「原因と結果の法則(ジェームズ・アレン)」の名言をまとめていきます。
原因と結果の法則
思いと人格
人は誰も、内側で考えているとおりの人間である。
心の中の思いが、私たちを創っている。
私たちは、自分の思いによって創り上げられている。
人間は思いの主人であり、人格の制作者であり、環境と運命の設計者である。
思いと環境
環境は人間を創りません。私たちの環境は、私たち自身のことを外側に漏らすのみです。
人々の多くは、環境を改善することには、とても意欲的ですが、自分自身を改善することには、ひどく消極的です。
かれらがいつになっても環境を改善できないでいる理由が、ここにあります。
私たちは、良い結果に狙いを定めながらも、その結果と調和しない思いをめぐらすことによって、その達成をみずから妨害しつづける傾向にある。
苦悩は、つねに何らかの方面の誤った思いの結果です。苦悩は、それを体験している個人が、自分を存在させている法則との調和に失敗していることの、明確なサインです。
私たちは、愚痴を言ったり罵ったりすることをやめ、自分の人生を調整している「隠れた正義」の存在を認識し、それに自分の心をしたがわせはじめたときから、真の人間として生きはじめます。
あなたは、あなたがなろうとする人間になる。卑しい心は、失敗の原因を見つけるべく、環境に目をやるかもしれない。しかし、気高い心はそれをたしなめ、つねに自由である。
思いと健康
人間は、けがれた思いをめぐらしつづけているかぎり、けがれた血液を手にしつづけることになります。
思いと目標
思いと目標が結びつかないかぎり、価値ある物事の達成は不可能です。
大きな目標を発見できないでいる人は、とりあえず、目の前にある自分がやるべきことに、自分の思いを集中して向けるべきです。
目の前にあるやるべきことを完璧にやり遂げるよう努力することで、集中力と自己コントロール能力は確実に磨かれます。
思いと成功
人間は、もし成功をめざすならば、自分の欲望のかなりの部分を犠牲にしなくてはならないのです。
成功を手にできないでいる人たちは、自分の欲望をまったく犠牲にしていない人たちです。
ビジョン
理想を抱くことです。そのビジョンを見つづけることです。
もしあなたがそのビジョンを見つづけたならば、あなたの世界は、やがてその上に築かれることになります。
不注意な人間、無知な人間、怠け心をもつ人間は、表にあらわれた「結果」だけに目を奪われ、その背後に存在する「原因」を見ようとしないために、あらゆる成功を、幸運、運命、あるいは偶然などという言葉で片づけようとしています。
人間が達成するあらゆる成功が努力の結果です。そして、努力の大きさによって結果の大小が決定します。そこにはいかなる偶然も介在しません。
穏やかな心
人間は、穏やかになればなるほど、より大きな成功、より大きな影響力、より大きな権威を手にできます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。