「アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)」の名言まとめました

「アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス、小尾芙佐訳)」の名言をまとめていきます。
(知能が劣っている段階の文章はひらがなが多い。しかし原文の通りに記載します)

アルジャーノンに花束を

経過報告9

気にしなくてもいいけどみんながあなたの考えているようないい人じゃないことがわかってもがっかりしちゃだめよ。

手術により、日に日に能力が高くなっていくチャーリイ・ゴードン。
サポートする女性アリス・キニアンは、それにより人の悪い面も見えることを伝える。

ジョウやフランクたちがぼくを連れあるいたのはぼくを笑いものにするためだったなんてちっとも知らなかった。

ひとはばかな人間がみんなと同じようにできないとおかしいとおもうのだろう。

今までは笑われても楽しいと感じていたチャーリイ。
しかし知能が上がった後は笑っているでは無く笑われてるのを知り、不快感を感じていく。

「君は知能が高くなるにつれいろいろな問題をかかえることになるだろう」

ストラウス博士は知能が上がることにより、チャーリイが問題を抱えることを話していく。
しかしこの段階でチャーリイには、その本当の意味は理解できなかった。

みんながいうことを真にうけていたぼくはずいぶんばかだったと思う。

知能が上がることにより、過去の経験が自分をバカにしてたことを知るチャーリイ。
多くの人が自分をバカにしてると思い込んでいく。

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経過報告10

大学へ行き教育を受けることの重要な理由のひとつは、いままでずっと信じこんでいたことが真実でないことや、何事も外見だけではわからないということを学ぶためだということをぼくは理解した。

知能が上がってきたチャーリイは、周りがむしろバカに見えてきた。
それは大学生はもちろん、教授達ですらそのように感じるレベルだった。

経過報告11

「混乱してしまうんだ。自分の知っていることが何なのか、もうわからなくなった」

映画を見るチャーリイは、その作り物の世界に疑問を感じる。
知能は上がったが知識と経験が不足しており、返って混乱を起こしていた。

「ただただ神さまに祈ってるの。あなたが傷つかないように」

知能は人よりも上になったことにより、普通の人よりも多くが見えてしまうチャーリイ。
一緒にいるアリスは、そのことによりチャーリイが傷つくことを心配する。

正義とはなにか?
ぼくのあらゆる知識を総動員してもこういう問題を解く役にはたたないというのは皮肉である。

働いてるパン屋で仲間の不正を知るチャーリイ。
どのようにすればいいか考えるが、知能が上がってもこの答えは分からなかった。

「吾を信じよ。こんなことが思いつかなかった」

不正の対応に困るチャーリイは、アリスの言葉を聞き自分を信じることを決める。
しかしその選択は正しかったが、正しい結果になるとは限らなかった。

「わからない。ぼくは、居心地のいい安全な檻からしめだされた動物のようだ」

チャーリイの選択は、働いていたパン屋をクビになる結果を生む。
知能が上がり選択できるようになったが、結果として安全な場所を失ってしまった。

経過報告13

私が知っている人間はすべて、見かけだおしだった。

とうとう自分の頭をよくしてくれた博士達すら、見かけ倒しと感じるチャーリイ。
自分を制限する全てに反抗的になっていく。

学ぶということの奇妙さ。奥深く進めば進むほど、存在すら知らなかったものが見えてくる。

知識を得ることで、更に知識を得たいと考えるチャーリイ。
それは際限が無かったが、そうしない博士達に疑問を感じてくる。

ぼくは人間だ、一人の人間なんだ。

自分は博士達にとって実験物であり、人間として見られていないと感じるチャーリイ。
これまでもこれからも自分は一人の人間だと自覚し、思い通りにならないことを決める。

経過報告14

孤独は読んだり考えたりする時間を与えてくれる。

実験の発表の時、チャーリイはアルジャーノンを連れて逃げてしまう。
結果として1人になるが、その時間を活用しようとする。

人々が私を笑いものにしていたことを知ったのはつい最近のことだ。
それなのに、知らぬ間に私は私自身を笑っている連中の仲間に加わっていた。
そのことが何よりも私を傷つけた。

食堂で昔の自分と同じように、知能が低いために笑われている少年を見るチャーリイ。
自分のリアクションを知り、その愚劣さに傷ついてしまう。

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経過報告16

私の時間を盗もうとする人間には我慢ならない。

仕事をしたいチャーリイだが、隣に住む女性の独占欲にイライラする。
知能は上がっても、チャーリイに寛容な心は生まれなかった。

私に何が起ころうとも、まだ生まれてこない仲間たちに、何かを与えたことによって、私は正常人千人分の一生を送ったことになるだろう。
それで十分だ。

アルジャーノンの異変を知るチャーリイは、自分の時間が短いことを知る。
ただ自分の経過を伝えることで、同じ手術をする人の役に立ちたいと考えていた。

「この数ヶ月でいろいろ学びましたよ。チャーリイ・ゴードンのことばかりじゃなくて、人生について人間について、そしてぼくは発見した」
「だれもチャーリイ・ゴードンなんかどうでもいいんだとね」

心理学を担当するニーマー教授と話すチャーリイ。
誰もが自分を実験対象と見ていて、チャーリイ・ゴードンとして見ていないことを断言する。

この私にいったい何が起こったのか?
なぜ私は、この世界でこれほど孤独なのだろう?

知能が上がって人と相対した結果、全てが自分から失われたことを知るチャーリイ。
完全な孤独を感じるが、その理由は分からなかった。

経過報告17

「未来にはなにもありゃしないんだ」
「先のことを考えるなんてとてもぼくにはできない──ただ過去だけだ」

天才のチャーリイには距離を感じたが、知能が落ちて再び距離が縮まったと感じるアリス。
しかしその考え方をチャーリイは理解できなかった。

どうしてぼくはいつも人生を窓からのぞいているんだろう?

運動機能を含めて全てが衰えていくチャーリイ。
自分の人生を生きていないのを感じる。

「高いIQをもつよりもっと大事なことがあるのよ」

以前はIQが上がれば全て上手くいくと思っていたが、結果は逆になったチャーリイ。
アリスは物事の本質を話すが、残念ながらチャーリイに真意は届かなかった。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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