「老人と海(ヘミングウェイ)」の名言まとめました

「老人と海(ヘミングウェイ,福田恆存訳)」の名言をまとめていきます。
(本作での説明や解釈は無意味・蛇足と感じましたので、書かない方針にしています)

老人と海

帆はあちこちに粉袋の継ぎが当ててあったが、それをマストにぐるぐる巻きにした格好は、永遠の敗北を象徴する旗印としか見えなかった。

この男に関するかぎり、なにもかもが古かった。

かれは単純な人間だったので、いつから自分はこうも人に気がねするようになったかなどと考えはしない。
しかし、いつのまにか自分は人に気がねするようになったとおもう。

「まあ大丈夫だろうよ。それにいろいろ手があるからな」

「ぼくの生きているあいだ、食べずに漁はさせないぜ」(少年)

「うまい漁師はたくさんいるよ、えらい漁師だっていくらかいるよ、でも、お爺さんだけは特別だ」(少年)

「年寄りはなぜ早く目をさますんだろう? 一日を長くしたいからかな?」

もはや、老人の夢には、暴風雨も女も大事件も出てこない。大きな魚も、戦いも、力くらべも、そして死んだ妻のことも出てこない。
夢はたださまざまな土地のことであり、砂浜のライオンのことであった。

海はやさしくて、とてもきれいだ。だが、残酷にだってなれる、そうだ、急にそうなるんだ。

老人はいつも海を女性と考えていた。
それは大きな恵みを、ときに与え、ときにはお預けにするなにものかだ。

とにかく、毎日が新しい日なんだ。

老人は自分がいったいいつごろから、こんなに大声でひとりごとをいうようになったか思いだせない。

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食いつけ、うんと食らいつけ、頼むから食ってくれ。
(ここから大物と1対1の戦いが始まる)

なにかいいことをいうと、事はたいてい起らずじまいに終るものだ。

いま、お前には少年はついていない。お前にはただお前だけしかついてはいない。

「おい。おれは死ぬまで、お前につきあってやるぞ」

おれはやつを殺さなくてはならない。そのためには、おれは強くならなければいけないんだ。

海の上に孤独はない。

やつらは、やつらを殺すおれたち人間ほど頭がよくないんだ。
もっともおれたちよりは、気高くて、立派じゃあるけどな。

「あの子にいってやったっけ、おれは一風変った年寄りなんだってな」
「いまこそ、それを証ししなければならないときだ」

だが、そういえば、世の中に、うまい話なんてあるもんじゃない。

「よかろう。第一、痛みなんて、人間にとっちゃたいしたことじゃないからな」

「待て。お前はけっきょく死ななきゃならん運命なんだぞ」
「いや、お前のほうだって、おれを殺さなきゃならないというのか?」

やつはおれの運命だ。

希望などは微塵もない。あるのはただ決意と、そしてまったき敵意だけだった。
(長い長い戦いの上、大物を仕留める老人。しかし大物すぎて船に上げることが出来ず、次々に鮫が襲ってきた)

いいことは長続きしないものだ。これが夢だったらよかったのに。
魚なんか釣れないほうがよかった。

「けれど、人間は負けるように造られてはいないんだ」
「そりゃ、人間は殺されるかもしれない、けど負けはしないんだぞ」

「売っているところがあったら、運ってものもちっとは買っときたいもんだな」

とにかく風はおれの友だちだ。ときによりけりだがな。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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