学校卒業後の就職にしろ、転職にしろ、自分が働く会社を決める時に一番大切なことは何だろうか?
今回はこの件について考えていく。
就職先を決める時に一番大切なこと
多くの人が会社を選ぶ時、目的と手段が明確にされておらず、間違った選び方をしていると捉えている。
私自身も多くの転職を経験したため、このミスを体験として知っている。
最初に質問です。あなたが会社選びの時に大切にしているポイントは何ですか?
給料の多さでしょうか?
就業時間(残業の少なさ)でしょうか?
福利厚生の充実度でしょうか?
会社の伸び代でしょうか?
自分のやりがいでしょうか?
多くの人がこのような実質面を優先していると思います。
しかしそもそも、なぜ会社に就職しないといけないのでしょうか?
もちろん「生活のため」と答える人が多いでしょう。しかし現代において、必ずしも会社に就職しなくても、最低限の生活でいいなら方法はいろいろ存在する。
その中で就職を選ぶのはなぜでしょうか?
安定した生活を得るためでしょうか?
将来の不安を無くすためでしょうか?
場合によれば世間体でしょうか?
私の経験上、だいたいの人がこのようなことを深く考えず、有名企業や給料の高い所を選択する。または入れればどこでもいい的な発想の人もいるかもしれない。
最初のポイントに戻るが、やはり「目的」と「手段」が明確にされていない。
有名企業に入るのも、給料が高いのも、正社員になるのも、ただの手段でしかない。しかし多くの人にとってはこれ自体が目的となり、その先を全く考えていない。
やはり働く目的は、「自分の幸せ」でなければならない。
決して、有名企業に入ることも、給料が高いことも、正社員になることも目的ではない。
順番として「自分の幸せのために選択する」のであって、「これを選択すれば自分が幸せになる」訳では無い。
もちろんそのレベルに達しておらず、選びようが無いと感じている人がいるかもしれない。
しかし就職先を選ぶ時には、「就職後の自分が幸せになれるか?」というという問いかけだけは忘れずに行いたい。
最後に就職先を選ぶ時に参考になる、鈴木祐著「科学的な適職」より一節を抜粋する。
「いかに憧れの会社に入ろうが、才能を生かせる仕事を選ぼうが、その結果不幸になってしまったらどうにもなりません」
最後まで読んで頂きありがとうございました。