「3分間コーチ ひとりでも部下のいる人のための世界一シンプルなマネジメント術(伊藤守)」より名言をまとめていきます。
3分間コーチ
実際の仕事は「人」が行っているものです。
そして、人は、計画したとおりに動くわけではないのです。
上司の、部下についての知識は偏りがちです。
大切なのは、事が起こってからコーチするのではなく、
事が起こる前に、予測し、それをコーチすることです。
そこでは、特に話題を考える必要もありません。
話題、すでに、そこにあるのですから。
優れた上司は、その人が来る前から、その人の「居場所」をつくっているのです。
どんな問題であっても、上司は、アドバイスしたり、
代わりに問題を解決したりしないほうがいいのです。
そうではなくて、部下が問題や課題をどう扱うかをコーチします。
「何かあったら声をかけてくれ」とか「いつでも相談してくれ」というのは、
親切そうに聞こえますが、
あまりにも漠然としていて、部下は声をかける機会を見つけられません。
正解だけを求められるようになると、部下は萎縮してしまいます。
それでは、部下を育てることはできません。
部下はいつでも何でも、自分から話してくるわけではありません。
というより、そもそも部下というのは話さないものです。
(部下が)黙っていることには理由があるのです。
仕事の出来不出来とはまた別に、いっしょに仕事をしている仲間として承認する。
わたしたちの関心事とは、すべて自分に関することです。
変わらなければいけないのは上司なのです。
上司が変われば、部下も自然に変わります。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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