「言葉にできるは武器になる(梅田悟司)」の名言をまとめていきます。
言葉にできるは武器になる
1
言葉が意見を伝える道具であるならば、まず、意見を育てる必要がある。
言葉にできないということは
「言葉にできるほどには、考えられていない」ということと同じである。
どんなに熟考できていると思っていても、言葉にできなければ相手には何も伝わらない。
思いを育てることによって生まれる「伝えよう」と心から思う動機も、
言葉を磨くことに大きく寄与するのだ。
建前を突き破ることができなければ、
あなたの言葉はいつもでもどこかで借りてきたようなものになってしまい、
迫力も説得力もないものになってしまう。
「人を動かす」ことと「人が動く」ことは、同じように感じられるが、
似て非なるものである。
言葉において大切なのは、人を動かす力ではなく、人が動きたいと思わせる力である。
2
内なる言葉の強化なくして、外に向かう言葉を磨くことはできない。
なぜなら、言葉は思考の上澄みでしかないからである。
人の気持ちに染み込んでいくような言葉や文章は、実に平易な言葉で書かれていたり、
誰もが知っている単語によって成り立っている。
先へ先へと急ぐだけでなく、急ぐからこそ時間を置いて、考えを寝かせることも重要なのだ。
「時間があったらやる」ということは「時間がなかったらやらない」と同意である。
日々を忙しく暮らしている現代人には、余ってしまった時間は生まれにくい。
3
より多くの人に伝えようと思えば思うほど、
誰の琴線にも触れることのない言葉になっていく。
たった1人の心をも動かさないものは、誰の心も動かすことはない。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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