「手紙屋」の名言まとめました

「手紙屋(喜多川泰)」より名言をまとめていきます。

大学生として就職活動をする主人公は、1人でしか利用できない喫茶店「書楽」に通う。
そこで「手紙屋」の広告を見つけ、自分の将来を考えることになる。
手紙を通じて仕事に向き合うまでの物語。

能力

あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています。

主人公が通う「書楽」に貼り付いていたポストカードの言葉。
当たり前と言えば、当たり前のこと。
しかし始めなければ何も生まれないという、真実を示したことになる。
始めもしないで言い訳をすることは多い。
何でも始めればいいとは限らないが、何もしないよりはマシかも?

理解

理解を超えるものに遭遇すると、人間はそれに意識を集中してしまうらしい。

「手紙屋」の広告を見た主人公が、思わず感じたこと。
誰でもが「二度見」の経験があると思います。
何気なく見たことでも、「えっ!?」と思うことには目を引かれます。
奇をてらったことが良いとは限りませんが、普通では意味が無いですよね。

手紙

誰かに手紙を書いて、その誰かから返事が届くのを待つというのは本当にわくわくするものだ。

手紙を手紙屋に送付した後の、主人公の心境になる。
常識的に考えて手紙が着くのは2~3日は掛かるため、返事は早くても一週間後となる。
しかし主人公は、2日後には返事が来ているかもとポストを見ている。
結局、一週間を超えてから届いたのだが、予想外に感じていたようだ。
最近での連絡は「即」がキーワードになっている。
返信がより楽になったためだが、やはり情緒を感じない。
もしかしたら便利な世の中だからこそ、便利で無いものにチャンスがあるのかもしれない。

相手

相手を変えることはできない。
すべての人にあらゆる性格が備わっている。

この本の中で、強く心に残った考え方です。
「相手を変えることは出来ない。そのため自分が変わるしかない」
これはよく聞きます。
では「あらゆる性格が備わっている」とは、どういうことでしょうか?
例えば、自分に対していつも怒っている人がいます。
しかし自分の以外の人に対しては、優しい面も見せています。
この人は怖い人でしょうか、それとも優しい人でしょうか?
もちろん答えは「両方」です。
お金にケチと思ったら、必要なことには使う人がいます。
もちろんこの人も「両方」の考え方を持っています。
人は一面の性格を見せているだけであり、そうでない性格を持っていない訳ではない。
そのため「相手を変える」のではなく、「相手を引き出す」ことが必要になる。

秘密

人はどうしても話したがるもの。
その言葉はめぐりめぐって、必ず本人に届くことになります。

秘密の話だったとしても、結局は相手に伝わってしまうことが多い。
そのため悪口を言った場合、あなたが悪口を言っていたことは相手に伝わってしまう。
もちろんあなたがほめていた場合も、相手に伝わることになる。
どちらが好ましいか、書くまでも無いですよね。

ラッキー?

今、自分に起こっていることがラッキーなのか、アンラッキーなのかは、そのときに判断することはできません。

ラッキーはラッキー、アンラッキーはアンラッキーのため、何の判断でしょうか?
分かりやすい例とすれば、宝くじやパチンコではないでしょうか。
宝くじに当たるのはラッキーですが、そのお金のためによりアンラッキーになることはある。
パチンコでも初めに負けて止めれば、その後のより大きな損失を防いだことになる。
最初にビキナーズラックに当たったことで、取り返しがつかなくなることは多い。
成功したから成功とは限らず、失敗したから失敗とは限らない。
出来るだけ良い面を探したいものですね。

スタートとゴール

あなたが就職する先は新たな人生をスタートさせる場所であることは確かですが、だからといって、その職種や企業によってたどり着くゴールが制限されてしまうようなものではないのです。

この本に置ける趣旨は、道は違っても目標となるゴールにはたどり着けるという考え方です。
そのため大企業だからとか、中小企業だからとかで、ゴールは決まらない。
営業だからとか、事務だからとかで、ゴールが決まることもない。
もっと手前で考えれば、大卒だからとか、中卒だからとかでも、ゴールが決まることはない。
もちろん道の状況は大きく変わるかもしれない。
しかし厳しいとか、違うとかであり、不可能ではないことは覚えておきたい。

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職種

ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみなければわかりません。

営業が苦手と思っている人でも、予想外の結果が生まれることがある。
設計を目指していたとしても、結果が着いてこないこともある。
上手くハマる時もある。もちろんダメな時もある。
やはり終身雇用の考え方は、個性の時代には合わない気がする。

最短ルート

最短ルートや具体的手段に惑わされないで、本当の夢、目的を見つめてください。
そのときが、あなたの人生の始まりなのです。

作中では「英語に関係する仕事」が例に挙がっていますが、ここでは違うことで考えます。
小説家になるために必要なことは何でしょうか?
ここで「上手い文章を書くこと」になってしまうと、小説家にはなれない結果になる。
なぜなら文章が上手い人など、いくらでもいるから。
そのため文章が上手いだけでは、仕事として小説家にはなれない。
必要なのは話を作り出す「何か?」となる。
その「何か」があれば、文章はそこそこででも小説家になれるかも。

夢と実現

あなたにはそれを実現する力があるからこそ、その夢を持つことができたのです。

言うまでもないですが、「具体的な夢」の話です。
人力だけで宇宙に出るという夢を持ったとしても、それは絶対に不可能です。
もちろん夢を持ったからといって、実現できるとは限らない。
しかし実現できる可能性があることだけは覚えておきたいですね。

動き続ける

止まっているものは、止まり続けようとする。
動いているものは、動き続けようとする。

「慣性の法則」を参考とした、人の行動になります。
何もしない人は、いつも何もしない。
何かをする人は、いつも何かをしようとする。
ただ困ったことに、何もしない人は何かする人を止めようとすることですね。

行動と結果

行動の結果、何が起こるのかはわかりません。
しかし、その結果が好ましいかどうかよりも、行動するということのほうがはるかに意味があると私は思うのです。

行動する時には、どうしても結果を求めてしまう。
たとえ結果が悪くても、行動したことで何かを得ていれば無駄ではない。
もし何もしていなければ、マイナスもないがプラスもないからだ。
もちろんどちらを選ぶかは、個人の判断になりますが。

成功者

「何をやれば成功できるか」ではなく、「自分がどうしてもやりたいことは何か」を考えているということです。

成功するためのスタート地点の考え方になります。
ある方法を思いついたから、それによって成功しようとする。
これで成功したいと決心したため、どのようにすれば成功できるかを考える。
どちらの方が成功の可能性が高いでしょうか?

成功と失敗

失敗した人は才能を理由に挙げる。
成功した人は情熱を理由に挙げる。

まさにそのままです。
あなたの周りにもいますよね。

感想

内容としては手紙のやりとりを通じた、就職の手引きという感じです。
また小説のお決まりとして最後は成功しますので、綺麗事に感じることも事実です。
そのため結果ではなく、途中の内容を素直に受け入れることが好ましい。
就活生はもちろん、今の仕事に悩んでいる人におすすめです。

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「手紙屋」

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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