シャーロック・ホームズの名言まとめました

シャーロック・ホームズの事件簿

高名の依頼人

仕事の選別

「お言葉ですが、ぼくのおひきうけする事件では、謎は一方の側にだけあればじゅうぶんです。それが両方の側にあっては、事は混乱をきたすだけ。というわけですから、せっかくですがサー・ジェームズ、この件はお断りするしかありませんね」

本当の依頼人が高名のため、仲介で来た人物は話そうとしなかった。
それを聞いたホームズは、依頼人側が謎の事件は受けれないと断るのだった。

女性の感情

「わかるもんか。女性の感情、女性の心、そいつはつねに男にとっては解きがたい謎さ。殺人でさえも大目に見、犯人の釈明を聞き入れることがあるかと思えば、もっとちっぽけな、けちな犯罪に腹をたてるってこともありうる」

女性の感情の動きは、理屈通りではいかないことを語るホームズ。
このために女性嫌いになっているのだった。

依頼人

「忠実な友人にして、侠気ある紳士さ。それでいいじゃないか、さしあたっては。いや、ぼくらにとっては、永久にそれでじゅうぶんだよ」

依頼人が誰か分かったので、喜んでホームズに話そうとしたワトスン。
しかしホームズはそれを知る必要はないと諭すのだった。

マザリンの宝石

頭脳

「ぼくは頭脳人間だからね、ワトスン。ほかはただのつけたしだよ」

食べ物を余り食べないようにしているホームズ。
頭脳を使っている時は、消化に使うエネルギーも無駄と考えるのだった。

三破風館

心理的分析

「ひとつ純粋な心理的分析という手法によって、もうすこしその謎に迫ってみましょう」

ホームズが依頼人に対して話したことになる。このアプローチは珍しい?

ごろつき

「ごろつきを雇ってぼくを脅かせば、怖れて手をひくと思っておいでのところが、ですよ。危険を恐れてひきさがっていては、ぼくのような商売は成りたちません」

相手の知性が曇っていると語るホームズ。
ごろつきに脅かされたぐらいで手を引くと思われたことに、少し怒っている?

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サセックスの吸血鬼

幽霊

「世のなかは広いんだ。幽霊まで相手にしちゃいられないよ」

事件が吸血鬼とか幽霊とか、そちら方面に進みそうになっていた。
そんな時、ホームズが冗談っぽく言ったことになる。

単刀直入

「何事も単刀直入がいちばんです」

依頼人はホームズが気付いていることを知り、嘘をついていたことを自白した。
それに対してホームズは、ズバリと言い切ったのだった。

仮説と経過

「まあそうでしょうね。ひとはだれしもまず仮説をたてておいて、時の経過なり、あるいは、より詳細な情報なりが、その仮説を打ち砕いてくれるのを待ちたがるものなんです」

ホームズが依頼人に対して話したことになる。
情報がそろっていないのに、結論を急ぐ人への忠告でもあるだろう。

推論と事実

「はじめに頭のなかで組みたてたその推論が、それぞれ独立した一連の出来事によってひとつひとつ裏づけられてゆくと、それまで主観的な推論でしかなかったものが、やがて客観的な事実へと変容する、そこでようやく自信を得て、ゴールに到達したと言いきれるわけです」

ホームズの推理論の一つになる。それぞれで意味を汲み取ってください。

ソア橋の怪事件

伝染

「推理能力というのは、どうやら伝染するらしいね、ワトスン」

新しい事件が舞い込んできたことを、ワトスンに当てられたホームズが話したこと。
これは推理というより、単にホームズが分かりやすいだけかも。

調査料

「ぼくの調査料は、一定の基準にもとづいています。それを変えることはありません。ただし、場合によっては、まったく申し受けないこともありますがね」

依頼人は金に糸目をつけないと話してきた。
それを聞いたホームズは、特別料金はもらわないと話しながら、場合による点も匂わせる。ホームズはたまに金持ちに、法外な報酬をふっかけるのだった。

興味

「せっかくですが、ギブスンさん、べつに人気をあおってもらおうとも思いませんので。意外に思われるかもしれませんが、むしろぼくは、名前が出ないほうが動きやすい。それに、ぼくが興味をそそられるのは、あくまでも事件そのものでしてね」

名声について語る依頼人。それに対してホームズは、さも興味なさげに返すのだった。

捨て台詞

「ぼくにそういう捨て台詞を吐いていったひとだって、これまでに何人もいましたがね。見てのとおり、まだぴんぴんしています」

ホームズによくある捨て台詞を吐いた依頼人。
それに対してホームズは、冷静に事実をもって返すのだった。

真実

「無縁か、そうでないか、それを決めるのはぼくの役目です。そうでしょう?」
「真実ですよ」

事件に関係が無いとして、なかなか話そうとしない依頼人。
それに対してホームズは、全ての真実を話すようにうながすのだった。

事実の一貫性

「こういう捜査では、あらゆる事実に一貫性があるかどうかを見なきゃいけない。首尾一貫しないところがあれば、そこに欺瞞があると疑ってかかる必要があるんだ」

事件全体を考えた時、少し引っかかりを感じているホームズ。
そしてその点をワトスンに語っているのだった。

這う男

飼い犬

「いまぼくが犬について考えてることも、それと似たような面があるのさ。飼い犬はその家の生活をそのまま反映する。陰気な家には、陽気にじゃれつく犬はいないし、明るい家庭には、悲しそうな犬はいない」

ホームズにおける飼い犬の考え方になる。
見方を変えれば、陽気そうな家でも犬が陰気だと、別の側面があるのかもしれない。

ちっぽけな事柄

「きみはあいかわらずだね、ワトスン! もっともちっぽけに見える事柄こそが、なにより重要な問題を左右するってこと、これがきみにはいまもわかっていない」

些細な出来事を軽視するワトスン。ホームズはそれこそが大切と指摘するのだった。

自然への抵抗

「ひとは<自然>を征服しようとして、かえってしっぺがえしを食らうものなんですね」

ある状況を見て、ホームズが語ったことになる。多少ネタバレになるので意味は省略します。

覆面の下宿人

自分の命

「人間はひとりで生きているのではありませんよ。自分の命だからといって、それをもてあそぶことは許されません」

自分の命を軽視する人物に対して、ホームズは優しさと厳しさを持って語るのだった。

隠退した絵の具屋

失意

「あの男の身の上こそ、人間社会の縮図じゃないのかね? ひとはみな手をのばす。つかみとる。ところが、最後に手のなかに残るのは、なにか。まぼろしだよ。いや、まぼろしよりもなお悪い──失意だ」

惨めに見える老人がホームズに依頼にきた。
その人物を見たワトスンに対して、ホームズが語るのだった。

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ワトスン

「まあまあ、気を悪くしたもうな。ぼくが仕事に私情をさしはさまないことぐらい、承知のはずだろう。きみだからこそ、そこまでの成果が挙げられたんだよ。そこまでできるものは、まずいないさ。だが残念ながら、肝心なところを見落としてきたってこと、これは否定すべくもないな」

ワトスンにある依頼をしたホームズ。褒めているのか、けなしているのか分からない。

事件簿

「ワトスン、きみはこれをわれわれの事件簿に入れておきたまえ。いつの日か、真実を語るときもあるだろう」

事件を解決したホームズだが、全ての成果を警察に譲り渡した。
ただしワトスンの小説により、真実が語られる日がくるのだった。

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最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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