「アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス)」の名言まとめました

「アルジャーノンに花束を(ダニエル・キイス、小尾芙佐訳)」の名言をまとめていきます。

アルジャーノンに花束を

経過報告7

でもとにかくこれわ科学なのでぼくわほかの人たちと同じように頭がよくなるようにがんばらなくてわならない。そして頭がよくなったらみんなぼくとしゃべってくれるだろう。(チャーリイ・ゴードン、以降は無記入)
(知能指数が低い時のため、読みにくい文章になっている)

 

経過報告9

気にしなくてもいいけどみんながあなたの考えているようないい人じゃないことがわかってもがっかりしちゃだめよ。(アリス・キニアン)

 

ジョウやフランクたちがぼくを連れあるいたのはぼくを笑いものにするためだったなんてちっとも知らなかった。

 

みんなぼくを笑っていたことがわかってよかったと思う。
ひとはばかな人間がみんなと同じようにできないとおかしいとおもうのだろう。

 

「君は知能が高くなるにつれいろいろな問題をかかえることになるだろう」(ストラウス博士)

 

みんながいうことを真にうけていたぼくはずいぶんばかだったと思う。

 

「大学に行けるくらい利口だからってぼくをからかっていいってことはないんだ」

経過報告10

パン屋の人たちは変わってしまった。ぼくを無視するだけではない。敵意を感じる。
(チャーリイの知能が上がって来たため)

 

大学へ行き教育を受けることの重要な理由のひとつは、いままでずっと信じこんでいたことが真実でないことや、何事も外見だけではわからないということを学ぶためだということをぼくは理解した。

 

経過報告11

「混乱してしまうんだ。自分の知っていることが何なのか、もうわからなくなった」

 

「ただただ神さまに祈ってるの。あなたが傷つかないように」(アリス)

 

書物はたいして役にたたない。だがこんどこそ、彼女におやすみのキスをしよう。

 

正義とはなにか? ぼくのあらゆる知識を総動員してもこういう問題を解く役にはたたないというのは皮肉である。

 

「でもぼくは生命のない物体じゃありません。ぼくは人間です」

 

「吾を信じよ。こんなことが思いつかなかった」

 

「ちがう、素晴しいのはあなただ。ぼくの目に手を触れて、見えるようにしてくれた」

 

疑いない。ぼくは恋をしている。

 

「もう戻る道はないんだよ、ファニィ、ぼくは何も悪いことしたわけじゃない」
「生まれつきめの見えない人間が、光りを見る機会をあたえられたようなものなんだ。それが罪深いことだなんてありえない」

 

かくして人間は自己嫌悪においちるのである。
己れが間違ったことをしているのを知りながら、それをやめることができない。

 

でもこういうことは現実に存在するもので、怖がっても不思議ではないものだった。店から追いだされたという恐怖、これは漠然としたもので、ぼくに理解できない恐怖なんだ。

 

「わからない。ぼくは、居心地のいい安全な檻からしめだされた動物のようだ」

 

「チャーリイ。あなたがなにを望んでいるのかわからないけれど……あたしを怖がらないで……」(アリス)

経過報告12

IQ185の私は、IQ70であった私と同じくらいアリスとかけはなれているのだ。そして今度は2人ともそれを知っていた。

 

経過報告13

私は怒りを抑制すること、性急にならないこと、待つということを学んでいる。成長しつつあるのだと思う。日を追って、自分のことがよくわかってくる。
さざ波のようによみがえりはじめた記憶はいまや、怒濤となって襲いかかる……

 

私が知っている人間はすべて、見かけだおしだった。

 

学ぶということの奇妙さ。奥深く進めば進むほど、存在すら知らなかったものが見えてくる。

 

ぼくは人間だ、一人の人間なんだ。

 

「荷造りするからな。それからお出かけだ。おまえとぼくと、人工の天才、二人組の逃避行だ」
(チャーリイはアルジャーノンと逃げることを決める)

 

経過報告14

三十有余年、私は暗がりにいたのだ。だがもう疲れた。

 

孤独は読んだり考えたりする時間を与えてくれる。

 

あの手術にもかかわらずチャーリイはまだ私といっしょにいるのだった。そしてチャーリイは、ピーナッツを失うのを恐れている。

 

「たのむから、この子の人格を尊重してやってくれ! 彼はにんげんなんだ!」

 

人々が私を笑いものにしていたことを知ったのはつい最近のことだ。それなのに、知らぬ間に私は私自身を笑っている連中の仲間に加わっていた。そのことが何よりも私を傷つけた。

 

「ぼくは成長しなければならない。ぼくにとってはそれがすべてだ……」

経過報告16

「救いようのないものなどおりませんよ」

 

仕事から引きはなされている一刻一刻が惜しくてならない。私の時間を盗もうとする人間には我慢ならない。

 

私に何が起ころうとも、まだ生まれてこない仲間たちに、何かを与えたことによって、私は正常人千人分の一生を送ったことになるだろう。
それで十分だ。

 

「人間だれだって、まったく最初からはじめるわけじゃありませんよ。だれしも、他人の失敗を踏台にして築きあげるのです」

 

「この数ヶ月でいろいろ学びましたよ。チャーリイ・ゴードンのことばかりじゃなくて、人生について人間について、そしてぼくは発見した」
「だれもチャーリイ・ゴードンなんかどうでもいいんだとね」

 

「なんでもしてくれた、人間として扱うことを除いては」

 

「知能だけではなんの意味もないことをぼくは学んだ」
「人間的な愛情の裏打ちのない知能や教育なんてなんの値打ちもないってことをです」

 

「ぼくの知能が低かったときは、友だちが大勢いた。いまは一人もいない」

 

この私にいったい何が起こったのか? なぜ私は、この世界でこれほど孤独なのだろう?

 

私自身がこれから苦難の道を歩まねばならない。私の精神の砂時計から知識の砂がこぼれていくのを止める手だてはないのだ。

 

経過報告17

できるかぎりは、自分の考えや気持を書きとめなければいけない。この経過報告はチャーリイ・ゴードンの人類への貢献なのだ。

 

怖い。生が、死が、無が怖いのではない。自分が存在しなかったかのようにそれを浪費したことが怖いのだ。

 

「未来にはなにもありゃしないんだ。先のことを考えるなんてとてもぼくにはできない。ただ過去だけだ」

 

どうしてぼくはいつも人生を窓からのぞいているのだろう?

 

「高いIQをもつよりもっと大事なことがあるのよ」(アリス)

 

ついしん。どーかついでがあったらうらにわのアルジャーノンのおはかに花束をそなえてやてください。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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