「手紙屋(喜多川泰)」より名言・台詞をまとめていきます。
手紙屋
第一期
あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています。
理解を超えるものに遭遇すると、人間はそれに意識を集中してしまう。
初めの一歩を踏み出すのは、誰にとっても勇気がいることです。
つくづく人間は理屈ではなく感情に左右される動物なんだ。
誰かに手紙を書いて、その誰かから返事が届くのを待つというのは本当にわくわくするものだ。
相手の持っているものの中で自分が欲しいものと、自分が持っているものの中で相手が欲しがるものとを、お互いがちょうどいいと思う量で交換している。
あなたにとって、ある人がとてもわがままで意地悪な性格のように感じることがあるかもしれません。でもそれは、その人が”わがままで意地悪”なのではないのです。
いろいろある感情の中で、あなたの前ではあなたが”わがままで意地悪”だと感じる一面しか見せようとしていないだけなのです。
周囲の人に対して、今までの経験からではなく将来こうあってほしいという称号を与える人になるだけで、あなたの人生は一転するでしょう。
本人がいないところで、その人について話すときにも心がけるべきことです。
人はどうしても話したがるもの。その言葉はめぐりめぐって、必ず本人に届くことになります。
盲目的に会社の規模や知名度などを頼みに就職をする若者が絶えません。そしていつか「こんなはずじゃなかった」という日がやってくるのです。
自分ではどうにもしがたい境遇に陥ってしまう人たちには、ある共通点があります。それは自分の力ではなく、”他力”を当てにして生きようとしているという点です。
第二期
「安定も、将来の保証もないけど、自分のやりたいことをやって生きていこう!」という気持ちになれるチャンスです。
(全ての会社に断られ就職できなかった時)
今、自分に起こっていることがラッキーなのか、アンラッキーなのかは、そのときに判断することはできません。
手に入れた結果の善し悪しは、あとでいくらでもあなた自身が変えることができます。今は、結果を恐れずいろんな経験を手にするために行動あるのみだと私は思うのです。
多くの人は生きていくために何が必要かと問われると、「働いて収入を得ること」と考えがちです。でも、それは一つの結果論にすぎません。
本当に必要なことは、理想論のように聞こえるかもしれないですが、やはり、「多くの人から必要とされること」なのです。
就職活動は大好きになれる人探しです。そして場合によっては一生付き合っていくことになる人探しなんです。
あなたが就職する先は新たな人生をスタートさせる場所であることは確かですが、だからといって、その職種や企業によってたどり着くゴールが制限されてしまうようなものではないのです。
ある仕事が自分に向いているかどうかは、やってみなければわかりません。
”向いていると思う職業”なんて幻想です。
人生のスタート地点はそれぞれ違います。でも、どこからスタートしても自分のめざすゴールにたどり着くことができるのです。
どんな会社に就職したとしても、それは自分でつくり始める人生の入り口にすぎません。向いている職業を探すのはやめて、興味が持てる会社を探してみてください。
第三期
人間は目の前に壁があると、どうしてもその壁を乗り越えることだけに集中してしまいます。実は乗り越えることよりも、どう乗り越えようとしたかのほうがはるかに重要なのです。
眼の前に現れる壁は、一見あなたにとって必要なさそうなものに見えても、自分が進もうとする人生にどうしても必要だから現れるのです。
”目の前にあるものに全力を注いで生きる”ことは、何よりも大切な成功法則といえるでしょう。
最短ルートや具体的手段に惑わされないで、本当の夢、目的を見つめてください。そのときが、あなたの人生の始まりなのです。
あなたにはそれを実現する力があるからこそ、その夢を持つことができたのです。
大きな夢を持つということは、大きな壁を乗り越えなければいけないことと同義です。
せっかくいい考えや大きな夢を持ったとしても、何の行動も起こさず、じっとしているだけでは何も動きません。
あなたがすべきなのは行動を始めることです。
行動の結果、何が起こるのかはわかりません。しかし、その結果が好ましいかどうかよりも、行動するということのほうがはるかに意味があると私は思うのです。
止まっている人は、止まり続けようとする。動いている人は、動き続けようとする。
第四期
失敗する人は、「才能」を頼りに夢を叶えようとするのです。
一方で、成功した人は「情熱」を頼りに夢を叶えようとします。
「何をやれば成功できるか」ではなく、「自分がどうしてもやりたいことは何か」を考えているということです。
才能とはあらかじめあるものではなく、自らの努力で開花させるものです。そして、才能を開花させるものは、開花させようとする「情熱」なのです。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。