「夜のピクニック(恩田陸)」西脇融の名言まとめました

「夜のピクニック(恩田陸)」西脇融の名言をまとめていきます。

夜のピクニック

晴天というのは不思議なものだ。
こんなふうに、朝から雲一つない文句なしの晴天に恵まれていると、それが最初から当たり前のように思えて、すぐそのありがたみなど忘れてしまう。

 

高校生活最後のイベントを、途中で一人だけやめてしまうなんて、考えるだにゾッっとするではないか。

 

現実の世界はどれも隙間なく繋がっている。
その一方で、世界は連続しているようで連続していないのではないかという感じもする。

 

「死ぬのって、不条理だよな」
「なんとなく。だって生きてるうちは、どういうものなのか絶対に理解できないじゃん」

 

昼は海の世界で、夜は陸の世界だ。

 

夜であることに気付くのは、いつも一瞬のことだ。それまではまだ明るい、まだ夕方だと思っていたのに、いつのまにかその比率が逆転していることに驚く。

 

疲労というものは、時間と正比例しているわけではないらしい。何度か小さな坂を越えるようにして、階段を上がるように体内に溜まっていくのだ。

 

「やっぱ、自分のことっていうのは分からないもんだな」

 

大人の社会というのは不思議だ。誰しも口を開けば立派でまともな言葉が飛び出す。

 

そうだ、逃げたのだ、親父は。
なまじ几帳面でプライドの高い男だっただけに、あんな形で逃げ出すことしかできなかったのだ。

 

10

だが、正しいのは彼らだった。脇目もふらず、誰よりも早く走って大人になるつもりだった自分が、一番のガキだったことを思い知らされたのだ。

 

「もっと、ちゃんと高校生やっとくんだったな」
「損した。青春しとけばよかった」

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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