「青の炎(貴志祐介)」の名言・台詞まとめ

「青の炎(貴志祐介)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

青の炎

第一章

問題は、自分に、そのリスクを取れるかどうか。闇の中へと、一歩踏み出す度胸があるのかどうかだ。(櫛森秀一)

 

完全犯罪は、あまりにもハードルが高い。
本当にそうなのか。
完全犯罪というのは、事実、そんなに稀なことなのだろうか。(秀一)

 

第二章

完全犯罪を成し遂げるには、前もって、捜査側の手の内を読んでおかなければならない。(秀一)

 

これは、警告だ。失敗すれば、こうやって、さらし者にされる。万が一、最終手段に訴える場合には、どんなことがあっても、失策を犯してはならない。(秀一)

 

第三章

「物事を解決する力は、不正じゃない」(秀一)

 

第四章

計画を立てるのと、それを実行に移すのとでは、天地の開きがある。(秀一)

 

正解は、必ず、どこかにあるはずだ。だが、今の時点では、それは、藁の中に埋もれた一本の針でしかない……(秀一)

 

第五章

だったら、幕切れもそれにふさわしく、獣のように、虫けらのように、死ねばいい。(秀一)

 

「どんなことだって、みんなで考えた方が、絶対に、いい知恵が浮かぶと思うよ。この世でたった三人しかいない、血のつながった家族なんだからさ」(櫛森遥香)

 

今は、祈るような思いだった。今日一日が終わりさえすれば、もう一度、平和な朝が取り戻せるのだ。(秀一)

 

どんな過酷な試練でも、やり抜いてみせる。
その間だけは、感情を封印し、コンピューターのように与えられたタスクを計算し、そして、訓練された兵士のように、非情な果断さをもってやり遂げる……(秀一)

 

何か不都合が起きれば、その時点で引き返すというのが、鉄則なのである。
安全性を第一に考えた結果だったが、もしかすると、自分自身、中止するための口実が欲しかったのかもしれない。(秀一)

 

やるかやらないかの決断は、とうに下してあるのだ。だったら、今は、最後までやり抜くしかない。(秀一)

 

第六章

悪夢は、目覚めたときから、始まるのだ。(秀一)

 

第九章

そうだ。いくらでも、疑ってかかればいい。それが、刑事の仕事だろう。

だが、疑惑は、しょせん疑惑でしかない。真相へと至る仮説を立てるには、発想の飛躍を必要とする。いずれにせよ、確証は、絶対につかめないはずだ。(秀一)

 

この先、いったい、いつまで、こんな気持ちを耐え忍べばいいのだろうか。(秀一)

 

今になって、初めてわかった。殺人者の心を抉るのは、神への畏れでも、良心でもない。ましてや、世間体や外聞など、まったく取るに足らないことだ。

呪いの金輪のように心を締めつけるのは、単なる事実だ。(秀一)

 

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