「ユダヤの教え タルムード 説話集(あまま)」の名言・台詞をまとめていきます。
ユダヤの教え タルムード 説話集
魔法のザクロ
「私はこの一番下の弟と結婚します。なぜなら彼は私のために大切なザクロの実を半分失ったのですから」(姫)
「ノーペイン・ノーゲイン」
犠牲なくして成功なし。
失ったものの大きさは成功に比例する。
ユダヤの子供たちは「WHY」から学んでいく。
七匹の太った牛と七匹の痩せた牛
豊かさの次には必ず大貧困が襲ってくる。
良いことの次には必ず非常に悪いことが起こる。
豊作の時こそ、心して蓄えよ。
ナポレオンとニシンの話
小さな儲けにとどめよ。それを繰り返せ。
他人にバカにされても着実に手に入る日々の糧が一番大切なのだ。
金の冠をかぶった雀
財産を見せびらかすと身を滅ぼす。
弱者は金持ちのように振舞ってはいけない。
弱者が金持ちのように振舞うと強者に狙われる。
デポラの闘い
どんな権力者に対しても、正々堂々と自分の考えで挑め。
正々堂々と自己主張するには相手を議論または打破できる論理と根拠を持っていなければならない。
日本人は権威や肩書きに弱く、相手に遠慮してうまく議論や交渉ができない。
あるいは闘おうとすらしない。
手と足と目と口
口(言葉)こそ最大の武器である。
討論は一種の芸術であり信用だ。
キツネと葡萄畑
リスク・コントロールとは、リスクと成果が均衡する点を探すことであるが、大多数のユダヤ人は「最少リスクの最少成果」を選ぶ。
少しの成果を得られれば、再チャレンジの機会は必ず巡ってくる。
これを繰り返せば成果は積み重なって大きくなっていく。
用心しすぎたアラブの商人
過剰な用心は良い結果を生まない。
用心の「適正」を考えよ。
「心配」するのではなく、考えるのだ。
リスクを計算するのだ。
心配や不安から物事を判断すると、どうしても取り越し苦労が多くなる。
過剰な用心でなかなか前へ進めないということもある。
難破船の三人の乗客
適正なリスク計算。冷静に計算できる人間が生き残る。
二人の乞食
人とお金を動かす「仕組み」を作る。
(がんばるだけでは結果はしれている)
あるラバイの最悪で最良の災難
どんなに災難が降りかかろうと、人は希望を見失ってはいけない。
最悪なことが最良のことだと、信じなければいけない。
最悪の事態はそれよりもっと悪いことから救ってくれることかもしれない。
ユダヤ人は、世界で不幸な出来事が起こるのを最初に感じ取り世界で幸福なことが起こるのを最後に味わう民族だ。
良い時は悪い時に備え決して浮かれず、悪いときは落ち込むことなく、神が最悪の出来事を防いでくれた結果である。
道に迷ったお姫様
「わしは、この森でもう40年も道に迷っている。わしが教えられるのは、どの道を進めば森から出られないか、ということだけじゃよ」(老人)
多くの失敗から学ぶ。
悪い時の経験が成功に導く。
成功した人の話より失敗した人の話のほうが役立つ。
最も良い教師とは、最も多くの失敗談を語れる教師である。
追い詰められたユダヤ人の奇策
ユダヤ人に滅びの美学はない。
パラダイスを見つけた男
幸せは単調な今の中にある。
今いる場所で解決できなかった問題が、別の場所であっさり解決がつくとは思えない。
母鳥と三羽のヒナ
教育とは「教育することを教育」することだ。
「君たちが大人になったとき、子どものころに自分がしてもらって良かったと思う同じことを、自分たちの子どもにしてあげなさい」(親)
10個のクッキーの与え方
子どもに苦労を教える。
人生は良い時ばかりではないという教育。
小さな苦労、小さな我慢を体験させる。
鶏の卵の運び方
答えは子ども自身に見つけさせる。
日本の母親が一番多く子どもに投げかける言葉は「ダメ」という断言である。
だから日本の子どもは「考えないぐせ」がつく。
愚かな農夫
大きさも力も異なる二匹の動物を同じように扱ってはならない。
知恵は誰にも奪えない。
子どもに合った教育を与えられるのは親しかいない。
メロディーを買った青年
知的価値は物的価値に優る。
村人の三つの願い
どんなに裕福な金持ちであっても助け合いの心を持たない人間は豪華な料理に塩がないのと同じである。
最後まで読んで頂きありがとうございました。