「medium 霊媒探偵 城塚翡翠(相沢沙呼)」の名言・台詞をまとめていきます。
medium 霊媒探偵 城塚翡翠
プロローグ
「先生──、わたしはたぶん、普通の死を迎えることができないのだと思います」(城塚翡翠)
「予感がするのです。この呪われた血のせいかもしれません。妨げようのない死が、すぐそこまでこの身に近づいているのを感じるのです」
「わたしの予感は、絶対です」(翡翠)
第一話
「霊能者が、全能だとは思われないことです」(翡翠)
「お願いします。わたしの力を使って、誰が倉持さんを殺したのか、その犯人を突き止めてほしいのです──」(翡翠)
「漠然と感じているものを、こうして改めて言葉で説明するのって、難しいですね」
「わたしにわかる未来は、自分の最後のときくらいなものです」
死んだものの意識がそのまま停滞するというのなら、その恐ろしい感情は、永劫に消えることがないのだろうか? 停滞とは、終わらないことだ。始まることもなく、終わることもない。(香月史郎)
「死者の提示する謎を、先生が解き明かしてください──」(翡翠)
人は、簡単に死に取り憑かれてしまう。そこから救われる術は、どこにあるのだろう。(香月)
「人が死んだあと、どうなるのかなんて、本当は誰にもわからない。確かめようとする資格なんて、わたしたちは持っていないのかもしれない」(翡翠)
死者が安らぐことはない。けれど、生者に寄り添うことは、できる。今は、死よりも、生を考えよう。(香月)
第二話
「わたしの血は、これまでにも多くの死を呼び寄せてきました。それが、この異質な力の代償なのでしょう。その運命からは、逃れることができません」
「たぶん、わたしはその報いを受けるのだと思います」(翡翠)
霊視では、一瞬だったのだ。だが、それを証明するための論理を構築することの、なんと煩わしいことか──。(香月)
たった一言で、己の人生が反転してしまう瞬間というのは、誰にでも等しく訪れるものなのかもしれない。(香月)
「人を殺さずにいられる人間というのは、ただその不運が訪れていないだけで、そこに特別な差はないのかもしれません」(香月)
第三話
命を無惨に奪われた者を宿せば、悪夢を見続けるようになるのだ。(翡翠)
「先生にはわからないんです。世界のあらゆる人々から、拒絶と否定を繰り返される苦しみは……」(翡翠)
最終話
「先生、ぎゅってしてあげます」
「遠慮しなくていいんです。つらいときには、わたしがぎゅってしてあげます。それが、いちばん効くんです」(翡翠)
「予感が運命だというのなら、それに抗うためには、先手を打つしかない」(香月)
「人間は自ら謎を解いたり、秘密を見つけたりすると、愚かにもそこにそれ以上の謎や秘密があるとは考えないものなのです」(翡翠)
最後まで読んで頂きありがとうございました。