今働いている会社を辞めたいと考えている人は多いと思います。その時に考えるべき大切なことは何だろうか?
今回はこの件について紹介していく。
会社を辞める時に考えるべき唯一のこと
最初に書いておきますが、ここから書くことは転職の方法ではありません。あくまで会社を辞める時に考えるべきことの紹介です。
方法を知りたい方は、この後を読んでもあまり参考にはならないでしょう。
「会社を辞めたい人は何を考えているでしょうか?」
おそらくは今働いている会社の悪い点、もしくは不満点ばかりを考えていると思います。そしてそれは、その人にとっての真実なのでしょう。
「転職先の会社について何を考えているでしょうか?」
おそらくは今働いている会社の悪い点、もしくは不満点が解消された姿を想像していると思います。そしてそれは、その人にとっての真実なのでしょう。
その通りになる人がいるのは事実です。しかし多くの人は「こんなはずでは無かった」という結論に達するでしょう。
もし悪い点しか無い会社だとしたら現在まで続いていない。よほどのブラック企業でなければ、あくまで悪い点とは「あなたにとっての悪い点」となります。
ここで例を一つ考えてみます。
今の会社は「安定している」が「未来が無い」と不満を感じている。
転職先の会社もしくは独立した場合、「安定していない」が「可能性がある」と感じてる。
初めにも書きましたが、よくあるパターンとして、今の会社は不満点を、未来の会社は良い点を考えがちになる。
逆の言い方をすれば次になる。
今の会社は「未来は無い」が「安定している」
転職先の会社もしくは独立した場合、「可能性はある」が「安定していない」
同じ言葉なのに、全然イメージが変わってくる。
これはコップの水理論で知ってる人も多いだろう。
コップに水が半分入っていた場合、「まだ半分残っている」と考えるか、「もう半分しか残っていない」と考えるか。
事実は「コップに水が半分入っている」だが、真実は人によって異なるのだ。
ここまできて身も蓋も無いことを書くが、会社を辞めること、転職すること、独立することが成功するかなんて分からない。
何をもって成功なのか、何をもって失敗なのか、現実的な問題が解消するのかなど、そんなものは実際にやってみなければ分からない。
ここからが今回の主題だが、なら会社を辞める時に考えるべきことは何だろうか?
それは「結果がどうなろうと、後悔することはあるだろうか?」という結論となる。
私は高校卒業後、上場企業で働きましたが、25歳の時に退職しています。その後もたくさんの転職をしましたので、人から見れば失敗となるでしょう。
しかし私自身は失敗と考えたことはありません。なぜなら「初めの会社を辞めなければよかった」と後悔したことが一度も無いからです。
安定は無くなりました、苦労もしました。しかし「だからこそ今がある」と考えて、日々を過ごせています。
最後に繰り返しますが、会社を辞める時に「失敗しても後悔することは無い」と考えられたら、自信を持って次に進めるはずです。
逆に「失敗したら後悔する」とか「失敗するはずがない」と考えているなら、今の場所にいる方が幸せでしょう。
実際の転職先の決め方は別の記事に書いていますので、興味があったら読んで下さい。
最後まで読んで頂きありがとうございました。