「好きなことしか本気になれない。人生100年時代のサバイバル仕事術(南章行)」の名言をまとめていきます。
好きなことしか本気になれない
はじめに
だが、問題がある。
そんな「たったひとつの正解」は、この世界のどこにも存在しないことだ。
正解はない。何事も単純には解決できない。
これこそ僕たちが今、生きている世界だ。
でも、そこであきらめて、「こんなもんさ」と言った時点で「試合終了」だ。
「正解はなくても変えていく」と決めて、選んで、行動しなければ、
永遠に水は淀んだままだ。
選んだ道を自分で正解にしていく──それはまさにセルフリーダーシップだ。
第1章
事実を押さえるとはつまり、
情報を「自分ごと」として考え、咀嚼し、それに対応することだ。
自分が好きで自分に合っている生き方、働き方でなければ長くは続かない。
「唯一無二のスキルをひとつ持つ」という発想は捨ててしまおう。
個人のスキルと価値観は、どんな仕事にも応用がきく。
不確実な時代に無理やり長期プランを立てると、方向転換のタイミングを逃したり、
間違ったキャリアプランにいつまでもしがみついたりする羽目になるだろう。
あなたが80歳まで働けるような目標を設定してくれる企業は存在しない。
目標を自分で設定し、課題も自分で見つける。今後はこれが当たり前になっていく。
第2章
就活の時点で「一生の仕事を見つけた!」と言っている学生を見かけると、
よくもまあ自分の能力や判断力をそこまで信じられるものだと、
その無邪気さに驚かざるを得ない。
自分探しはいらない。
「人と違っていること」がゴールになると、自分らしさを見失う。
どんな仕事でも本気でやるのが鉄のルールだ。
あなたがベテランであるならなおのこと、目の前のことを本気でやってみてほしい。
意思決定とは、論理的な帰結による判断ではなく、正解がわからないなかで、
意思の力で決めることだ。
そして、その結果を自分自身で受け止めることだ。
第4章
段取りなんか忘れて、目の前のことを本気でやるのは、何よりも楽しい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。