「消えたママ友(野原広子)」の名言・台詞をまとめていきます。
消えたママ友
1章
私とヨリちゃんと友ちゃんと有紀ちゃん4人で仲良しだったのに、
私たちなにも知らない。(大久保春香、春ちゃん)
「なあんだ。仲良かったのに、なにも知らないんだ」(別のママ)
「そんな人じゃないっていうけど、保育園に入って知り合ってまだ一年ちょっとだろ?」
「知らないことたくさんあるんじゃないの?」(春ちゃんの夫)
「その家庭によっていろいろあるんだろうし、首つっこまないほうがいいよ」(春ちゃんの夫)
「死にたい…」(安西有紀、有紀ちゃん)
「逃げていいの…?」(有紀ちゃん)
「いいよいーよ。死ぬくらいなら逃げなさい」(春ちゃん)
「(酔っ払うと)つい本音ってこともあるよね?」(春ちゃん)
2章
「(ママ友づきあいは)楽しいよ」
「楽しいけど…昔からの友だちとは違うよね…」(斉藤ヨリコ、ヨリちゃん)
3章
友ちゃんのいうとおり、私だってなにもかも話してるわけじゃない。(春ちゃん)
せっかく大学出たのに勤めることもなく、夫の実家の商売を手伝っている私。
知ってる、これはこれで幸せ。(ヨリちゃん)
でも頭の片隅で思ってる、このままで終わるの私?って。(ヨリちゃん)
さんざん悩んだけど、産んで本当によかった。(八尋友子、友ちゃん)
こんなに我が子がかわいいなんて、すうのいない人生なんて考えられない。
でも産んでかわいいだけで済むわけじゃなく。(友ちゃん)
育てる以外にも年上のママばかりの中で、
運よくヨリちゃんと春ちゃんと有紀ちゃんが仲良くしてくれたけど、
どこかがんばっている私。(友ちゃん)
人の悪口、うわさ話、目がキラキラしてる。なんて楽しそうに話すんだろう。
人の不幸は蜜の味。(春ちゃん)
4章
「イライラするよ! 毎日謝ってばっかり」
「だったら今度はパパが謝ってみてよ」(春ちゃん)
一生懸命やってんのに。
なに? この孤独感。(春ちゃん)
こんなの(小学生)に比べたら、4才児なんてかわいいもんだ。
一人目育児のあの人たちから見たら、リオは意地悪く見えるのかもしれない。(ヨリちゃん)
ときどき冷ややかな目で見てるのわかる。
でもさ、子どもなんて無邪気で残酷で、これから色々おこるの知ってる。(ヨリちゃん)
もっと図太くならなきゃ闘えない。(ヨリちゃん)
ママ友の友情なんて、ほんの小さなことで壊れるの知ってる。
今度はうまくやっていけてる気がしたのに。疲れるなあ。(ヨリちゃん)
「まあ友ちゃんとは年齢も離れてるし」
「子ども同士が仲良しじゃなきゃ友達にはならないタイプだよね…」(ヨリちゃん)
そうなの? そうなんだろうか?
そうなのかもしれないけど。(春ちゃん)
有紀ちゃんは確かにいたのに。私たち仲良しだと思ってたのに。
有紀ちゃんがいなくなってから、なんかしんどい。(春ちゃん)
5章
知ってる。いい子だから友だちになるんじゃない。
なぜか一緒にいると楽しくて、だから友だちになる。(友ちゃん)
6章
「いい大人が友だちとか仲良しとか、ばかみたい」
「なにも知らなくてあたりまえじゃない!」(友ちゃん)
「子どもが仲良しってだけで、親もわかり合えるとかありえない」(友ちゃん)
「私だってみんなになにもかも話してるわけじゃないし、話せるわけがない」
「有紀ちゃんだって話す必要ないし、それに興味ない」(友ちゃん)
ヨリちゃんと春ちゃんと友ちゃんといるときは、私はママだった。
みんなといると、うれしくて幸せだった。(有紀ちゃん)
だけど家に帰れば、すべてあの人にとってかわられる。
ママの私より夫の母になついているツバサ、必要とされていない。(有紀ちゃん)
「私、あの人…義母が嫌いでしかたなかった」
「だから、だから逃げたの」(有紀ちゃん)
「春ちゃん、あのとき”逃げて”っていってくれて、ありがとう」
「私今、息できてる」(有紀ちゃん)
なにも知らなかった、気づいてなかった、有紀ちゃんが苦しんでたこと。
有紀ちゃんのこと知ってると思ってた自分が恥ずかしい。(春ちゃん)
本当のことなんて、なにも知らなかった。(春ちゃん)
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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