「これも修行のうち。実践!あらゆる悩みに「反応しない」生活(草薙龍瞬)」の名言をまとめていきます。
これも修行のうち
プロローグ
最初に確認したいのは、「何ごとも考え方が大事である」ということです。
どんなときも、方法がある。(だからなんとかなる)
すべての人に、仏教がお勧めするのは、
「これは間違いないと思えるゴール」を、人生の行き先にすえることです。
人生の理想は、どんな状況にあっても、「これでよし」と納得できること。
第2章
人々の現実は、
「楽しいことを探して不満を生み出し、不快を遠ざけようとしつつ、実際には怒ってばかり」
という姿です。
(理解するには)相手をあれこれと判断せず、その心中を妄想せず、
ただその人が何を言っているか・しているかを、ニュートラルな心で理解するように努めます。
人は、振り返れば、幼い頃、夢の多かった頃、人を信じられた頃、まだ未来が広がっていた頃
──かぎりなく怒りの少ない時代があったのではないでしょうか。
人の心には、本当は、怒りも苦悩もない、きれいな意識が流れているものなのです。
今こそ考えるべきは、
「どんな心の使い方が、自分に最大限の幸福をもたらしてくれるか」という、
”合理的な発想”です。
どんなときも「自分を理解することを忘れるな」
自分の人生を生きることを大切にし、よく言われても悪く言われても心動かさず、
泥水に汚れない蓮の花のように、心の聖域を保って、ただひとり生きよ。(スッタニパータ)
快を感じる最大のコツは、意外かもしれませんが、「集中する」ことです。
自分で自分を喜ばせるばかりが人生ではないのです。
他者の喜びを自分の喜びとする、そんな生き方もあるのです。
第3章
思い描く内容がどんなものであれ、まだ起きていないのなら、それは妄想です。
今の時代は、「近づかない勇気」が必要なのです。
心の渇き・苦しみから抜けてみれば、自分には他に何も必要なかったのだ、とわかります。
ただ生きていけばいい──そう思えるようになるのです。
第4章
自分はなぜ頑張るのか。なぜ働くのか。
なぜ生きるのか──自分自身が納得するためである。
最後まで読んで頂きありがとうございました。