シャーロック・ホームズの名言まとめました

回想のシャーロック・ホームズ(1/2)

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「シルヴァー・ブレーズ」号の失踪

「じつをいうとね、これは新たな証拠をつかむことよりも、むしろ、すでに知られている事実をいかに取捨し、選択していくか、その点にこそ推理という技術を生かすべきだという、そういう事件なんだ」

事件の内容についてワトスンに話すホームズ。
いろんな人がいろんな情報に振り回されている事件は、よくありますね。

「わかっただろう、想像力の値打ちってものが」
「気の毒だがグレゴリーのせんせいに欠けてるのは、その想像力なのさ」
「われわれはまずなにがあったかを想像し、その想定にもとづいて行動し、そしてそれが正しかったことを確認した」

ある証拠を見つけたホームズがワトスンに語ったこと。
何も分からずに調べるのと、目的を持って調べるのでは、全然違いますからね

マズグレーヴ家の儀式書

「きみがはじめてぼくと知りあって、『緋色の研究』として記録に残してくれたあの事件のころでさえ、たいして儲かるというわけじゃないにしても、いちおうの地歩は確立して、得意先もかなりついていたんだ」
「だから、それ以前にぼくがどれだけ苦労したか、たぶんきみには想像もつくまいし、ようやくこれが仕事として軌道に乗り、前を向いて進めるようになるまでに、どれだけ長い辛抱を強いられたかも、きみに察してもらうのはむずかしいだろう」

探偵を始めた当時の苦労を、ワトスンに話すホームズ。
ホームズシリーズの中でも苦労話は珍しい。

「すくなくともこれは、もうひとつの謎を提供してくれてるよ」
「しかもその謎は、はじめの謎よりもさらに興味ぶかい」
「いっぽうの謎が解ければ、それがそのままもういっぽうの謎の解答となる、そういうことも考えられるね」

ある文章を見せられた時、ホームズが話したこと。
不思議な文章の出現に喜んでいる。

「こういう場合にぼくがいつもとる方法、きみなら知ってるだろう、ワトスン」
「自分をブラントンの立場に置いてみるのだ」
「まず手はじめに、対象とする人間の知力の程度を見きわめる」
「そのうえで、自分がおなじ状況に置かれたら、どんなふうに問題に取り組むだろうかを想像してみる」

問題に行き詰まり、初心に戻って考え直すホームズ。
相手の立場とはよく言われるが、「相手の知力に合わせる」という発想は面白いですね。

ライゲートの大地主

「運命はきみに味方しないようだな、ワトスン」

ワトスンから事件に関わらないように言われるホームズ。
ホームズ自身も関わらないと言っていたが、警察から協力を依頼されてしまって。

「事件はますますおもしろくなってきたよ」
「ねえワトスン、きみのすすめてくれた田舎の旅は大成功だったね」
「じつに気持ちのいい朝を過ごさせてもらっている」

事件に関わることが出来て、生き生きしているホームズ。
ワトスンのすすめる静養は別のものだったが。

背の曲がった男

「正義が行われるようにするのは、万人の義務だからね」

ある人物に対して、「正義」という言葉を使うホームズ。
ただホームズにとっての正義は、世間の法律と同じとは限らない。

寄留患者

「そちらがぼくをごまかそうとなさっているかぎり、こちらもご相談に応じるわけにはいきまんね」
「アドバイスなら、こう言っておきましょう──真実をお話になることです、と」

相手の話しに納得出来ないため、相談に応じることを拒否するホームズ。
これは相手が誰であろうと変わらない、ホームズの一貫した姿勢となる。

ギリシャ語通訳

「なぜって、兄弟のマイクロフトが、ぼく以上によくその資質をそなえているからだよ」

自分の能力は遺伝によるものが大きいと、ワトスンに語るホームズ。
理由として兄の存在を挙げているが、ホームズに兄がいることを知らない人は多いのでは?

「ぼくはね、ワトスン。謙遜を美徳のひとつに数える一派に与しないんだ」
「厳密な論理家にとっては、あらゆる事象はすべてあるがままにとらえられるべきであって、自分を過小評価するというのは、自己の能力を誇大に評価するのとおなじく、真実から遠ざかるものにほかならない」

謙遜という行為を否定するホームズ。
これを読むと、イギリスにも謙遜を美徳とする一派がいるのですね。

「ぼくが言ったのは、彼が観察および推理にかけてはぼくよりすぐれている、ということさ」
「探偵術というものが、安楽椅子にかけたまま推理を働かすことで始まり、かつ終わるものであるのなら、それなら兄は古今に比類ない大探偵になっていただろう」

ホームズの兄に対する評価になる。見方を変えれば、自身の探偵術に対する自負とも感じる。

「まあね。すでにこれだけの事実が判明してるんだから、残りがつきとめられなければ、むしろ不思議なくらいさ」

依頼人から事情を聞き、捜査を始めるホームズ。
ワトスンに対して、いつものように自信を語っている。

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