「八甲田山 死の彷徨(新田次郎)」の名言・台詞まとめ

「八甲田山 死の彷徨(新田次郎)」の名言・台詞をまとめていきます。

 

八甲田山 死の彷徨

序章

「地図は万能ではありません」
「地図以上のものと言ったら人間です」

 

「精神だけであの寒さに勝てるものですか」
「胸まで埋もれてしまうようなあの深雪に勝てるものですか」

 

「第一に旅団や師団の場当り主義的浅慮に操られることを懼れ」
「第二には雪を怖れ、第三には雪に踏みこんで行く人々を恐れています」

 

第一章 雪地獄

しかし、休むより、ゆっくりではあるが歩いていたほうがいい。

 

「将校たる者は、その人間が信用できるかどうか見極めるだけの能力がなければならない」

 

「隊長がやられるということは、小隊が全滅するってことです」

 

「一生懸命に泳げ、愚図愚図していると第二の雪崩が来るぞ」

 

第二章 彷徨

「だいたい山というものは優しい姿をした山ほど怖ろしいものだ」

 

「吹雪という敵がひかえており、突風という伏兵が現われ、寒気という賊が忍びこんで来て」
「身体の熱を奪うものであることを、周知せしめていただきたいんです」

 

彼は機関の一部に大きな疵を発見しながら、
その部品を取り替える余裕もなく走り出さねばならない機関士の気持で立っていた。

 

「雪の八甲田山だ、なにが起るか分からない…」

 

だがすべては終った。
結論は出たのである。

 

生きる望みを失った場合は死ぬしかなかった。

 

第三章 奇蹟の生還

「絶対に途中で見たことは口外してはならない」
命が惜しければ黙っていることだ」

 

「兵隊なんていうものは勝手なものだ」
「おれたちのことを虫けらぐらいにしか思っていない」

 

二梃の銃が行方不明になったということは、
二人の兵が行方不明になったことより重大事件なのだ。

 

終章

「いや、第5聯隊は勝ったのだ」
「199人という尊い犠牲を出してこの戦いに勝ったのだ」

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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