モーリス・ルブラン作「アルセーヌ・ルパンシリーズ」
ルパンの名言・台詞を作品別にまとめていきます。
怪盗紳士ルパン
アルセーヌ・ルパンの逮捕
「まっとうに生きられないのも、つらいことさ」
「もう自分でも、自分が誰なのかわからないくらいさ」
「どうして決まった外見をしていなくちゃいけないんだ? いつも同じ人物でいるなんて、危険きわまりないからね。手口を見ればぼくだとわかる。それでいいじゃないか?」
「ここにアルセーヌ・ルパンがいると断言できないほうが、都合がいいのさ。大事なのは、みんなが確信を持ってこう言えることなんだ。あれはアルセーヌ・ルパンのしわざだって」
獄中のアルセーヌ・ルパン
「もっと簡単に盗めるものなら、わざわざあんな手紙を書いたりしませんよ。あの手紙こそなくてはならない出発点であり、計画を進めるための動力だったんです」
「わずかな額ですが、こんなご時勢ですから。それにぼくは、何かと物入りなんでね! ぼくのところの予算ときたら、大きな町の年間予算ほどになるんですよ!」
「そいつは心外だな。アルセーヌ・ルパンは、好きなだけしか刑務所にいません。嫌となったら、一分だってごめんだ」
アルセーヌ・ルパンの脱獄
「そうはいきません。話すなら、全部まとめてでないと。あなたがお考えになっている十倍にもなるんですよ」
(自分が関わっている犯罪について)
「いえいえ、別段魔法なんか使わなくても大丈夫。あの人のいい裁判長も言っていたように、十年も修行を積めば、たいていの事態には応じられるようになりますよ」
ハートの7
「おいおい、こんな鮮やかな手並みは、誰もが見せられるものじゃないだろう? やはりアルセーヌ・ルパンほどの大物じゃなくちゃ」
アンベール夫人の金庫
「あそこの金庫には、株券の分厚い包みがつまってるんだ。いつかぼくが鍵に手をかけなきゃ、申しわけないってもんさ」
「ぼくが騙されたのは、生涯でこれ一度きりだ。いやはや、あのときはまんまとしてやられたよ。実に鮮やかなお手並みでね」
黒真珠
「逃げるだって? そう、ほかの者だったら、そうするだろうよ。でもアルセーヌ・ルパンだったら? もっといい対処があるんじゃないか?」
遅かりしシャーロック・ホームズ
「あなたの思ってるとおりでした。前にあったことは、これからもあるんですね。アルセーヌ・ルパンはアルセーヌ・ルパンでしかない。そうしかなれないんだ」
「あなたとルパンとのあいだには、思い出すらありえない」
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。