「ライフシフト(リンダ・グラットン)」の名言まとめました

「ライフシフト(リンダ・グラットン)」より名言をまとめていきます。

ライフシフト

変化を求められるもの

最も大きく変わることが求められるのは個人だ。
あなたが何歳だろうと、いますぐ新しい行動に踏み出し、長寿化時代への適応を始める必要がある。

おそらく多くの人が将来のことを考えることができない。
漠然とした未来は想像するのが限界だろう。
今の延長線上の未来ではない、変化が起こると予想される。
おそらく、単純な年金生活をおくることは不可能だろう。
年齢に関係なく、今すぐ行動を起こさないと間に合わない。

卒業後すぐに就職すること

厳しい雇用状況というプレッシャーにさらされている日本の若者は、学校を出たあとすぐに就職しようとする傾向が強い。
学校を卒業したあと、エクスプローラーとして探索の日々を送り、幅広いキャリアの選択肢を検討することは、職業人生の賢明な始め方とは考えられていないのだ。

日本で有名企業に就職する場合、新卒時以外では難しい。
中途採用もあるが、ヘッドハンティングされるような人材でなければ少ないのは間違いない。
また新卒後すぐに就職しない場合、世間から非難の目を向けられる。
しかし、方向性も決めていない若い時期に、将来を決めることは難しい。
そこから学生時代では行えなかった経験に、チャレンジするのも面白い。
人生が長くなったことを考えれば、若い時の数年など問題ではない。
もちろん遊ぶことが目的ではない。人とのつながりを見つけることが出来れば理想的だ。
きっと、起業などの力になるだろう。

ひどい人生とは

人生は「不快で残酷で短い」という、17世紀の政治思想家トーマス・ホップスの言葉は有名だ。
これよりひどい人生は一つしかない。不快で残酷で長い人生である。

読んでいるだけで気が滅入りそうです。
長生きするとしたら健康で楽しく過ごしたいものです。

長寿化の議論

長寿化をめぐる議論は、お金の問題に偏りすぎている。

生きていくためにお金は必要だが、最低限の生活で「生きているだけ」では寂しいですね。
国の対応にも期待したいが、それよりもまず「個人としてどのように生きていくか?」という議論が最重要課題かもしれない。
ただみんなが集まって議論しても、結果はでないでしょうが。

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長く働き続けること

長い年数働き続けるのは、あまりに過酷だし、あまりに消耗する。
そして素直に言って、あまりに退屈だ。

お金のためだけに仕事や長時間労働をしている人が、そのまま同じ仕事を続けた場合です。
今すぐではなくても、変化することを考えていきたい。
ステップアップを目的とした、休憩と勉強を出来ればいいですね。

仕事や行動を変えること

人生のステージが増えれば、移行の機会も増える。
問題は、ほとんどの人が生涯で何度も移行を遂げるための能力とスキルをもっていないことだ。

日本人は一つのことを続けるのが正しいと思いがちなため、移行する能力に欠けている。
また移行を遂げる人を「我慢が足りない人」みたいな扱いにしている。
最近では転職は当たり前のこと。
いつでも変わることの出来る能力を、身につけたいものです。

個人と企業

働き手が望むほどの柔軟性を発揮できる企業は、おそらく一握りにとどまる。
その結果、個人と企業の間で激しい戦いが始まるだろう。

基本的に日本の企業は新卒から育てるスタイルが主流だ。
しかしこれからは人の流動性が高まり、中途採用も増えていくだろう。
また残念ながら能力はあるが会社第一ではない考えの人を、受け入れられる企業は少ない。
自由(自分の考え)を通す個人と、会社第一と考える企業は相容れないため、個人と企業で今までとは違う働き方について、調整が進んでいくだろう。

同じ行動

まわりのみんなと同じ行動をとるだけでうまくいく時代は終わったのだ。

大学を出て企業に入り定年で引退するという、これまでの成功パターンはこれからの時代と合わないだろう。
現在ですら大学を出て一つの企業で定年まで働く人は減っており、これからはもっと減っていくのは間違いないだろう。
個人も企業もそれを前提としないと、これからを乗り切ることは出来ない。

100歳以上の人生

寿命に関しては、健康な100年ライフを想定するだけでなく、それ以上長く生きるようになる可能性が高いと思っておいたほうが賢明だろう。

確かに100歳まで生きるとしたら、120歳まで生きても不思議ではない。
ただあまりにも現実離れのため、それを設計できる人などいるのでしょうか?

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これは厄災?

ジェーンは、ジャックより30年長く生きられるが、20年長く働かなくてはならない。
これは恩恵と言えるのか?それとも厄災と言うべきなのか?

名前では分かりにくいので年齢を書きますと、19歳と72歳の人となります。
医療や環境の発達により現在若い人ほど長生き出来る確率は高くなる。
しかしその分余裕資金も必要になりますが、現在考えられてる65歳までに準備できるものではありません。
そうなると年齢に関係なく、働いて収入を得ないといけなくなる。
生きられる恩恵と、働かないといけない厄災のどちらが大きいですかね?

働き続ける人生

80歳を超すまで休憩もなく、サバティカルもなく、柔軟な働き方もせずに、ノンストップで働き続けられる人などいるのだろうか?
あなたはそんな人生を送れるだろうか?

サバティカルとは長期間仕事を離れて、学校に通ったり、ボランティア活動などをしたりして過ごす期間のことです。
出来る出来ないに限らず、「したくない!!」ですね。
しかし現在を現状のまま生きていくと、多くの人がこの状況になる。
今すぐに今後の対応を考える必要があるだろう。

未来について

いま生まれた子どもたちが100年の間に経験することを予測するのは不可能だ。
だから、長寿化時代には、不確実性に対処することが避けて通れない。

一つの技術だけではそれがダメになる可能性が高い。
しかし複数の専門技術を修得することは困難だ。
これからは、「対処する技術」が最も必要となるだろう。

新たな成長

成長はしばしば、少数精鋭の人材を擁する小規模企業で構成されるエコシステムで実現する。

エコシステムとは「生態系(グループ的なもの)」のことです。
現在でも、大人数をかければ良いものが出来るわけではない。
計算や実験などは合理化できているため、手間的な作業に人をかける必要はありません。
それよりも基本となる考え方が大切になり、優秀な一人もしくは少人数のほうが動きやすい。
現在、世界規模で展開されているものでも、基本となるものは単純です。
それに気づくか、もしくは出来るかだけの問題になります。

オフィスについて

「オフィス」という概念がばかばかしいくらい古臭く、あまりに無駄だと考えられるようになる可能性もある。

みんなが集まって作業をする。同じ時間に、満員電車や渋滞に巻き込まれて出勤する。
単純に考えて、これほど無駄なことはありません。
エネルギー的にも環境的にも、何より人としての損失は計り知れない。
現在のようにネットワークが発達していれば、あえて一緒にいる必要はない。
巨大なオフィスがある理由は、変えるキッカケが無いだけ、もしくは他に合わせているだけかもしれない。
核となる小さなスペースのみ確保して、自宅もしくは各自分割した場所にて作業を行う。
このシステムが将来の標準になりそうな気がします。

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経済的価値について

経済的価値を生むのは、製造ではなく、イノベーションなのである。

日本人の多くが、物を作って販売することを至上の考え方としている。
しかし世界に目を向けると、「考え方」によって莫大な利益を上げているように見える。
良いものを作れば売れる時代ではない。
日本ではユニクロなどが分かりやすいですが、買い手にとって十分なレベルと価格設定なら、最高のものである必要はありません。
過剰品質は、ほとんどの人にとっては有害です。
発想が利益を生むことを、意識する必要があるでしょう。

インターネット関連の利益分配

むしろ本当に憂慮すべきなのは、インターネット関連産業の「勝者総取り」的な性格だ。
ごく一握りの人が巨額の富を手にする一方で、この産業で働く大多数の人はわずかな所得しか得られていないのだ。

海外の長者番付に出てくる人を見ていたら一目瞭然です。
もちろん、それは悪いことではない。成功したのだから当然とも言える。
しかしこれからの世界を考えれば、もう少し分配が公平でもいいのかもしれない。

これからの職種

テクノロジーの進歩によって消滅しない職に就きたいなら、次の二つのカテゴリーから職を探すべきだ。
一つは、人間が「絶対優位」をもっている仕事、もう一つは、人間が「比較優位」をもっている仕事である。

どちらにしても機械で代用できない職を探さないといけないですね。
現代では、コスト的に人の方が安あがりの職は多数ある。
しかし未来には、逆転するものが多数あるだろう。
その時に慌てないためには、日頃から技術の修得が必要である。

無形の資産

無形の資産は、それ自体として価値があることに加えて、有形の金銭的資産の形成を助けるという点で、長く生産的な人生を送るためにカギを握る要素なのだ。

無形の資産とはお金に換算できない要素のこと。
家族や友人を含む、人間関係や技術などが対象になる。
お金があっても、このような無形の資産が無ければ一時的なものとなり、継続することが困難となる。
長寿を生きる意味は、金銭的な問題だけではないだろう。

無形の資産への投資

友情や知識は一夜で消失はしないが、十分な投資を怠り、友だちと連絡を取らず、知識をリフレッシュしなければ、
いずれは価値が下がり、ついには消失してしまう。

投資というと味気ないですが、経験している方も多いだろう。
本当に大切な人には、行動を伴わないといけない。

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無形の資産への投資には

お金が重要でないわけではない。
無形の資産をお金で直接買うことはできないにしても、無形の資産に投資するためには、お金があり、経済的安定を実感している必要がある。

事実として経済力の差により、教育レベルは異なります。
これにより、裕福な家庭はより良くなり、低い家庭はより下がる傾向にある。
この差を解消するために奨学金などはあるが、あくまで借金であり、その後の生活に影響が出てしまう。
元々が同じ能力なら、それを覆すのは並のことではありません。
平等ではなくても、チャンスの幅を広げるにはどうしたら良いのだろうか?

勉強は学生時代だけ?

100年ライフが当たり前になれば、人生の早い時期に一度にまとめて知識を身につける時代は終わるかもしれない。

現在では、「勉強と言えば学生時代だけ」という人が多い社会に出ると、現在の仕事に関係する知識と趣味的な知識の習得だけで、次の仕事につながる技術を予め学ぶ人は少数だろう。
そのため会社を辞めたり、また倒産になった場合、他の会社ですら役に立たない人材として世間に投げ出されている。
どのような仕事にも対応出来るぐらいの、応用可能な知識と能力をこれからの時代は常に身につけなければならない。

仲間について

きわめて高い生産性の持ち主は、ほかのきわめて高い生産性の持ち主と一緒に働きたがる。

学生や会社員を見た場合、一緒にいるメンバーは能力的には似ていることが多い。
結果として、同じ学校や会社のメンバーと一緒にいるのでしょう。
自分に能力が無ければ、能力のあるメンバーに入れない、とも言える。
やはり常に自分の能力を高める努力が必要になる。

会社による成果

ある人のスキルをどのくらい成果に転換できるかは、会社によって大きく異なる。

初めに入った会社で頑張るのはもちろん大切です。
しかし、その会社が自分にあっているかも非常に大切です。
会社と社員は契約関係に過ぎない。
転職という選択は常に意識して、自分のスキルを高める必要がある。

高い評判の価値

生産性資産を築くうえで、高い評判を確立することの重要性は計り知れない。
せっかく価値あるスキルや知識をもっていても、好ましい評判をもっていなければ、それを生産的に活用できないからだ。

日本の場合、高い能力や高品質な製品ならば勝手に評判になると考えがち。
しかし現在の状況を考えれば、完全な過ちと言える。
昔の職人みたいになるのは自由です。
しかし世界規模で見た場合、まったくの無価値なのでしょう。

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