「ツナグ(辻村深月)」の名言・台詞をまとめていきます。
ツナグ
アイドルの心得
「死んだ人間と生きた人間を会わせる窓口。僕が使者(ツナグ)です」(渋谷歩美)
(使者に会えるかは)存在を知っているかどうか、知って信じるかどうか、そしてそこからの運だ。(世間の噂)
「使者は常に待つ側で、会いたい人がいる場合、辛抱強く相手から依頼があるのを待たなければなりません」(歩美)
「(お金は)いらないですよ」「ボランティアです」(歩美)
「そいう自分だけは大丈夫って思ってる女が痛い目をみるんだよ」(水城サヲリ)
「世の中が不公平なんて当たり前だよ。みんなに平等に不公平。フェアなんて誰にとっても存在しない」(サヲリ)
「人間ってのは、身近なものの死しか感じることも悲しむこともできないんだよ」(サヲリ)
「平ちゃんさあ、謝るのって癖?」
「そうするのが楽なのかもしんないけど、あんまよくないよ。謝っても解決しないこと世の中にはたくさんあるし、甘ったれんな」(サヲリ)
長男の心得
「死んだ人間に生きてるうちに会うなんてことは、自然の摂理を曲げることだから、本当だったらよくないに決まってる」(畠田ツル)
「どこって、あの世に決まってるじゃないの」(ツル)
「死んだ後の世界のことは、自分が死ぬまで楽しみに取っときなさい」(ツル)
親友の心得
「そんなことって、私にとっては大事なことだよ」(御園奈津)
待ち人の心得
人間は、知らないことを知ってるふりして語るのはたやすいくせに、知らないと認めることの方はなかなかできない。(土谷功一)
「会って、必要なことを伝えなかったせいで、一生、そのことを引きずらなきゃならなくなった人もいる。それがどれだけつらいか、見てるから来たんだ」(歩美)
「あんなに、幸せな時間はなかったよ」(日向キラリ)
「会って、本当によかった。これで、後悔しなくて済む」(土谷)
使者の心得
「(使者は)人の望みを叶えることはできるけど、自分のための依頼は誰も叶えてくれないってことだ」(渋谷アイ子)
「こういうのはね、巡り合わせなんだよ。何度かけても繋がらない人がいる一方で、本当に必要な人のところには、きちんと使者との縁がやってくるようになってる」(アイ子)
「悔いがない、生き方してね。私にしか、これは多分、言えないことだと思うから」(御園)
「……使者って、結構しんどいね。単なる傍観者でいいかと思ってたら、こっちにもダメージが来る」(歩美)
「そうさ。人の人生に立ち会うってのは、生半可な気持ちじゃできないんだよ」(アイ子)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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