「2020年6月30日にまたここで会おう(瀧本哲史)」の名言まとめ

「2020年6月30日にまたここで会おう(瀧本哲史)」の名言をまとめていきます。

 

2020年6月30日にまたここで会おう

第一檄

日本にはいろいろまだ、過去の伝統もあるし基盤もありますから、
むしろチャンスがあるんじゃないかと思ってます。

 

いくら(1人の)カリスマが生まれても、世の中あんまり変わらないんですよね。

 

誰かすごい人がすべてを決めてくれればうまくいく、という考えはたぶん嘘で、

 

「みなが自分で考え自分で決めていく世界」をつくっていくのが、
国家の本来の姿なんじゃないかと僕は思ってます。

 

自分で考えてない人は、人じゃない。

 

たとえ本が長い時間をかけて100万部売れても、その100万人が何も変わらないより、

 

たった10部しか売れてないけどその10人が何か大きなことをしてくれたほうが、
僕にとってははるかに嬉しいし、世の中的にも価値があるでしょう。

 

第二檄

学問や学びというのは、答えを知ることではけっしてなくて、
先人たちの思考や研究を通して、「新しい視点」を手に入れることです。

 

「わかりやすい答え」を求める人向けにインスタントな教えとかノウハウを提供するのって、
簡単だけど意味ないんですね。

 

 

「どこかに絶対的に正しい答えがあるんじゃないか」と考えること自体をやめること。
バイブルとカリスマの否定というのが、僕の基本的な世界観になります。

 

薀蓄や知識をひけらかすために教養があるのではありません。
自分自身を拠りどころとするためにも、真に「学ぶ」必要があるんですよ。

 

民主主義の社会では、銃や鉄砲で政府を倒す必要はありません。

 

第三檄

非合理が一部の人の都合で温存されてしまうと、結局、みんなが不幸になるだけです。

 

世の中が変わるかどうかっていうのは、若者であるみなさんとみなさんに続く世代が、
これからどういう選択をするか、どういう「学派」をつくっていくか、で決まるんですよ。

 

第四檄

「僕がかわいそうだからどうにかしてほしい」ではなく、
「あなたが得をするからこうすべきだ」。これ、交渉の超基本になります。

 

人は金額なり条件なり枠組みなりを相手から先に提示されると、そこを基準に考えてしまう。

 

世の中の交渉の多くは、
交渉する相手を合理的な判断ができる人という前提で進めるわけですが、
じつは非合理な考えをする人ってむちゃくちゃたくさんいるんですね。

 

相手が人間だと思うから腹が立つんだ。
相手を猿だと思えば腹は立たない。

 

交渉の本質というのは、どっちかというと「情報戦」に近くて、
いかに相手側から情報を集めるかで決まるんです。

 

第五檄

「なぜ日本にはリーダーがが育たないのか?」

 

そうじゃなくて、今は、
「どうすれば日本に『小さなリーダー』たちが育っていくのか?」を考えていくべきです。

 

社会変革というのは、ひとりの大きなカリスマをぶち上げるよりも、
小さいリーダーをあちこちにたくさんつくって、

 

その中で勝ち残った人が社会でも重要な役割を果たしていくというモデルのほうが、
僕は、はるかに健全だと思っています。

 

失敗は織り込み済みなんです。
それでも悲観することなく行動できるかどうかを、みなさんに問いかけているんですよ。

 

第六檄

アイデアなんてものに価値はなくてですね、
それをやるメンバーの実行力とかのほうが、はるかに重要なんです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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