「絶望名言(頭木弘樹)」の名言まとめ

「絶望名言(頭木弘樹)」より名言をまとめていきます。

 

絶望名言

カフカ

ぼくは人生に必要な能力を、なにひとつ備えておらず、ただ人間的な弱みしか持っていない。

 

無能、あらゆる点で、しかも完璧に。

 

生きることは、たえずわき道にそれていくことだ。
本当はどこに向かうはずだったのか、振り返ってみることさえ許されない。

 

将来にむかって歩くことは、ぼくにはできません。
将来にむかってつまずくこと、これはできます。
いちばんうまくできるのは、倒れたままでいることです。

 

ドストエフスキー

人生には悩みごとや苦しみごとは山ほどあるけれど、その報いというものははなはだすくない。

 

絶え間のない悲しみ、ただもう悲しみの連続。

 

たとえどんな生き方でも──ただ生きていられさえすればいい!
なんという真実だ! ああ、まったくなんという真実だろう!

 

われわれは、自分が不幸なときには、他人の不幸をより強く感じるものなのだ。

 

ゲーテ

絶望することができない者は、生きるに値しない。

 

快適な暮らしの中で想像力を失った人たちは、無限の苦悩というものを認めようとはしない。
でも、ある、あるんだ!
どんな慰めも恥ずべきものでしかなく、絶望が義務であるような場合が。

 

涙とともにパンを食べたことのない者には、人生の本当の味はわからない。
ベッドの上で泣きあかしたことのない者には、人生の本当の安らぎはわからない。

 

太宰治

駄目な男というものは、幸福を受取るに当ってさえ、下手くそを極めるものである。

 

弱虫は、幸福さえおそれるものです。

 

生きている事。生きている事。
ああ、それは、何というやりきれない息もたえだえの大事業であろうか。

 

私は人に接する時でも、心がどんなにつらくても、からだがどんなに苦しくても、ほとんど必死で、楽しい雰囲気を創る事に努力する。
そうして、客とわかれた後、私は疲労によろめき、お金の事、道徳の事、自殺の事を考える。

 

あの人の弱さが、かえって私に生きて行こうという希望を与える。

 

芥川龍之介

どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。

 

人生を幸福にするためには、日常の瑣事を愛さなければならぬ。
──しかし瑣事を愛するものは瑣事のために苦しまなければならぬ。

 

人生は地獄よりも地獄的である。

 

僕の場合はただぼんやりした不安である。
何か僕の将来に対する、ただぼんやりした不安である。

 

シェークスピア

不幸は、ひとりではやってこない。群れをなしてやってくる。

 

「どん底まで落ちた」と言えるうちは、まだ本当のどん底ではない。

 

明けない夜もある。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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NHKラジオ深夜便 絶望名言