「転職の思考法(北野唯我)」の名言まとめ

「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法(北野唯我)」の名言をまとめていきます。

 

転職の思考法

プロローグ

転職に必要なのは知識でも情報でもない、どう選べばいいかの判断基準、
つまり「思考法」なんだよ。

 

転職というのは多くの人にとって「初めての意思決定」だからだ。
だから、怖いんだ。

 

多くの人が、転職に恐怖を感じるのは、何かを手にするからではない。
人生で初めて何かを手放すことになるからだ。

 

しかも自分の意思で。

 

第1章

上司を見て生きるか、マーケットを見て生きるか。

 

年齢によって身につけるべき技術は違う。
20代は専門性、30代以降は経験をとれ。

 

やはり大事なのは、伸びている業界で働くことだ。
業界を間違えれば、せっかく経験を積んでも、無効化してしまう。

 

マーケットバリューがないと、会社にしがみつくしか選択肢がなくなる。

 

自分が信じていないものを売る。
これほど人の心を殺す行為はないんだ。

 

そのひとつの商品を売るために、本当に多くの小さな嘘をつかないといけないからな。

 

 

君が乗っている船は、そもそも社長や先代がゼロから作った船なんだ。
他の誰かが作った船に後から乗り込んでおきながら、文句を言うのは筋違いなんだよ。

 

君が、「自分の人生を選ぶ力」を得るまでは、永久に自由になどなれない。

 

本当のダイヤモンドは、周りは馬鹿にするが、
理屈から考えると正しいことにこそ眠っているわけだ。

 

特別な才能を持たないほとんどの人間にとって、重要なのは、
どう考えても、どの場所にいるか。

 

つまりポジショニングなんだ。

 

そしてポジショニングは誰にでも平等だ。
なぜなら、「思考法」で解決できるからな。

 

強い会社というのは普通の発想とは逆なんだよ。
いつでも転職できるような人間が、それでも転職しない会社。

 

それが最強だ。
そんな会社だけが今の時代を生き残れる。

 

君はこれまで10年近く、何度となく転職するチャンスはあったはずだ。
だが、それでも転職に踏み切れなかった。

 

なぜかわかるか?

 

しっかりとした思考法がなかったからだろ。
まずはそれを見つけるほうが先決だ。

 

会社としていいかという軸と、転職先としていいかという軸は、必ずしも一致しない。

 

第2章

「辞められない」という思い込みの檻の中に閉じ込められたら、
どんな人間も必ず自分に小さな嘘をつくことになる。

 

転職が悪だというのは、新たな選択肢を手に入れる努力を放棄した人間が発明した、
姑息な言い訳にすぎない。

 

第3章

転職活動も終盤になると、様々なことを言われる。
どんな人間でも迷いは生じる。

 

当然の話だ。
だが、その時に思い出すべきことは、最初の目的なんだよ。

 

転職の最後には「やはり自分がいないと仕事が回らないのでは」と不安になるものだ。
だがな、絶対に回る。会社とはそういうものだ。

 

第4章

どうしてもやりたいことがあるなら、
そもそも、今、こんなところにいないだろ。

 

重要なのは、どうしても譲れないくらい「好きなこと」など、ほとんどの人間にはない、
ということに気づくことなんだよ。

 

大事なのは、仕事をしているうえで、
自分にとってまったくストレスを感じない瞬間はいつか?
を考えることなんだ。

 

それは好きなことに通ずる可能性が高い。

 

今の会社では活躍できていなかったとしても、
違う場所で輝ける可能性がある人は本当にたくさんいる。

 

それなのに、転職をタブー視して会社への忠誠心という言葉で自分をごまかしている人間がどれだけ多いことか。

 

「100%失敗を招く、唯一の条件」というものがある。
それは腹を括るタイミングで、覚悟を決めきれなかったときだ。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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