「一勝九敗(柳井正)」の名言まとめ

「一勝九敗(柳井正)」の名言をまとめていきます。

 

一勝九敗

経営者と商売人はどう違うのか。
商売人は、売ったり買ったりすること自体が好きな人。

 

経営者とは、しっかりした目標を持ち、計画を立て、
その企業を成長させ、収益を上げる人のことだ。

 

良い立地に無理して出店しても賃料が高いと、売れているときはいいのだが、
売れなくなったとたんに、もたなくなる。

 

われわれの力に見合った立地、それが良い立地ということなのだろう。

 

ユニクロの品質向上には、現場で学んだ失敗の数々が大きく寄与している。
つねに「現場を知る」ことこそ、経営の原点だと今も考えている。

 

新しい事業は、そもそも失敗することが多いのである。
やってみないと分からないことが多いからだ。

 

問題は、失敗と判断したときに「すぐに撤退」できるかどうかだ。

 

儲からないと判断したら、その事業を継続すべきでないのは誰にでも理解できるはず。
撤退もスピードが大事である。

 

 

事業を始めるときには、ぼくはいつも最終形を考えるようにしている。
こうあるべきという目標を定め、それに向かって行動することが大事。

 

自分の会社には人材がいないとぼやく経営者が結構多いようだが、それはおかしい。
本気で集める努力を怠っていると思うし、人材以前の問題がその会社にはあるはずだ。

 

一番いい会社というのは、
「社長の言っていることがそのとおり行われない会社」ではないかとぼくは思う。

 

社長の言っていることを「すべて」真に受けて実行していたら、会社は間違いなくつぶれる。

 

広告宣伝というのは0点か100点しかない。
そのほどよい中間はないと思う。

 

「段取り重視」は効率的な側面もあるが、形式的になりすぎることがあり、
クリエイティブな世界には向かない方法だ。

 

70点は取れるが、100点は取れない。

 

会社を経営するうえで一番重要なのは「どういう会社にしたいのか」と、
「どういう人たちと一緒に仕事をしたいのか」を明確に示すこと。

 

今までと同じものであれば誰も評価してはくれない。
世の中に役立つような商売をやらないと、収益はあがらない。

 

店長が最終目標なのである。
そういう意識がないために、店長という職種に対して誇りを持てないのだ。

 

ぼく、実力主義以外で人を評価するということはできないと思っている。

 

経営もマンネリ化したら終りだ。

 

一人の人間が全部決めてやるということは、
マンネリ化する時期が早まるということを意味する。

 

成功するということは、保守的になるということだ。
今のままでいいと思うようになってしまう。

 

スタートするのは簡単だ。

 

資金さえあれば誰にでもできるが、
それを「事業として利益を上げる」、「拡大再生産する」というのはものすごく難しい。

 

スピードがない限り、商売をやって成功することはない。
だから、ぼくは失敗するのであれば、できるだけ早く失敗するほうがよいと思う。

 

あらゆる計画は机上の空論だ。
いかに努力して計画しても、現実にブチ当たってみるまでわからないことが多い。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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