「朝が来る(辻村深月)」の名言まとめました

「朝が来る(辻村深月)」の名言をまとめていきます。

朝が来る

第1章

今頷いたのは、その時、朝斗と一緒に怒られる覚悟ができたという、そういうことだ。(栗原佐都子)

 

「──ぼく、大空くんを押したって、言った方が、いい?」(栗原朝斗)
「そんなこと。朝斗は、本当のことだけ言えばいいよ」(佐都子)
(息子が周りの空気を感じて嘘を話そうとする)

 

五歳にもなれば、子どもは自分の意志で話し出してしまう。親であっても止められない。(佐都子)

第2章

「特別養子縁組は、親のために行うものではありません。子どもがほしい親が子どもを探すためのものではなく、子どもが親を探すためのものです」(浅見)

 

両親は、これまでの印象では、そのことで人を差別したりするような人たちではなかったが、問題が自分の身内のこととなると、どう思うかはわからなかった。(佐都子)

 

「よく考えてください。”普通”の子は、”普通”の家にいるんです。うちの団体を頼ってくるということは、何か事情があるということです」

「養親になる際には、実親さんの妊娠経過や家庭環境にどんな事情があっても問わない、という覚悟をしていただくよう、お願いしています」(浅見)

 

母もまた、娘にどう話せばいいのか、言葉を知らない親なのだ。(佐都子)

 

はっきりと思った。朝が来た、と。

終わりがない、長く暗い夜の底を歩いているような、光のないトンネルを抜けて。永遠に明けないと思っていた夜が、今、明けた。(佐都子)

 

第3章

信じられない気持ちで、呆然と、その声を聞く。水の中に潜って、水面でしている声を聞く時のように、その場にいるみんなの声を、遠くに感じた。(片倉ひかり)

 

姉も両親も、考え方がとても合理的で、正しすぎる。そこにはひかりや巧の気持ちが介入する余地なんてない気がした。(ひかり)

 

逃げることも、育てることも、この子の誕生日を祝うこともない代わりに、覚えていよう。この子と今日、一緒に、すごくきれいな空を見たことを。(ひかり)

 

もう、とっくに「元通り」など、失われていたのだ。(ひかり)

 

この人には、知る資格なんか、ない。(ひかり)

 

仕事というのは過酷なのだ。気持ちが真面目でも、耐えられないことがたくさんあって、だから、そうできないものなんだ、と初めて知った。

働き者と怠け者は、ただ二つだけに分けられるようなものではないのだ。(ひかり)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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