「何者(朝井リョウ)」の名言・台詞まとめ

「何者(朝井リョウ)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

何者

漢字をひらがなにする、たったそれだけのことで何者かになれた日々は、もう遥か昔のことのようだ。(二宮拓人)

 

想像力が足りない人ほど、他人に想像力を求める。他の人間とは違う自分を、誰かに想像してほしくてたまらないのだ。(拓人)

 

たとえ話がうまいから、まるで、まるごと正しいことを言っているように聞こえる。(拓人)

 

個人の話を、大きな話にすり替える。そうされると、誰も何も言えなくなってしまう。(拓人)

 

「でもそれって結局、自分ひとりじゃ生きていけない道を選んでるってことだよな」(宮本隆良)

 

どうして、就職活動をしないと決めた自分だけが何かしらの決断を下した人間なのだと思えるのだろう。(拓人)

 

そういうセリフを欲しているのがよくわかる。だから、俺は絶対に言ってやらない。(拓人)

 

本当の「がんばる」は、インターネットやSNS上のどこにも転がっていない。(拓人)

 

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ほんとうにたいせつなことは、ツイッターにもフェイスブックにもメールにも、どこにも書かない。ほんとうに訴えたいことは、そんなところで発信して返信をもらって、それで満足するようなことではない。(拓人)

 

12

いくらこちらから願い下げだったとしても、最終的に選ばれなかったということは、そこまで選ばれていたのに決定的に足りない何かがあったというふうに感じてしまう。(拓人)

 

ESや筆記試験で落ちるのと、面接で落ちるのとではダメージの種類が違う。決定的な理由があるはずなのに、それが何なのかわからないのだ。(拓人)

 

「短く簡潔に自分を表現しなくちゃいけなくなったんだったら、そこに選ばれなかった言葉のほうが、圧倒的に多いわけだろ」

「だから、選ばれなかった言葉のほうがきっと、よっぽどその人のことを表してるんだと思う」(サワ先輩)

 

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「最近思ったの。人生が線路のようなものだとしたら、自分と全く同じ高さで、同じ角度で、その線路を見つめてくれる人はもういないんだって」(田名部瑞月)

 

「十点でも二十点でもいいから、自分の中から出しなよ。自分の中から出さないと、点数さえつかないんだから」(瑞月)

 

「頭の中にあるうちは、いつだって、何だって、傑作なんだよな」(拓人)

 

「人生の中にまだまだ素敵なドラマを見つけられる光太郎をね、いちいち現実のことを考えなくちゃいけない私なんかが邪魔しちゃいけないって思ったの」(瑞月)

 

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「就活は終わったけど、俺、何にもなれた気がしねえ」(神谷光太郎)

 

「いい加減気づこうよ。私たちは、何者かになんてなれない」(小早川理香)

 

「自分は自分にしかなれない。痛くてカッコ悪い今の自分を、理想の自分に近づけることしかできない。みんなそれをわかってるから、痛くてカッコ悪くたってがんばるんだよ」(理香)

 

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