きくある。芝居の役者のばあいは、舞台は他人が作ってくれる」
「なまの人生は、自分で、自分のがらに適う舞台をこつこつ作って、そのうえで芝居をするのだ。他人が舞台を作ってくれやせぬ」

 

「時流に同調することが正道ではない。五年後には、天下靡々(ひひ)としてこの竜馬になびくでしょう」

 

4巻

「わずかに他人よりすぐれているというだけの知恵や知識が、この時勢になにになるか」
「そういう頼りにならぬものにうぬぼれるだけで、それだけで歴然たる敗北者だ」

 

「剣術なんてものは学ぶべきもので使うべきものじゃない。この道でめしを食うつもりだったおれでさえこうだからな」

 

「藤堂君、君は日本人だろう。徳川人じゃあるまい。それでも日本人の敵にまわって、人を斬る稼業をする気かね」

 

「こんな時勢に悩んでいてもはじまらない。自分の信念だけが頼りなのだが」

 

「日本人は三百年、低い身分にしばられ、なんの政治の恩恵も受けていない。この一事だけでも、徳川幕府は倒さねばなりませんよ」

 

「幕府もまた日本人のじゃ。わしは敵とは思うちょらん」

 

「慎重もええが、思いきったところがなきりゃいかん。慎重は下僚の美徳じゃ。大胆は大将の美徳じゃ」

 

「わしには、天がついちょる。大事をなそうとする者にはみな天がついちょるもンじゃ」

 

「ああいう場合によくないのは、気と気でぶつかることだ。闘る・闘る、と双方同じ気を発すれば気がついたときには斬りあっているさ」

 

「日本の歴史をみたか。足利時代数百年、楠木正成はずっと朝敵であったぞ」
「なぜか。負けたからじゃ」

 

「京のさきは大坂にすぎず、江戸のさきは小田原にすぎませんが、長崎のむこうは上海ですな」

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5巻

「わしが倒す。吉村らの天誅組はほろび、国もとの武市党はほろび、京の北添らはほろんだが、世に坂本竜馬があるかぎり、徳川幕府は無事ではない」

 

「志士とは、すでにその名が冠せられたときに、いのちは無きものとおもっている者のことだ」

 

「思っていませんな。ここでやすやすと勝てば、長州人は驕って自分勝手な政府をつくるでしょう」

 

「人間、不人気ではなにも出来ませんな。いかに正義を行なおうと、ことごとく悪意にとられ、ついにはみずから事を捨てざるをえなくなります」

 

「なるほど浪人会社をおこすにはこのさき金が頼りだが、金よりも大事なものに評判というものがある。世間で大仕事をなすのにこれほど大事なものはない」
「金なんぞは、評判のあるところに自然とあつまってくるさ」

 

「いつか日本は一つになる。そのときはともどもに艦船をならべて世界を経めぐろう。坂本竜馬はその日を楽しみにしている」

 

「いまはいったんお前さんらにあずける。いずれ世が変わって天朝様の世になれば、わしがあらためて受けとりにくる」

 

6巻

「人間というものはいかなる場合でも好きな道、得手の道を捨ててはならんものじゃ」

 

「いま天下は、幕と薩と長に三分されている。他の藩などは見物席で声をひそめちょるだけで、存在せぬのもおなじですらい」

 

「金が儲かることなら、薩摩も長州も手をにぎるだろう」

 

「相手は金をもうけにきている。金もうけのことだからこちらの言うことは、むこうがわかろうとしてくれるわい」

 

「実のところ、おれの足が半日早ければそのぶんだけ日本は救われる、というような気になってきた」
「ひろい日本に、おれだけしか天下の騒乱をおさめる者がいない、というような気になっている」

 

「恨みは恨み、現実は現実」

 

「それはちがう。人の運命は九割は自分の不明による罪だ」

 

「薩長の連合に身を挺しておるのは、たかが薩摩藩や長州藩のためではないぞ。君にせよ西郷にせよ、しょせんは日本人にあらず、長州人・薩州人なのか」

 

「長州が可哀そうではないか」

 

「三吉君、逃げ路があるかないかということは天が考えることだ。おれたちはとにかく逃げることだけに専念すればいい」

 

「いや、長州が勝っちょるのじゃない。町人と百姓が侍に勝っちょるんじゃ。あれが、おれのあたらしい日本の姿だ」

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7巻

「坂本は世界の浪人だ。それでいい」

 

「金さ。討幕を無料でやるとは、中岡、そりゃ、強欲ぞ。幕府も無料でつぶされてはかなうまい」

 

「おれにはもっと大きな志がある。日本の乱が片づけばこの国を去り、太平洋と大西洋に船団をうかべて世界を相手に大仕事がしてみたい」

 

「このさい、そんな議論は無用だ。要するに人たる者は平等だといっている。人はみな平等の権利をもつ世におれはしたい」

 

「説明すれば、わしの言葉や態度がつい懇願になる。それを怖れた」

 

「回天はついには軍事力によらずば成りがたいだろう。その肚はある。しかし万に一つ、それを回避できるとすれば、その策をまず施さねばならぬ」

 

8巻

「おれが気楽者だからだろう。たすけてやらねばどうにもならぬと思って奴等はあつまって来るらしい」

 

「この未曾有の時代に、鎌倉時代や戦国時代の武士道で物を考えられてはたまらぬ」
「日本にとっていま最も有害なのは忠義ということであり、もっとも大事なのは愛国ということです」

 

「男子はすべからく酒間で独り醒めている必要がある。しかし同時に、おおぜいと一緒に酔態を呈しているべきだ。でなければ、この世で大事業は成せぬ」

 

「いまの世でうそだと思われていることが、次の世では当然なことになる。そうならねば、回天というものの意味がなくなる」

 

「額が大きければこそ、市中は沸く。沸けば幕も英も、なるほど土州があれほどの大金をかけている以上あるいは下手人は土州ではないかもしれぬな、と思う」

 

「古今東西、兵戦を用いず乱をおこさず、ただ国と民のためのみを思ってその政権を他に譲った例があったか」
「本朝にもなく、唐土にもなく、西洋にもない。そのかって無かった例を日本においてひらく名誉を徳川家は持たれよ」

 

「大樹公(将軍)、今日の心中さこそと察し奉る。よくも断じ給へるものかな、よくも断じ給へるものかな。予、誓ってこの公のために一命を捨てん」

 

「ああ、それが物事を成就させる道だ。この新官制案を岩倉卿に渡し、岩倉卿の手もとで検討してもらう。西郷と大久保がよいようにするだろう」

 

「左様さ。世界の海援隊でもやりましょうかな」

 

「われ死する時は命を天にかえし、高き官にのぼると思いさだめて死をおそるるなかれ」
「世に生を得るは、事をなすにあり」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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