「宮本武蔵」より宮本武蔵の名言まとめました

「宮本武蔵(吉川英治)」より宮本武蔵の名言をまとめていきます。

宮本村の武蔵は又八と一緒に関ヶ原の戦いに参加するが、敗残の兵として落ち延びる。
途中で母娘に助けられ一年を過ごすが、宮本村に帰ることを決意するのだった。
後の剣豪・宮本武蔵の物語。

1巻

天と恥

「やかましい。おれは、天に恥じない」

沢庵に今までの行いを問われる武蔵。
敗残兵としていろいろと問題を起こして来て、現在は沢庵に捕まり木に縛られている。
しかし宮本村に帰ってきた目的から、自分の行いは恥じていない。
初めのうちはかなり粗暴だが、生粋の悪人では無かった。

野獣と人間

生まれながらの俺は決して野獣ではない、人間だった。

自分のために姉が捕まっているため助けようとする武蔵。
しかし番所の人数から恐れを感じ、また恐れを感じている自分に戸惑っている。
自分が生まれながらの野獣ではなく、普通の人間で合ることに気づいていく。

会わず

「いや、もう会ったも同じでござります。会いますまい」
「せっかく、大死一番して、かように生れ甦って、修行の第一歩に向おうと、心を固めております門出」

沢庵の斡旋により城の中で3年間、書物に埋もれて生活をしていた武蔵。
修行のため旅立つ日に姉の無事を聞く。
会いに行くことをすすめる沢庵に、武蔵はあえて会わない選択をする。

剣の道

「これに生きよう!」
「これを魂と見て、常に磨き、どこまで自分を人間として高めうるかやってみよう!」
「沢庵は、禅で行っている。自分は、剣を道として、彼の上にまで超えねばならぬ」

修行に旅立つ武蔵にあるのは、腰の刀のみ。
しかしそれゆえに、剣の道に進むことの誓いを立てる。

誘惑

「これからが宮本武蔵(たけぞう)の」
「いや名を武蔵(むさし)と改めたこの身の大事な一日一日、修行のほかに、なんの心もない」

旅立ってすぐの武蔵の前に、お通が着いて行きたいと懇願する。
約束では合ったが、修行のため断る武蔵。
それでも引き下がらないお通に対して、武蔵の選んだ選択は?

強さと世間

(俺が強いのか、先が弱いのか)

「わずか二十文か百文の雑器を作る翁にさえ、じっと見ていると、武蔵は、怖いような三味境の芸味と技を感じさせられる」
「それで生活を見れば食うや食わずの貧しい板屋囲いではないか」
「社会がどうして甘いものであろうはずはない」

京都に修行に来て道場を回っているが、予想以上に弱いと感じる武蔵。
自分が強いとも考えたが名もない老人の技を見て、自分の思い上がりを諌めていく。

野望

(偉大な生命になりたい。人間と生まれたからには)

清水寺の三年坂を登り、洛中を見渡す武蔵。
改めて自分の野望に思いを馳せる。
「強くなりたい」では無い所が、武蔵の人と違う所だろうか?

我流と師

「我流でございます」
「後に志を抱きましてからは、天地の万物を以て、また天下の先輩を以て」
「みなわが師と心得て勉強中の者でござります」

宝蔵院の道場に来た武蔵。
流派を聞かれた時、幼少の頃に少し習ったが我流であることを伝える。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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