「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」佐久間彰(さくまあきら)の名言・台詞まとめ

「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」佐久間彰(さくまあきら)の名言・台詞をまとめていきます。

 

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。

序章

「愛する人たちを守るために、俺は死にに征くよ」

 

第一章

「……君、なんだ、その格好は?」
「それは肌着か? 足が丸見えじゃないか」

 

「モンペはどうした、盗まれでもしたか?」

 

「でも、心配することはありません」
「しばらくしたら、この戦争も終わりますよ」

 

「俺たちが必ずや敵国に痛手を負わせて、戦争を終わらせてみせます」

 

「俺は、出撃したら、絶対に敵軍の中枢に突撃します」
「そのために特攻隊に入隊したんですから」

 

「はじめて君の笑顔を見たな」
「喜んでもらえて嬉しい、連れてきた甲斐があったよ」

 

「妹は男勝りでね、兄のことも呼び捨てにするんだ」
「懐かしいなぁ……」

 

「日本軍がアメリカに勝てば、全て元通りになる」
「みんな、百合も俺の妹も、昔のように学校に通えるようになる」

 

「……俺たちが通えるようにしてみせる」
「この命を懸けて」

 

「……たしかに、そうかもしれないな」
「戦争なんて、やらなければよかったんだ」

 

「たくさんの命を失って、たくさんの人を苦しめて」
「たくさんの人の自由を奪って……」

 

 

「……でも、始まってしまったからには、勝たなくてはならない」
「敗けてしまったら、これまで以上に日本は悲惨な状況になるだろう」

 

「戦勝国に占領されて、何もかもを奪われて、兵士たちは捕虜となり」
「一般市民も奴隷のような扱いを受けてしまうんだよ」

 

「俺の弟や妹も、百合やツルさんも……」
「そんなことは、考えただけでも恐ろしくて仕方がない」

 

「だから、そうならないためにも、俺たちは、日本軍は」
「なんとしてでも勝たなくてはならないんだよ」

 

第二章

「この馬鹿! 命が一番だろう!」

 

「俺たちがきっと戦争を終わらせてやる」
「少しでも日本に有利に終わらせてみせる」

 

「そうしたら、必ず平和な時代が来るよ」
「百合を怖がらせるものは、なんにもなくなるよ」

 

「俺は、そのためなら命も惜しくない」

 

「行け。お前は生きろ」

 

「俺が、ふたり分の戦果をあげてやる」
「お前の分まで、俺はやる」

 

「だからお前は……守るべき者を守れ」
「お前は、生きて守れ」

 

「……百合、百合。ごめんな、ありがとう……」

 

第三章

君のことを、もうひとりの妹のようなものだと言ったことがあったが、
すまない、あれは嘘だった。(百合への手紙)

 

俺は君のことを愛していた。(百合への手紙)

 

あの空に俺は散る。君のために。
君という花が咲く、この世界のために。(百合への手紙)

 

そうか、俺は怖いのか、と他人事のように思った。

 

百合、もう一度会いたい。

 

俺は、生まれ変わっても必ず、君を見つける。
そして、もう一度、出会う。

 

生まれ変わったら──あの花が咲く丘で君とまた出会えたら。

 

──いつか必ず、また会おう。
あの花が咲く丘で、また出会おう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 
 
 
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