「グラスホッパー(伊坂幸太郎)」の名言・台詞まとめ

「グラスホッパー(伊坂幸太郎)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

グラスホッパー

「世の中は、善悪じゃないんだから。ルールを決めてるのは偉い奴らでしょ。そいつに保護されちゃえば、全部問題ないってこと」(比与子)

 

「指輪はなくさないように。それがわたしと君の繋がりの証拠みたいなものなんだから」(鈴木の妻)

 

「あんたが、ただの社員なのか、それとも復讐者なのか、それを確かめろって。うちの会社には、馬鹿な社員は必要だけど、利口な復讐者はいらないから」(比与子)

 

これからお前は死ぬのだから、外の景色は見納めになる。説明を足そうとしたが、やめた。いつだって彼らは、自分の置かれた状況を理解していないのだから。(鯨)

 

「誰かが責任を被って、自殺するというやり方は、それなりに効果があるんだ」
「効果が無かったら、俺はとっくに無職だ」(鯨)

 

 

「俺は、あんたたちを殺しに来ただけなんだ。仕事なんだって」
「知らねえよ。俺は頼まれただけなんだよ」(蝉)

 

「どこの国にも、金のためには何でもやるって人間はいる」(蝉)

 

「俺はやることをやっただけだ。後は、あんたの好きに進めればいい」(鯨)

 

愚かなのとみっともないのは我慢できるが、厄介なのは問題がある。(鯨)

 

「あるのは現実だけだ」
「好き嫌いは関係ない」(鯨)

 

「大事なのは、準備なんだよ。トンネルから飛び出す前こそ気をつけろ、だ」(岩西)

 

「(川の)上流でいったい何が起きているのか、どこから水が湧いてきてるのか、辿っていきたくはなるだろうが。俺も依頼人がどういう奴かくらいは知りてえんだよ」(蝉)

「上流に行ったら、蛇口がありました、なんてがっかりするようなこともあるんだよ。それなら、下流で何も知らずに遊んでいるほうがいい」(岩西)

 

「人を殺すのがいいことなのか、悪いことなのか、そういうのは考えねえんだよ。仕事だから、やる。それだけだ」(蝉)

 

「本屋に来る客の大半は、本を買いに来る。殺し屋には殺しの依頼だ。当たり前だろ」(岩西)

 

「おまえは不安に敏感なんだ。簡単な解決方法がある」
「おまえが死ねばいい」(鯨)

 

死ぬより酷いことは、すでに起きた。
妻が死んだ。あれだ。軽佻浮薄な、利己的な若者に殺された。あれが死ぬより酷いことじゃないか、と。(鈴木)

 

「どんな動物でも密集して暮らしていけば、種類が変わっていく。黒くなり、慌ただしくなり、凶暴になる」(槿)

 

「都会は特に、穏やかに生きていくほうがよほど難しい」(槿)

 

「そのうち、幻覚に人生そのものを呑まれてしまいます。気をつけないと。どちらが現実か分からなくなって」(田中)

 

世界から自由になるには、携帯電話を切ればいい。単純で、ひどくくだらない。(蝉)

 

「(人殺しとは)違う。俺の前に立つ奴らが、勝手に自殺をしていくだけだ」(鯨)

 

「危機感ってのは、頭では分かっていても、意外に実感を伴わないものだからね」(比与子)

 

「世の中の不幸の大半は、誰かが高をくくっていたことが原因なんだってば」(鈴木の妻)

 

「物騒な奴らってのはすぐに人を呼ぶ。下らねえよ。人数で解決することなんて、限られてるのによ」(蝉)

 

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