「スマホを落としただけなのに(志駕晃)」の名言・台詞まとめ

「スマホを落としただけなのに(志駕晃)」より名言・台詞をまとめていきます。

 

スマホを落としただけなのに

第一章

女性に比べると男性は個人情報に無頓着なものだ。

マイナンバーなど公が個人情報を管理することには異常な警戒心を発する割には、なぜ人はこんな簡単に自らのプロフィールを晒すのだろうか。(男)

 

「死体が発見されなければ、事件そのものが存在しない。そうなれば俺たち警察は手の出しようもない」(毒島徹)

 

第二章

「結婚って人生最大の選択だから、もう少し慎重に考えたいんだよね」(稲葉麻美)

 

「やっぱり人に見られているというのは張り合いがあるからね」(加奈子)

 

「まあ、今、恋愛に発展するかどうかの微妙な時期だからね」

「わたしだってその彼のページをくまなくチェックして、どんな人物か推測しているんだから、当然、向こうも気にするでしょう」(加奈子)

 

「一番厄介なことは写真をアップした張本人が、自分がそんな悪いことをしたっていう自覚がないところなのよね」

「SNSってやってる本人は、その影響力をよくわかっていないことが多いからね」(加奈子)

 

確かにネットは便利だが、一歩間違えれば底なしの危険が待ち構えている。(麻美)

 

第三章

日本人はセキュリティに対する意識が低い。

殆ど単一民族で四方を海で守られ、さらに世界一優秀な警察がいるのだから、今までは、多少、油断しても良かったが、インターネットの世界ではそうはいかない。(男)

 

「SNSってリアルな人間関係がない分、こじれると大変なのよ。まあ、なるべく刺激しないようにフェイドアウトすることを考えたほうがいいと思うよ」(加奈子)

 

第四章

自分が特定されないとわかってしまえば、どんな違法な行為も怖くなかった。
だから唯一、絶対の価値観は、捕まらないということだった。(男)

 

第五章

「今の世の中スマホが使えないだけで、全く身動きが取れなくなるのがよくわかりましたよ」(富田誠)

 

「……孤独死みたいなもんだな」
「いや、捜索願が出されていない殺人事件なんて、孤独死みたいなもんだなと」(毒島)

 

愛情と憎悪は紙一重だ。好きな女から無視されるぐらいならば、いっそ嫌われたほうがましだった。(男)

 

「でも一番幸せなのは、絶対に自分にばれないようにしてもらうことですね」(浦野善治)

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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スマホを落としただけなのに